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駆虫薬「イベルメクチン」服用で視力低下も米でコロナ治療目的の使用に警鐘

2021-09-06 06:35:25 | ニュース
駆虫薬「イベルメクチン」服用で視力低下も 米でコロナ治療目的の使用に警鐘
2021/09/05 21:03

(BBC News)
アメリカで、馬などの家畜用の駆虫薬「イベルメクチン」を新型コロナウイルス治療薬として服用し、病院で救急治療を受ける人が出ているという。米政府は、新型コロナウイルス治療に「イベルメクチン」を使用しないよう呼びかけている。
家畜用の駆虫薬「イベルメクチン」は、寄生虫駆除の目的で人間に少量投与されることもあるが、新型ウイルス感染症COVID-19の治療薬としては認められていない。
しかし、COVID-19の治療や予防への効果がうたわれており、物議を醸している。

アメリカではこれまでにイベルメクチンの使用が一般化しており、米食品医薬品局(FDA)は先月、服用しないよう声明で呼びかけた。
「あなたは馬ではない。牛でもない」とFDAはツイート。イベルメクチンの大量使用は「危険で、深刻な害をもたらす恐れがある」と警告した。
オクラホマ州のジェイソン・マケリア医師は、同州の複数の病院で、イベルメクチンを過剰摂取した人たちが救急手当を必要として、医療機関に負担をかけていると警鐘を鳴らした。

「この薬に処方箋(しょほうせん)が必要なのには理由がある。(服用を誤ると)危険な場合があるからだ」と、マケリア医師はBBCに述べた。
医師は、「数人」がイベルメクチンを過剰摂取したことで、COVID-19患者の急増ですでに疲弊している病院スタッフの負担を増やしていると述べた。
同氏は先週、地元放送局KFORに対し、「(緊急治療室が)あまりに混雑しすぎて、銃で撃たれた被害者が必要な治療を受けられる施設になかなかたどり着けずにいる」と話していた。

嘔吐や視力低下
マケリア医師によると、イベルメクチンを服用した人が嘔吐や筋肉痛、人によっては視力低下などの症状で病院を訪れているという。
「不適切な量を服用して、COVID-19よりも深刻な状態になった人もいた」と、同氏はKFORに語った。
「『この薬を飲んで、まずいことになったらどうする』と、自問自答してください。次にどうすればいいのか、代替案は何なのか、考えてください。自分の健康に影響を及ぼす可能性のある薬の使用は、医師と一緒に判断してください」

一方、新型ウイルスワクチンの効果に否定的なアメリカの著名ポッドキャスト司会者のジョー・ローガン氏は今月1日、ウイルス検査で陽性と判定され、イベルメクチンを服用していると明らかにした。
アメリカではオクラホマなど複数の州で、従来株より感染力の強いデルタ株の感染が拡大している。
オクラホマ州の過去1週間の新規感染者数は、1万8438人に上った。


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