土石流起点付近の斜面に「クラック」確認…今後も土砂崩落発生の恐れ
2021/07/04 11:04
静岡県熱海市伊豆山で発生した土石流で、県が4日朝までに行った現地調査の結果、土石流の起点となった付近の斜面に小さなクラック(地表の割れ目)が確認された。今後も50〜100立方メートル程度の小規模な土砂崩落が起きる恐れがあるとして、県は熱海土木事務所の職員2人を置き、日没まで監視を続けて二次災害防止を図る。
県によると、崩落した斜面の一部からはいまも地下水が流れ出ていて、雨量が増えると流出量も増すことが確認された。