ふうせんのホームページ

合唱とパソコンを趣味として、つれづれなるままに、書き連ねます。

無駄遣い

2012-04-11 12:56:43 | 日記

800万かけ芝生に、967万で土に戻した中学」

というニュースがあった。

物事を始めるには、企画したり、要望がどの程度あるのかを調査したり、作ってからのコストは

どのくらいかかるのかとか、様々なことがあって、実現するものだと思う。

実行しようという、決断は、たいてい、首長とか、「○○長」とかが権限を持っている。

国でいえば、総理大臣とか、国会議員の実力者。

都道府県なら、「○知事」

会社なら「会長」とか「社長」

たいていは、財も力も持つ。

国民や市民、などの総意と言いながら、私腹が大半を占めることも。

かつて、青島という芸能人が、半分冷やかしで都知事に立候補したことがあった。

マスコミの意図は本当のところは、どうだったかは分からないが、トップ当選を果たした。

都知事となって、最初の苦渋の決断は、公約の準拠。

反対勢力の渦巻く中で、青島新都知事は公約の通り「NO!」の結論を出した。

しばらく、「今までこんなに予算をつぎ込んだのに」という批判がしばらく続いていたことを

覚えている。

彼の決断に、エールを送った人は多かったはず。

次の都知事選では、肩の荷を降ろすかのように、出馬をしなかった。

彼の快挙は、公約をしっかり守ったこと。

その後の、立候補者は、弟の人気を利用して、当選を果たした。

表面に見えるところは、改革をし、都民のあまり知りえない所では、湯水のように、予算を使って

いいようにしてきた。

そんなことを皆、気づかないのか、再選までした。

華やかな舞台が好きな彼はオリンピックの招致というをまたも公約にした。

オリンピックという、国際的な祭典は、たくさんの富をもたらすこともあるけれど、そのための費用も

莫大なものになる。

かつて、冬のオリンピックを開催した県では、県民一人当たり100万円を使ったとか。

血税を、一人あたり100万円も浪費したのに、それに怒った県民は、マスコミからそっぽを向かれたのか、あまり報道もされなかった。

オリンピックも以前ほど、お金を落としてくれる、イベントでは、もうすでにないと聞いたことがある。

都税を払っている一人としては、オリンピック絶対反対なのだが、声は届かないのか。無視されているのか。

また、無駄な金が使われている。

800万使って、967万かけて、もとに戻すことの、理不尽さを、思う。