チャリティコンサートがあった。
4つの団体で3時間に及ぶ合唱と、オペラ。
ようやくコンサートが終わり、教会を出ると、雨がぽつぽつと落ち始めた。
足早に駅にむかうが、雨は、だんだんに大粒となり、ちょうどホームに入っていた電車に一歩
足を踏み入れたところで、「ピシャー!」と落雷。
なんと、電車が運転見合わせ。
少し待ったが、これは早々に動きそうにないと判断。
タクシーでも捕まえようということになり、駅を出た。
駅のすぐ隣の踏切は、当然、遮断機が降りていて、両方向で10台くらいが止まっている。
タクシーも3台ほどいたが、すべて迎車。
途中でうまくすれば拾えるかもとかすかな望みを持ちながら、目的地まで歩く。
「ツアーだね」と言いながら雨が上がって日差しの強くなった住宅街をスマホの地図を頼りに歩く。
一人の脱落者もなく8人のツアーは無事終了。
ビールが美味しいと、演奏会の興奮がまだ、冷めやらないので、皆、元気。
その後、参加団体合同の打ち上げ。
個性豊かなこれらの団体は、指導者が同じ。
「神尾ファミリー」と称している。
初めて顔を合わせるも、以前からの知り合いかのように、また久しぶりに会う知人には、久しぶりの挨拶が始まる。
まるで一つの団体の打ち上げのような、和気あいあいのなかで、予定の2時間はあっという間に過ぎた。
10時に直前練習があり、17時過ぎまでのコンサートだった。
つまり7時間。
打ち上げ後の2次会も、断って帰宅。
いつもなら、自宅でも少しアルコールを飲むこともあるが、今回は、それもなしで、明日の準備を整えて寝床に入った。