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東京五輪祭典のあと何を残す会場利用など重い課題

2021-08-09 23:26:33 | ニュース
東京五輪 祭典のあと何を残す 会場利用など重い課題
2021/08/09 20:47
新型コロナウイルス禍で開催された東京五輪が閉幕し、そのレガシー(遺産)の真価がハードとソフトの両面で問われることになる。巨額の整備費を投じながら、無観客となった競技会場は大会後の活用方法が迷走。今大会が掲げた「多様性と調和」という理念の達成も十分とは言い難い。それでも、トップアスリートたちの努力の軌跡は希望をもたらした。困難の中での祭典をやり遂げた今、宴のあとの重い課題に向き合う時期に突入した。

「聖地」の将来像
8日午後10時15分、東京・国立競技場。17日間にわたり灯(とも)された聖火が消え、新たな五輪の「聖地」が誕生した。だが、1569億円を投じて整備されたメインスタジアムの将来像はぼやけたままだ。

政府は当初、球技専用に改修する方針を決めていた。しかし、ワールドアスレチックス(世界陸連)が国立での世界選手権開催を希望。一転、トラック存続の方向での再検討が進むことになった。大会後の維持費は年24億円が見込まれるものの、年間収支の見通しはいまだ示せずにいる

「トラック撤去では社会の理解も得られない。五輪が無観客となったことは、議論に影響を与える」。大会関係者がこう指摘するように、施設などハード面のレガシーをめぐる議論が今後、本格化していく。


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