曇り時々晴れ。最低気温−7.2℃、最高気温−0.3℃。
マックス・ボリガー文
ジョヴァンニ・マンナ絵
らんぱると・あつこ訳
この絵本は「あるところに、遠い国から来た女の子がいました。」で始まります。女の子はちぢれた髪の毛で、こげ茶色の肌をしていました。アッシアという名前であることが絵本の中ほどで明かされます。彼女の国ではクリスマスとは違ったお祭りがありました。
アッシアは戦争が起きている国から逃れてきたのです。その国では食べ物が足りないだけではなく、多くの人たちがひどくいじめられて苦しんでいました。クリスマスが何かを知らないアッシアは難民の子なのでした。
クリスマスとは何か?
アッシアの先生は古い聖書のお話を子どもたちに聞かせるのが自分のクリスマスと言います。そして、「へいわを、わたしたちにはこんで来てくださるイエスさまが、お生まれになった時のお話。クリスマスのお話よ。それはね・・・」と続けていくのです。
では、アッシアにとってのクリスマスとは何だったのでしょうか。絵本は彼女の次のことばで締めくくられていました。「わかったわ!クリスマスがなにか。クリスマスって、みんなにとって、よろこびの時!」
さて、私にとってのクリスマスは・・・・、優しい気持ちを取り戻せる特別な日かと・・・・・。ゆえに今日一日は、雪にも寒さにも負けず、欲を捨て、決して怒らず、静かに笑って過ごし終えるのです。
優しい表情の夕空