透明な気圏の中から

日々の生活の中で感じたこと、好きな作家についての思いなどを書いてみたいと思います。

江別縄文文化展~土とともに歩んで1万年~」へ

2024-08-31 20:15:34 | 日記

雨のち晴れ。最低気温21.7℃、最高気温26.2℃。

セラミックアートセンターで開催中の「江別縄文文化展~土とともに歩んで1万年~」に行ってきました。

久しぶりに訪れたこの建物の外観も相変わらず素敵で、落ち着いた館内の雰囲気も居心地が良かったです。

展示会場は透明感があるガラスのケースに縄文土器のあれこれが整然と展示されていて、美しく涼やかでした。

興味を惹かれたのは、ガラスケースの外側に貼られた学芸員さんのイチオシポイントです。つぶやきのような短い言葉に学芸員さんの感性がキラリと見えた気がしました。

それにしても、およそ1万年前から土器が作られ続けていることに驚きと工夫の跡が偲ばれました。

暮らしに入用なものは全て手作りだった時代はどんなだっただろうと改めて思います。

必要なもののほとんどは誰かがこしらえたものをお金と引き換えに手に入れられる今の暮らし。

そんなこんなの思いがふっと湧いてきた「えべつ縄文文化展」でした。

今日で8月はおしまいです。

夏休みの終わりと重なる地域は、ことさらに8月31日の意味は重くなるのだろうと思います。

夏の名残に浸っていたいと思おうと、明日からは9月。

微妙な心が詠まれた本日の掲歌に身に覚えがあると感じました。

 

それでは8月最後の今日はこの辺で。

明日からの9月が皆様にとって良い月となりますように・・・・。

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新篠津のストリートアートと天文台へ

2024-08-30 20:49:41 | 日記

曇り時々雨時々晴れ。最低気温22.7℃、最高気温29.1℃。

昨年のストリートアート

今年のストリートアート

家人の運転で車で我家から40分ほどの新篠津村へ、ストリートアートを見に出かけてきました。

新聞に載っていたので興味を惹かれたのです。

暮らしの中に芸術を取り入れるこうした取り組みは、驚きと楽しさと絵画の魅力に満ちていて新鮮でした。

 

大地のテラス 縁(えにし)

ランチは新篠津村の道の駅内にある大地のテラス縁(えにし)にて「麻辣麻婆セット」を頂きました。

何と、運んできたのはロボットです。難なくテーブル間を滑るようにやってきました。

食事を終えて、お膳を台に返すと「ありがとうございます。」の声を残して、すみやかにもどっていったのです。

ロボットは昨年10月に導入され、試験運転を重ねた後、スタッフさんの隙間を埋めるお手伝いをしているとのこと。

スタッフの女性が「ロボットの方が良かった」とおっしゃるお客さんもいてと、苦笑い。

会計の男性スタッフの方の「文句を言わないし・・・」というつぶやきが耳に残っています。

これから、物言わぬこの手の新メンバーは職場の雰囲気をそこはかとなく変えていくような気がしました。

その後、向かった先の天文台です。

偶然、関係者の方が私たちの姿を見て、普段は締め切ったままの天文台を開けて、中の様子を見せて下さりました。

それだけでも幸運だったのに、その方が育てたというバケツ一杯のもぎたてのキュウリを「お好きなだけ持って行ってください」と差し出してくれたのです。

有難く、たくさん、頂いてきました。

そして、本日の新北のうた暦の掲句です。

ぶしの花とその花を隠す霧のおりなす景が詠まれた句のようです。

解説は「霧の重量を作者は感じとったのだろうか」と結ばれています。

霧の重量とはこれまで思っても見なかった感覚だったので、新たな世界が広がった気がしました。

 

