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米軍の大型ヘリの窓が落ちてきた沖縄県宜野湾市の普天間第二小学校に、「仕方がないだろう」「やらせだ」などと中傷する電話が相次いでいる。市
教育委員会によると、19日までに24件あり、市教委幹部は「あまりにひどい」と嘆く。
18日には、謝罪に訪れた米軍大佐が「最大限、学校上空は飛ばない」と告げたことに、喜屋武(きゃん)悦子校長が「最大限ではなく、とにかく飛ばないでほしい」と反発し、文書での回答を求めたが、これに対しても「校長のコメントは何だ。沖縄人は戦闘機とともに生きる道を選んだのだろう」と批判する電話があった。
沖縄の県民総所得に占める軍関係収入の割合は5・7%(2014年度)だ。市教委幹部は「県外に実情が伝わっていない。応対した教職員が一人で抱え込まないように、心理相談も受けさせている」という。
宜野湾市内では7日に保育園の屋上で米軍ヘリの部品が見つかったが、この保育園に対しても「自作自演だ」などと中傷するメールや電話が相次いでいた。(小山謙太郎)
日本の戦後は遠くなった。
近くでもあるが、歴史をきちんと教わっていない子どもも大人になった。
沖縄がいかに戦争の犠牲を強いられてきたか。
基地問題で、いかに、翻弄されてきたか。
望む、望まないにかかわりなく、基地が入り込み、仕事場の少ない沖縄は望む望まないとに関わりなく、基地に依存せざるをななかった。
その代償を日々受けている。
そして、それは、負の代償でもある。
それを、知らぬうちなんちゅうが、勝手なことを言ってはいけない。
まして中傷などしてはいけません。
戦争の負の部分を、沖縄がすべて荷っているのだから。