「種の保存」発言批判=自民・野田氏
2021/05/24 17:49
自民党の野田聖子幹事長代行は24日の記者会見で、同党の簗和生衆院議員がLGBTなど性的少数者を指して「種の保存」に反するとの趣旨の発言をしたことについて、「種の保存をしていないと言われた人がどういう思いになるのか。政治家は言葉が大事なので考えないといけない」と批判した。
立憲民主党の安住淳国対委員長は国会内で記者団に「自民党は病んでいるのではないか。世界的な感覚をちゃんと認識してやらないと、ますます取り残される」と述べた。
共産党の小池晃書記局長も会見で「無知蒙昧(もうまい)で事実を全く分かっていない。謝罪し、撤回すべきだ」と語った。