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産科院長が飲酒し出産手術乳児は一時生命危機厚労省「あり得ない」

2021-08-05 08:07:10 | ニュース
産科院長が飲酒し出産手術 乳児は一時生命危機 厚労省「あり得ない」
2021/08/05 05:00

(毎日新聞)
 初めての出産。しかも、難産の緊急手術を迫られた母親の前に、酒気を帯びた医師が現れた――。

 愛知県豊橋市の産婦人科・小児科医院「マミーローズクリニック」の男性院長(68)が飲酒後に出産手術をしていたとして、市保健所が同院に注意喚起と改善を求めていたことが4日、保健所などへの取材で判明した。生まれた乳児は頭部に血がたまり、肺や心機能が低下して別の病院に入院し、一時生命の危機に瀕(ひん)した。憤る父親に院長は「別に酔っ払うほど飲んでいないので、お茶代わりに飲んでいた」と答えた。飲酒が手術に影響を与えたかは不明だが、厚生労働省は「常識的に考えてあり得ない」と話している。

 出産に立ち会った40代の父親は取材に対し、「医師は赤ら顔で出産に立ち会い信じられなかった。人命を何だと思っているんだ」と話しており、刑事告訴や民事訴訟も検討している。


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