記事抜粋ーーーーーーーーーーー
福井県坂井市丸岡町の山里、竹田地区の集落には、成人男性の胸の高さほどの雪が積もっていた。2月6日夜から7日朝にかけて、集落を南北に走る国道364号では車9台が立ち往生し、乗っていた14人は地区の竹田コミュニティセンターに避難。手助けに奔走した地元住民は、雪で動けなくなった全員が避難を終えたと思っていた。しかし、実際は集落の南にあるトンネル付近で2台が雪に埋もれ、そのうち1台が、車内で一酸化炭素中毒死した富山県の男性(19)の軽乗用車だった。
中略ーーーーーーーーーー
一方、JAFの救援を待っていた男性は、7日午前9時半ごろ110番通報した。県警通信指令課と坂井署は、男性は体調不良を訴えておらず、エンジンも切っていると答えたため一酸化炭素中毒対策をしていると判断、注意は促さなかったという。県警生活安全部の齊藤正彦管理官は、今回の大雪を教訓に「降雪時に立ち往生した場合、一酸化炭素中毒への注意を確実に指導するようにした」とする。
教訓が一杯になった。
今までに体験したことのない。
聞いたことのない。
恐ろしい出来事。
それは、静かにあっという間に押し寄せてくる。
「〇〇だろう」と解釈するのは、危険。
良い方に解釈したくなるのが世の常。
誰も責めることはできない。
最終的には、運があったか。
無かったか。