帰ってきた「アイーン」…志村けんさん銅像、出身地・東村山で除幕式
2021/06/26 11:38
(読売新聞)
新型コロナウイルスによる肺炎で、昨年3月に70歳で亡くなったコメディアン・志村けんさんの銅像が完成し、26日、出身地の東京都東村山市で除幕式が行われた。
銅像のポーズは、志村さんの定番ギャグ「アイーン」がモチーフ。志村さんがふるさとの民謡「東村山音頭」をアレンジしたギャグで市の名前を広めた功績をたたえ、1977年に西武線東村山駅東口に植樹された3本のケヤキ「志村けんの木」のそばに設置された。
志村さんの死後、市内の有志が「地元が生んだスーパースターの姿を銅像にとどめたい」と設置に向けて実行委員会を設立。インターネットを通じて制作費などを募り、全国のファンなどから目標額(2400万円)を上回る2700万円余りが寄せられた。