名古屋の中1自殺 河村市長が遺族に謝罪 再調査委いじめ認定受け
2021/08/06 22:03
(毎日新聞)
名古屋市名東区で2018年1月、市立中1年の斎藤華子さん(当時13歳)が自殺し、再調査委員会がいじめがあったと認定したことを受け、河村たかし市長は6日、遺族宅を訪れて謝罪した。
河村市長や鈴木誠二・市教育長ら市関係者4人が訪問し、華子さんの仏前に手を合わせた。「申し訳ない」と述べた河村市長らに対し、華子さんの父信太郎さん(49)は「娘と時間を返してほしい」「市教委は何のためにあるのか」などと訴えた。
謝罪後、河村市長は報道陣に「華子さんが苦しんで命を失ったのは僕の責任でもある。お父さんには一人の子も死なせない名古屋にすると伝えた。実現できるよう全力投球したい」と話した。