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コロナの疑いを隠す患者も感染リスクに疲弊する救急隊員交通事故現場へもゴーグル装着

2021-08-30 11:46:35 | ニュース
コロナの疑いを隠す患者も 感染リスクに疲弊する救急隊員 交通事故現場へもゴーグル装着
2021/08/30 08:04

(沖縄タイムス)
 沖縄県内で新型コロナウイルス「デルタ株」が急拡大し、異例の事態に直面する各消防本部の救急隊員ら。ほとんどが1時間半〜2時間に及ぶ現場待機の経験はなく、救急要請のたびに防護服を脱着したり、救急車を消毒する作業も疲弊の一因となっている。救急要請の際に「濃厚接触者ではない」と話していた患者が、搬送後に「実は…」と打ち明けるケースもあり、感染リスクに神経をすり減らす。

■「実は…」搬送後に打ち明ける患者
 「発熱はありません」。石垣市消防本部に119番通報してきた患者はそう告げた。だが救急隊が現場到着すると明らかに発熱症状が見られた。「感染疑いだと知られたくない、陽性であってほしくないという気持ちからだろう」と消防関係者は察する。


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