透明な気圏の中から

日々の生活の中で感じたこと、好きな作家についての思いなどを書いてみたいと思います。

「397年ぶりに大接近の木星と土星」の記事

2020-12-19 20:24:55 | 日記

曇りのち晴れ。最低気温−8.5℃、最高気温−4.5℃。

北海道新聞 2020年12月18日日刊紙

写真と文は小松巧氏。撮影は17日午後6時、釧路管内白糠町恋問海岸にて。


「木星土星と蜜月」

 日没後の南西の空で木星と土星が寄り添うように輝いている。17日の両惑星の間隔は、地球から見て満月の直径と同じほど。21から22日には、さらにその4分の1まで縮まり、まるで小さな星のように見えそうだ。

 釧路市こども遊学館によると、木星と土星は約20年ごとに接近するが、距離は毎回異なる。今回と同程度に近づいたのは1623年(元和9年)。397年ぶりの自然現象で、これと同程度に近づくのは60年後の2080年になるという。

 17日夕、釧路管内白糠町恋問(こいとい)海岸では暗くなるにつれて両惑星が見え始めた。少し南で三日月も“共演”し、にぎやかな空に。午後615分ごろには相次いで太平洋を隔てた日高山脈の方向へ沈んでいった。

 同館の天文担当、矢嶋耕治さんは「日に日に距離が変わるので毎日観察するのも面白い。低い空にあるので南西に開けた場所で観察してみて」と呼びかけている。

  以上、記事の内容です。


 美しい写真に魅せられました。地上から空へ目を向けていくとこのような星や月の共演にも出合えるのですね。

 直に見ることが叶わなくても、この写真で397年ぶりという木星と土星が近距離で隣り合っている場面を確認できました。おまけに三日月まで共演し、さらに、浜辺の水面には三日月が映り込んでいます。静かで幻想的な雰囲気が漂う一幅の絵のようだと思いました。 

 最後にこの天体ショーの4つの注目ポイントの受け売りです。

    (仙台市天文台コンセプトから)                  

 ①江戸時代以来、397年ぶりの大接近である。

 ②原理的には肉眼でも見分けられるが、1つの星のように見える可能性もある。

 ③大接近当日だけでなく、接近していく様子も観察すると一層楽しめる。

 ④肉眼でも望遠鏡でも楽しめる。

            

我家から今日の月・月齢4.4(16:11撮)

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