ふうせんのホームページ

合唱とパソコンを趣味として、つれづれなるままに、書き連ねます。

優先席

2010-02-28 08:10:08 | 日記
具合が悪く優先席に座っていた20代の若者を老人が肩をたたいて、『何で優先席に座るんだ!
席を譲れ』と強要されたそうだ。

サイトに質問を投げたところ、様々なコメントがあったという。
ベストアンサーは「優先席というのはあくまでも『優先』であって、『専用』ではありません。
一般人が着席していけない決まりはありません」というもの。

ちょっと悲しい話題。

優先席なんて、以前はなかった。
老人や妊婦、身体の不自由な人が乗ってきたら、席を譲るというのは、当初暗黙の了解
で行われていた。

疲れ気味、具合の悪い客が増え、マナーの低下も増え、優先席が設けられることになった。
優先席には、「ここを必要としている人がいたら席をお譲りください」と書いてある車両も
ある。

それでも一見して具合もわるくなさそう、携帯で何かやっている若者風やサラリーマン風の
客が堂々と座っているのを見かけることがある。
不自由そうな人や、老人などが近くに立っても譲る気配もない。

空いている時でも優先席は座りにくいと、避ける人もいるが、混んでても占領していることもある。

表面に見えない体調が悪いとか睡眠不足とか、初期妊婦とかは、優先席に座っていても
外見では判断できにくい。

老人からすれば、なんともなさそうな若者が座っていたら、腹も立つだろう。
優先席なんて必要でなくなれば、このようなことも起きない。
けれども、せめて優先席がなければ、なかなか譲ってももらえない昨今では、優先席は
一見して分かる人以外は、そこを避けるのが無難。

優先席は優先であって、専用ではないけれど、空いてる時にだけ利用したほうが、お互いに
いいと割り切って、利用してはどうでしょう。

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