さて、北海道の暑い夏も八月の終わりとともに秋へと空気が入れ替わり、真夏日から脱するだろうと気象予報は告げています。

八月の終わりとなる明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。

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美しい空が広がる開拓の村へ 

2024-08-29 20:52:07 | 日記

晴れ。最低気温17.6℃、最高気温29.2℃。

いつまでも眺めていたくなるような美しい空が広がる開拓の村でした。

本日は旧広瀬写真館。

岩見沢市に大正13年に広瀬元吉が建てたものを参考に再現したものです。

台湾、ウクライナ、千葉県、宮崎県、東京都、近隣の市町村からのお客様と言葉を交わすことができました。

みなさん、笑顔で写真撮影を楽しんで下さったようです。

たとえ言葉は足りなくても、国境を越えて、何か通じるものがあるのではないかとこの度も思いました。

写真左は托頭器で、写真右はぼかし器です。

托頭器は並みで20円、ぼかし器は25円。いずれも1922年(大正11年)のお値段。

因みに当時の白米10㌔が3円4銭(東京)とのこと。

現在白米10㌔をおよそ6千円とすると托頭器・20円はおよそ3万6千円以上となりそうです。

同じように換算するとぼかし器25円はおよそ4万8千円でしょうか。

さらに写真撮影の料金は1926年(大正15年)当時、名刺判(6×9㌢)で1枚80銭から1円20銭とのこと。

同年の白米10㌔は3円20銭だったそうです。

現在の白米10㌔をおよそ6千円で換算すると1円20銭はおよそ2千円くらいでしょうか。

急に値上がりした今のお米の値段なので何なのですが、高額のように思えます・・・・。

雑駁なお話で申し訳ありません・・・・。

 

それでは今日はこの辺で。

明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・

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空と新北のうた暦と

2024-08-28 17:22:10 | 日記

雨のち晴れ時々曇り。最低気温18.7℃、最高気温28.1℃。

今日は空を見上げながらピアノの先生のお宅へ足を運びました。

メンデルスゾーンの「ベニスの舟歌 作品30の6」(「無言歌集より」)は、ゆったりと弾いてよいと教えて頂いているのですが・・・・。

ともあれ、八月のレッスンは今日でおしまいとなり、この曲ともお別れです。

そして、本日の新北のうた暦の掲句です。

解説にあるように、八月は

・・・特別な月だ。79年前の原爆と終戦。お盆の月でもあ」り、また、「ひとりひとりの八月がある」とも。

その八月の空に向かって真っ白のシーツを放り投げるように乾(ほ)すというシーンはひたすらに美しいと感じました。

暑い八月から九月へと季節のバトンは受け継がれていきます。

先ずは八月の終わりへ向かって一歩一歩。

 

それでは今日はこの辺で。

明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。

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EBRI(エブリ)と新北のうた暦(神田日勝)と 

2024-08-27 19:52:03 | 日記

雨時々曇り。最低気温22.1℃、最高気温22.5℃。

ショッピングモールエブリ内の江別アンテナショップGET’Sのチョークアートを見てきました。

4か月に1回のペースで描き替えられるこのアート。この度はおといねっぷ美術工芸高校3年のお二人が担当したそうです。

若い才能がこのような発揮できる場所を得て、次々と花を開かせてほしいものだなと思いました。

〈十勝若牛ハンバーグ(ライス・スープ)和風ソース100g〉

江別市内のショッピングモールエブリ内の「Kuro 彩」にてランチを頂きました。

桜の樹木のインテリアにインパクトを感じつつ、ランチタイムを過ごすことに。

初めて訪ねたこのお店は桜が店内の装飾のテーマになっているようです。

たくさんのメニューの中から上の写真にある和風ソースのハンバーグをオーダーしました。

ハンバーグはジューシーでしっかりした味がついていて、コクもあり、とても美味しかったです。

神田日勝の命日が25日だったとのこと。

神田日勝がベニヤ板に描いた半身の馬は強烈な印象に残っています。

その馬は農耕馬だったことも思い出しました。

農業をしながら絵を描いていたという日勝ですが、農民と呼ばれるのを快しとしなかったと何かの本で読んだ記憶があります。

それはともかく、「眸のふかきいろ言葉を持たぬものの鳶いろ」に日勝の描く馬に対する作者の優しいまなざしが感じられました。

哀しみや苦しみも混じり合った心情がその眸の深い色合いににじみ出て、それは言葉を持たないものの鳶いろと詠われています。

「言葉を持たぬものの鳶いろ」とは「言葉」というコミュニケ―ション手段を持たないがための純粋な心の持ち主とも思え、その眸が「鳶いろ」とも捉えられる気がします。

いずれにせよ、しみじみとした余韻が残る、心惹かれる歌だと思いました。

 

それでは今日はこの辺で。

明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。

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野幌森林公園と新北のうた暦と

2024-08-26 19:21:53 | 日記

飴のち曇り時々晴れ。最低気温20.2℃、最高気温24.7℃。

午後から出かけたいつもの美容師室から商業施設の一階にある中華楼へ。

この時点ですでに14時20分。

このレストランでも、いつものレディースセットを。(ご飯は小をオーダーしたのですが、多めに感じました。)

