ふうせんのホームページ

合唱とパソコンを趣味として、つれづれなるままに、書き連ねます。

暗譜法その1

2010-09-15 09:07:19 | 日記
暗譜の方法。その1


いきなり歌詞を丸ごと暗記は難しいです。

まず、小節ごとに区切って読んでみましょう。
O Fortuna velut luna statu variabilis, 
おお、フォルトゥナ(運命)よ 月のように 姿は変わる

一気に最後までする方法もありますが、短いセンテンスに
するほうがお覚え易いです。

7回やれば覚えられるといった指導者がいました。
時間がない時は3,4回ずつでもやってみましょう。

3,4回読んでみたら、今度は見ないで読みあげてみましょう。
覚えたところと、怪しいところ、覚えてない所がはっきり
するので、それを意識しながら見ながらまた3,4回読んでみましょう。

言えるようになったら、曲に合わせて歌ってみましょ。
曲に合わせて歌えるようになったら、暗譜に移りましょう。

まだ完璧でなくても大丈夫。覚えたところを徐々に増やせばいいという
気楽さで続けるのがコツ。
ただし完璧を求める人は、完全に覚えるまで、繰り返してみてください。

とりあえずいいかなというところで、次の歌詞に移ります。

semper crescis aut decrescis;
常に満ち 常に欠ける 不快な世もつらいのは一時

vita detestabilis nunc obdurat et tunc curat
ludo mentis aciem,
次には気まぐれに喜びを与え、人の心を弄ぶ

egestatem,potestatem dissolvit ut glaciem.
貧困も権勢も 氷のごとく溶かし去る


ここまでやれば1番が終わり。
2番に移りましょう。

単語になじみがなくて、読むのも苦労するという方は、
暗譜と並行して、単語を読むというのもやってみられることをお勧めします。

たとえば、1番なら
O
Fortuna
velut
luna 
statu
variabilis (抜粋)

を単語として1日1回でも声に出して読んでみてください。
声を出すことで単語が頭に入りやすくなります。
暗記をしようと意気込まなくていいので、単語を読むことに重点をおくのがポイントです。
単語が言えるようになれば暗記もしやすくなります。