ふうせんのホームページ

合唱とパソコンを趣味として、つれづれなるままに、書き連ねます。

大量発生

2009-12-18 12:25:13 | 日記
人間の寿命は国によって大差があるが、日本ではおおよそ80歳。

昆虫の世界は、短命が多い。
成虫になってからはわずか7日というのもいるし、1年とか5,6年とかと様々。

バッタは2カ月から6カ月くらいらしい。
雨季に左右されるとか。
通常単独で暮らしているバッタなのに、集団で飛行移動を始めると、
休憩(?)ごとに、求愛、産卵(1回に60から80位産むらしい)をするという。
そして雨が降ったりすると、卵からかえるのも早まるのだそうだ。

作物への被害が莫大なものになり、作物の収穫ができなくなると、餓死するものが
出るので、大量発生を始めると、消毒駆除をするしかないのだそうだ。

短い命の昆虫が、たくさんあつまれば長生きの人間に影響を及ぼす。

自然の脅威は本当に不思議だが、生態系のなせる技なのだとしたら、消毒駆除
をしているだけでは、解決にはならない。

バッタの大量発生のメカニズムなどを研究している人々がいるそうだ。

解明され、大量発生を止めることができるようになることを願う。

ひとつ止められたとしても、代わりの物が新しく生まれるような気はするが。