いつものように美味しかったです。

商業施設の店内を歩きまわった後、いつものように野幌森林公園・大沢口まで車を走らせ少しだけ森の中を散策し、我家へ。

いつものようにがいくつも続いて、本日も終了です。

穏やかな一日でした・・・・・。

昨日は北海道マラソンの日でした。

知人も数人参加していて、完走していたようです。

「わが国で唯一、8月に行われる本格的なフルマラソン大会」と解説にあります。

テレビでも中継されていましたが、先頭ランナーがアップされるのは当然で、後続のランナーの姿は薄いものです。

注目度の高い先頭ランナーは光り、末尾の方は霧がかってくるのはスポンサーがらみのテレビ中継では致しない事と承知しています。

それでも、この北海道マラソンに出場するのはともかくとして完走するのは大変なことと推測します。

霧のように遠く霞んで走る後続の方々も完走したならば、その達成感はいかばかりでしょう。

それらのことも踏まえて、達観しての句かと思えました。

 

それでは今日はこの辺で。

明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。

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館長さんの「北海道開拓の村にみる鉄道の遺構」ガイドと

2024-08-25 21:00:08 | 日記

晴れ。最低気温17.6℃、最高気温27.9℃。

イヌクギ

館長さんによる「北海道開拓の村にみる鉄道の遺構」ガイドの最終日に参加してきました。

村内には涼しい風が吹き渡り、空はもう秋の気配を漂わせています。

熱のこもったガイドに耳を傾けているうちに13時半から15時までがあっという間に過ぎていきました。

風に吹かれながら、館長さんのガイドを受講者仲間と伺うことができたのは、贅沢なひとときだったかと思えます。

ガイド終了後、お仲間とビジターセンター2階に展示中の「北海道開拓の村と鉄道」を見てきました。

こちらも本日までの展示。

貴重な資料も頂き、また初心に戻って開拓の村の学習に勤しみたいと思いました。

そして、本日の新北のうた暦の掲句です。

これから、このような空を見上げることになりそうです。

「刻々と様相を変える雲がまぶしい。若い作者のみずみずしい感覚が爽快である。」と解説に。

なるほどです。

 

それでは今日はこの辺で。

明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。

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秋めくふれあいコースと新北のうた暦と

2024-08-24 19:57:32 | 日記

晴れ。最低気温24.3℃、最高気温27.8℃。

最高気温27.8℃となり蒸し暑さから解放された日となりました。

アサガオの元気な姿が目にさやかです。

日中は湿疹の薬を服用し、眠さとの闘いになってしまいました。

ゆっくり休みなさいというメッセージと受け取り、薬の薬効が切れた夕方に野幌森林公園ふれあいコースへ。

夕暮れ時の何もかもを優しく包み込むような光が、草原や木立の風景を秋仕様に仕立て上げているようでした。

そして、本日の新北のうた暦の掲句です。

「最果ての地として描かれる」と詠まれた作者は中富良野町育ちとのこと。

では、ワタクシはというと網走なのです。

映画で「最果ての地として描かれる」ことが多い北海道、その中の道北、その先にある道東です。

それ故に、この歌を貫いている「なんとなくの気分」には、大いに共感できる気がします。

それ故にJRや航空会社にはこれ以上便数を減らさないようにとお願いするばかりです。

 

それでは今日はこの辺で。

明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・・・。

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蒸し暑い八月の日に

2024-08-23 19:50:22 | 日記

曇り時々雨。最低気温23.2℃、最高気温28.4℃。

最高気温28.4℃は真夏日には遠いのですが、蒸し暑い日となりました。

そのような日の新北のうた暦の掲句です。

解説にあるように八月のイメージは、終戦に至るまでの過酷な日々を思えば、決して明るいものとはいえません。

戦争体験はなく、戦争を知らない子どもとして今に至っているワタクシにとってもです。

解説は「すべてを見届けてきた深海魚も、昏く重々しく物憂い呼吸をしているのかもしれないと思ったりする。」と結ばれていました。

「八月の呼吸は昏き深海魚」

八月だからこそ、深海魚の呼吸も重く昏くなるのだろうかなどと、いろいろなことを考えさせられる句だと思いました。

蒸し暑い八月の何ということない日が、この句に出合えたことで 、印象深い日となりそうです。

 

