緊急事態延長、28日決定へ 都知事は「1カ月くらい」
2021/05/26 20:44
政府は28日、新型コロナウイルス感染症対策本部を開き、東京都など9都道府県に発令している緊急事態宣言について31日の期限を延長することを決定する。菅義偉(すが・よしひで)首相は26日、関係閣僚を集め対応を協議したほか、厚生労働省に助言する専門家組織も会合を開き直近の感染状況などを分析。加藤勝信官房長官はこれに先立つ記者会見で「専門家の意見を踏まえ総合的に判断していく」と述べた。
宣言の期限が31日となっているのは北海道、東京、愛知、大阪、兵庫、京都、岡山、広島、福岡の9都道府県。延長幅は沖縄県の期限に合わせ6月20日までとする案を軸に検討している。東京都の小池百合子知事は26日、都庁で記者団に望ましい緊急事態宣言の延長幅について問われ、「1カ月くらい」と述べた。