福島木工家具店

製作した家具の紹介と日記

季節感が・・・

2016-10-28 20:15:55 | 日記

我が家のオクラです ↓






さすがに勢いは衰えてきて、葉も落ち始めていますが、

まだ元気に花を咲かせて実をつけています。

例年ですと、もう収穫時期は終わっているのですが、今年はまだもう少し続きそうです。


しかし、暑くなったり、寒くなったり、スコールのような雨が降ったり、蒸し蒸ししたり、突風が吹いたりと、

今は一体何月なのか? と不思議な感覚になる日々が続いています。


そうこうしているうちに、あっという間に冬が来て、年を越していくのだろうなあ。

時間だけは確実に進んで行くのであります。

仕事も確実に進んでほしいのですが・・・



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なかなか進みません

2016-10-24 22:17:37 | 製作記録

試行錯誤しながら、組んではばらして、








少しでも良いものを、長く使えるものを、使い勝手の良いものを、










どれだけでも時間がかかってしまいます。



今日、やっと最後の金物部品が届きました。

ネットストアには1週間納期とありましたが、実際は10日以上かかりましたよモノタロウさん。



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神具 八脚案

2016-10-22 20:09:22 | その他作品
八脚案です ↓





奥行き300mm、幅900mm

天板: 一枚板(板目)




こちらは幅1500mm ↓





天板は、建具用の柾目材数枚の剥ぎ合わせとなります。


ヒノキ材で製作してあります。






製作記録はこちら

八脚案 ホゾ穴加工

八脚案 ホゾ加工

八脚案 ホゾ穴加工調整

八脚案 組み立て




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神具 折り畳み式三段八脚案

2016-10-20 22:05:53 | その他作品
折り畳み式の三段八脚案です ↓






天板を外して ↓






折り畳みます ↓






屋外での神事に使います。




もともとは、古いものがあり、それを修理するお話でしたが、

よく見ると修理するにはあまりにも・・・ということで、

それならとすべて作り直しました。


修理依頼というのは、一見、簡単そうに見えても、

修理する側(作り手)から見ますと、う~んと唸ってしまうものが少なくありません。

思うよりも手間暇が掛かるもので、買った方(もしくは新しく作り直した方が)がお得だったということもあるからです。


この神具については、地杉で製作しました。

本当は、神様が依り易いと言われているヒノキが良いのですが納期と予算の関係で仕方ありません。

まあ、地のものの材を使っているということで神様も大目に見てくれるかな。





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神具 御幣・祓い串たて

2016-10-19 09:00:38 | その他作品
御幣たて ↓








御幣(ごへい)とは、神道の祭祀で用いられる幣帛の一種で、2本の紙垂を竹または木の幣串に挟んだものである。幣束(へいそく)、幣(ぬさ)ともいう。
通常、紙垂は白い紙で作るが、御幣にとりつける紙垂は白だけでなく五色の紙や、金箔・銀箔が用いられることもある。
かつて、神に布帛を奉る時には木に挟んで供えていたが、それが変化したのが今日の御幣である。その由来から、元々は神に捧げるものであったが、後に、社殿の中に立てて神の依代あるいは御神体として、あるいは祓串のように参拝者に対する祓具として用いるようになった。
なお、長い棒や竹の先端に幣束を何本か取付けたもののことを、特に梵天(ぼんてん)という。 紙が普及する以前は、ヤナギ、ニワトコ、ヌルデ、クルミ、マツなどの木の肌の一部を薄く削ぎ、渦状にちぢらせて残し垂らしておく飾り棒削り掛けも、御幣、幣の古い形の祭具として用いられた[1][2][3]。削り花(削花、ハナとも)、穂垂(ほたれ)、掻垂(かいたれ)とも[1][3]。アイヌにも同様のイナウがある[1]。

wikipediaより引用



祓い串(大麻おおぬさ)たて ↓






大麻、大幣(おおぬさ)は、神道の祭祀において修祓に使う道具の一つで、榊の枝または白木の棒の先に紙垂(しで)または麻苧をつけたものである。白木の棒で作ったものは祓串(はらえぐし)とも言う。
「大麻」(おおぬさ)という言葉は、本来は「ぬさ」の美称である。「ぬさ」とは神への供え物や、罪を祓うために使用する物のことであり、主として麻や木綿(ゆう)、後には布帛や紙が使われていた。そこから、神事に使う布帛や紙のことを大麻と呼ぶようになった。
上述の祓具としての意味のほか、伊勢神宮から頒布される神札のことも大麻(神宮大麻。この場合は「たいま」とも読む)という。
大麻は、祓う対象となる人や物に向かって左・右・左と振って使用し、これによって大麻に穢が移ると考えられている。かつては、人に対しては祓を受ける人が大麻を手で引いて穢を移していたが、後に人に対しても大麻を振るようになった。 大麻で祓った後に、小さな榊で塩湯を撒く(振りをする)場合もある。 大麻自体を塩湯が煮え立った釜に入れて振り、無病息災を祈る祭事もある事から、本来は実際に体を洗うブラシのような使い方をしていたと考えられる。