それでは今日はこの辺で。

明日が皆様にとって良い一日となりますように。

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開拓の村と新北のうた暦と

2024-08-22 21:31:22 | 日記

曇り時々雨。最低気温19.7℃、最高気温24.7

蚕は一部の発育不全の数頭を除いて、繭の姿となっていました。

今日は糸繰りの実演です。

相方さんが実演しているのをカメラに収めてきました。

5個の繭から0.002mmの糸を5本ほどまとめて繰り続けます。

全て巻き取っていくとさなぎの姿が現れます。2日間、繭を休むことなく作り続けたご当人(虫)。

蚕が育つ過程に少しでも携わると、蚕に寄せる気持ちが優しくなる気がします。

ご来場くださった皆様と談笑しているうちにあっという間に帰りの時刻となりました。

相方さんと「楽しかったね。なんだかあごがだるくなったね。」との言葉を交わしたりもして・・・・・。

素晴しい経験をさせて頂けたことに感謝です。

 

さて、ワタクシ事ですが、蛾による発疹はかなり収まってきました。

一日中、眠かった昨日の経験を活かして、塗り薬だけにして、朝は服用せず、夕方に飲みました。

今のところ、症状は落ち着いてきています。

 

  

処暑の本日に読むことができて良かったと思えた作品です。

山鳩の鳴き声は耳に馴染んでいたつもりですが、その声を「テノール」とした表現に目を見張りました。

処暑の森が山鳩の声を披露する舞台となっているようで、絵本のお話になりそうに思えます。

言い遅れましたが、当地は処暑にふさわしく、最高気温24.7℃と夏日にも届かない涼しい一日となり、過ごしやすく感じました。

 

それでは今日はこの辺で。

明日が皆様にとって良い一日となりますように・・。

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庭の花と新北のうた暦の掲句と

2024-08-21 16:54:33 | 日記

晴れ。最低気温17.2℃、最高気温27.8℃。

涼しさが戻ってきた本日は朝から眠くて眠くてしょうがない日となりました。

気合がまったく入らず、タコになったような気分です。

タコには申し訳ないのですが・・・・。

もしかしたら、お薬によるものかもしれません・・・・。

そして、本日の新北のうた暦の掲句です。

白と黒のコントラストが「喪章」という言葉によって、脳裏に鋭く印象付けられました。

八月は他の月とは異なる「喪章」の存在の意味を深く思う月でもあるかなと思います。

 

それでは今日はこの辺で。

明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。

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札幌大通りビアガーデンと新北のうた暦と

2024-08-20 18:52:47 | 日記

曇りのち晴れ。最低気温18.1℃、最高気温25.7℃。

免疫力が落ちていたのか、18日の夜からかゆみをともなった発疹が特に首回り中心に広がり始め、ついに本日、市内の皮膚科を受診することに。

原因は蛾だそうで、塗り薬と飲み薬を処方して頂いてきました。庭の草取りを小一時間ほどした、あの時だったのでしょうか。

医師曰く、16人ほどが同じ症状で来院していると。

実は以前受診した医院に行こうと思ったのですが、昨年に閉鎖したとネットにあり、びっくり。病院探しから始めることになり・・・。

市内に皮膚科のある病院は3軒。最初に電話した病院では、医者は一人で患者数が多く、本日は無理で、木曜日まで診られないとのことでした。

次のところに電話したところ、混んではいるが診てもらえるとのことで、さっそく車を走らせることに。

病院で長時間「待つ」ことには慣れていたので、待ち時間およそ2時間は思ったより早いと感じました。無駄な経験はないということかもと・・・。

異状を見つけたり、感じたりした時は「そのうち、治る」とじっと「待つ」より、病院を訪ねて診察を「待つ」方が良いのかなと。

7月19日から8月14日まで開催された「さっぽろ大通ビアガーデン」の来場者は90万2千人、ビール消費量34万ℓだったと、さっぽろ夏まつり実行委員会が19日に発表したそうです。

ワタクシも参加した一人で、この大いなる北海道らしいイベントに貢献できたのかな?と思います。

今夏の開催期間は昨年同様27日で、前年より来場者やビール消費量がともに1.8%増加したのだそうです。

興味深いのは、「暑ければ暑いほど客足が伸びるものではない」という結果。

今年の真夏日は9日間で、前年の15日間から6日間減少。

雨が降ったのは8日間で前年より2日間少なかったそうです。

「今年のほどよい暑さが客足の伸びにつながった」と。

さすがにコロナ禍前の2019年に比べ、来場者数は77%とおよそ8割と。

この先、コロナ禍前の2019年の数値まで盛り返すことができるかどうかが、気になるところです。

そして、本日の新北のうた暦の掲歌です。

作者は北大で醸造学を学び、日本麦酒(現サッポロビール)の社長を務めた方。

しかも、1968年の宮中歌会始に召人(めしうど)として詠進された方なのだそうです。

この歌を読み返し、仲間とジョッキで飲み交わした大通りビヤガーデンでの真夏の昼のひとときが思い出されました。

 

