片づかない実家 ゴミ屋敷の原因はゴミじゃない
http://www.yomiuri.co.jp/fukayomi/ichiran/20151020-OYT8T50128.html?from=y10
両親と住んでいた時、2世帯住宅だった。
1階に両親、2階に子どもの家族。
両親は大正生まれだった。
とにかく、物持ち。
要らないとゴミ置き場においておくと、いつの間にか1階の室内に戻っていた。
後も収集日には、ゴミの中から雑誌や使える品物が、家の所有物になった。
母が亡くなると、父がせっせとゴミ処分をしていた。
その後、父が亡くなった。
大量にあったのは、段ボール箱。透明のビニール袋。ちらしの紙。レジ袋。メガネ。
釘や金槌、鉈、きり、やっとこ、のこぎり、などの道具。
レシート類、領収書類、預金通帳や、カレンダー。
筆記具、ボールペン、ホッチキス、セロテープ、マジックインキ、赤鉛筆。
茶碗、食器、ラップ類、包丁、お玉、しゃもじ、等々。
布団が4組。座布団2組。手拭い、タオル、衣類。等々。
これらが3DKの部屋いっぱいにあった。
自身の荷物処分も合わせて片づけ処分に1週間、業者に来てもらって、どうにか片付いた。
今、少しずつ整理をして、少しずつ、廃棄したり業者に引き取ってもらったりしている。
越してきたころから比べたらずいぶん荷物が減った。
しかしまだまだ、余分なものが場所を占めている。
ゴミ屋敷の原因はまめに廃棄処分をしてくれる者がそばにいない事ではないかと思う。
遺書に、遺品整理屋さんに頼みなさいと書いておこうかと思っている。
しかし、それに必要な金がまだ、たまっていない。
だからまだ、逝けないのです。
渡部亜矢と申します。
私の記事をお読みいただきありがとうございます。
遺品整理、たいへんだったことと思います。
これからも少しずつ片付いていきますように。