鶴岡八幡宮で宮司による「私物化」「女性関係」が問題に 神職が続々退職
2021/07/19 05:56
(デイリー新潮)
源頼朝も崇敬したことで知られる鎌倉・鶴岡八幡宮で神をも恐れぬ騒動が起きている。トップの宮司が神社を私物化し、「女」までいると告発されたのだ。
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鶴岡八幡宮の起源は平安時代にまで遡る。源頼朝の祖先にあたる頼義が京都にあった石清水八幡宮を勧請(神の分霊を移し祭ること)し、その後、頼朝が現在の地に遷(うつ)したのである。
そんな由緒正しき神社の神職が続々退職しているという。発端は、20年以上にわたり鶴岡八幡宮に君臨してきた吉田茂穂宮司(79)にまつわる怪文書だ。
「1年ほど前に、鶴岡八幡宮の総代で千葉商科大学教授である宮崎緑さんのところに怪文書が届いたそうです」
とは、事情を知る鶴岡八幡宮の関係者。
「そこには、とある女性と宮司が親密な関係にあり、神社から月に80万円もの報酬が支払われているということが書かれていた。宮司と女性が食事をする写真も同封され、他の総代にも同様のものが送られていました」
怪文書に書かれたのは境内にあるカフェを運営する40代の女性だった。
「2年前にカフェをオープンする際、運営できる会社が見つからず、飲食店を切り盛りした経験があるその女性にカフェを任せた。すると、神社の中のことにまで口を出すようになったのです」(同)