それでは今日はこの辺で。

明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。

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「羊飼いの書棚から」のコラム

2024-08-19 16:47:52 | 日記

晴れ。最低気温16.4℃、最高気温29.6℃。

北海道新聞に掲載された「野生動物と人間の境目は」という題名で綴られたコラム。

コラムにあるように、人口が減ったところに野生動物が闊歩するのは確かなようです。

ワタクシは目にしていないのですが、コロナ禍で2年ほど北海道開拓の村が閉鎖された時に、ウサギが村中を走り回っていたと学芸員さんから聞いたことがありました。

そうした時に人間の方から野生動物とどう付き合うのかを考えようとしている、一冊の本が紹介されています。

「北の大地に輝く命 野生動物とともに」(柳川久著 東京大学出版会刊)

この本の中のエピソードで筆者の目に留まった二つの事例にワタクシも大いに面白さを感じました。

「雪の中でコウモリが丸まっていても寝ているだけだから拾ってはいけない」

「ダニの解剖では鼻毛(ヒトの)を針がわりに使う」

そして、コラムは「動物がいるからこそ、世界は楽しい驚きに満ちている。」と結ばれています。

なるほど、一部の動物にはすでにお世話になっているし、あまたの動物の生態を知ればあっと驚く未知への扉が開かれるのだろうなどと思いました。

 

 河崎秋子氏について(ネットより)


プロフィール 

かわさき・あきこ 作家。1979年、根室管内別海町生まれ。北海学園大学経済学部卒業。ニュージーランドで1年間、綿羊の飼育を学んだ後、酪農を営む実家で酪農従業員の傍ら、「羊飼い」として綿羊の飼育・出荷に従事した。2019年末、十勝管内に移住し、作家専業となる。2012年に「東陬遺事(とうすういじ)」で第46回北海道新聞文学賞(創作・評論部門)を受賞、14年に「颶風(ぐふう)の王」で三浦綾子文学賞、19年に「肉弾」で第21回大藪春彦賞、20年に「土に贖(あがなう)う」で新田次郎文学賞。22年7月に「絞め殺しの樹」で第167回直木賞候補に。24年1月、「ともぐい」が第170回直木賞に選ばれた。


 

それでは今日はこの辺で。

明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。

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秋めくふれあいコ―スと新北のうた暦と

2024-08-18 20:13:11 | 日記

曇りのち晴れ。最低気温20.8℃、最高気温26.3℃。

日が傾き始めた頃、野幌森林公園へ。

ふれあいコースはまた少し、秋の佇まいとなっているように見えました。

芒の穂は光の粒子を振りまき、セイタカアワダチソウの群落はベーシックな黄色で秋めく風景の仕立て役となっているようです。

ふれあいコースも、森の中も吹く風はカラッとして、蒸し暑さもどこかへ。

少々夏バテ気味だったのですが、風を感じながらの散策ですっかり元に戻ることができました。

野幌森林公園の森の中に走り根を見ることはしばしばですが、けら仲間が幹をつついた痕跡の木くずを見たことはなかったなと思い返しています。

物事をしっかり見つめる眼がなければ詠めない句なのだと思います。

心して詠み返しました。

 

それでは今日はこの辺で。

明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。

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涼しさ戻る日に

2024-08-17 20:36:04 | 日記

曇りのち晴れ。最低気温21.7℃、最高気温27.2℃。

使い終えた食用油をやっと廃食油回収ボックスに置いてくることができました。

江別市内のザ・ビッグ店内の一角に回収ボックスがあります。

この回収ボックスは2ℓ以下のペットボトル専用とのことでした。

瓶の油はペットボトルに入れ替えることが求められています。

ひまわりの種をほおばるスズメです。

頭を下にしてついばんでいる姿は鉄棒のシーンのようでもあり、器用なものだと感心してしまいました。

そして、冷や麦が詠まれた本日の掲歌です。

子どもの頃の夏の食卓風景が浮かんできて、懐かしく思いました。

それにしても、「・・・子らの後ろに夏は熟れゆく」に脱帽です。

 

さて、当地は最高気温27.2℃と涼しさが戻ってきました。

ソーメンが美味しかった暑さの夏はこのまま立ち去っていくのでしょうか・・・・。

 

なにはともあれ、本日はこの辺で。

明日が 皆様にとって良い一日となりますように・・・・。

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