接種後に急性アレルギーなどの29人、国が初の救済へ…医療費と手当支給
2021/08/19 20:58
(読売新聞)
厚生労働省は19日、新型コロナウイルスのワクチン接種後に急性アレルギー反応などの症状が出た20〜60歳代の男女29人について、症状は接種が原因と認定し、医療費や手当を支給すると決めた。新型コロナワクチン接種後の健康被害で国が救済するのは初めて。
この日開かれた厚労省の有識者検討会で、救済制度の適用を求めた41人について審査が行われた。認定された29人については、医療費の自己負担分と医療手当(月額3万5000〜3万7000円)の給付手続きが進められる。残る12人は保留となった。