wikipediaより引用



地元の氏神神社へ納めたものです。





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神具 雪洞(ぼんぼり)の製作

2016-10-16 22:59:08 | 製作記録
雪洞の製作をしました。

ここ最近、福島木工家具店を改め、福島神具店みたいになっています。


雪洞とは、断面が六角で上がやや開いた形のわく組みに、紙を張って覆いとした照明器具です。


何年も前になりますが、お客様より和風照明の製作依頼があり、

これも六角形の骨組みで和紙を張る作りでしたが大変難儀した覚えがあります。


今回は前回よりも難易度が高いのは承知でしたが、これが予想よりも難しく、奥が深いものでした。



まず、基本的なパーツをつくるだけでも一苦労 ↓






骨組みは細い材でホゾ組み ↓






ホゾ組みする前に、予めプラスチック障子紙を張るための専用両面テープを内側に貼ってあります ↓






形になってきました ↓






障子紙を張って行きます ↓






照明は、発熱を抑えたLED電球を使用しますので、配線用の穴を予め掘ってあります ↓






火袋を上から見たところ。 電球ソケットはまだ付いていません ↓






完成品として、後日改めてブログにアップする予定ですが、

とりあえず、完成写真の紹介 ↓







実は、大祭に間に合わせるために徹夜して作った一品です。

(*一晩ですべてを作ったわけではありません)

朝から始め、夜通し全神経を集中して作り続けて終わったのが朝の6時半。

不思議と時間はあっと言う間に流れ、体感時間では2~3時間くらいの作業時間だったような感覚でした(まさに神がかり?)。

当日は、戸頭のメンバーの一人でもありましたので、朝からの準備、そして神事、直会、その後の2次会ととてもハードな一日となりました。


もう若くないのであまり無茶はしたくないのですが、まだまだ行けるとも思ったりしたのも束の間、

反動が出て、次の1~2日間くらいは仕事をほとんど休んでしまいました。


しかし、なかなか仕事が追いつかない。

お待たせしているお客様のことを考えると休日は無いようなものでして・・・

忙しいです。

恥ずかしいのですが、現在の納期は受注後半年以上かかってしまう状況です。

まだまだ未熟者で手間暇かかってしまうのです。

大変申し訳ございません。


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賽銭箱の仮組

2016-10-14 22:10:12 | 製作記録
氏神神社へ納める賽銭箱の製作をしています。

階段の形状に合わせて作り付けとなるのでややこしいです。






仮組 ↓






板を嵌めての仮組 ↓






何とか形になってきました。


まだ格子とか、中の斜めの板の取り付けとか色々作業があります。

本当は見た目よりももっと複雑で、見えない部分の各種金具だけで1万円ほど必要です。

外に置くだけあってステンレス製のため、とても高いのです。

部品によっては、納期が1週間ほどかかるものもあるので、完成はまだ先になりそうです。


神社にポンと置かれれば、ただの賽銭箱なのですが、この賽銭箱に限っては手間暇とコストが大変かかっているのです。



あっ、そうそう。

忘れないために書き記しておくことがありました。

昨日、テーブルソーにて、留め加工された角材の溝掘り作業をしていたときのこと、

キックバックになりそうになりました。


参考動画(英語です) ↓

危険な場面は2分30秒くらいから。興味のない方は飛ばして下さい。


Kickback on Camera!




今まで数えるほどですが、危ない場面がありましたが幸い怪我には至りませんでしたが、その威力は凄いです。

そのひとつの事例として、細い角材がノコ刃の回転に乗ってしまい、ビュンっと後方に飛んでいったといより、

昔のロケット花火のような凄い勢いで、目では追えないスピードで、いったい何が起きたのかキョトンとしてしまうくらい、あっという間の出来事でした。

振り返ってみると、後ろにあった道具棚の扉(べニア製)に突き刺さっていました。


今回は留め加工、つまり角材の先を45度に切り落としてある尖った先が自分のお腹に向いた状態での作業でした。

材を手で押している時に、キックバックを起こし始めたその一瞬に、反射的に手で抑え込むことが出来たので大事に至りませんでしたが、

そのまま滑っていたらと思うと・・・

血の気が引いて行きました。

思わずこんな危険なことをしたことへの謝罪と、そして大事に至らなかったことへの感謝を何度も何度も繰り返したのでした。

ああ、思い出すだけで怖い出来なのですが、戒めとして、忘れないように、記事に残して置きます。



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ありがとー

2016-10-06 02:33:47 | 日記
サントリー天然水『水の山行ってきた 南アルプス』篇 60秒 サントリー CM




「ありがとー」


いいですね。

自然大好きです。


自然=神様 と 感じています。


その昔、神様に対して五穀豊穣への感謝と安寧を祈念し、鎮守の森=氏神様を奉ってきた歴史がこの国(日本人)にはあります。

その日本人のDNAをひしひしと受けついでいるのかなーと、僭越ながら思う時があるのです。



若かりし頃、むやみやたらに奥深い自然へ分け入り、今思えば、我欲から勝手気ままに自然を満喫(蹂躙)していた自分を反省しています。

神域に入るにはそれなりの、禊なるもの、心構え、覚悟なるものがあってこそと、思うようになりました。



この屋久島に住まわせて頂いて、恐れ多くて安易に登山は出来なくなってしまっている自分がここにいます。

素直に分け入りたいです。



もっと近づきたい・・・



今の自身(良心)からは、まだ合格点が出せないようです。

ヒカルさんは(TVの演出は別として)、そのまま同化して、共鳴している様がとても心地良く感じます。

黒髪、音の合間の静寂、いいですね、絶妙にマッチしています!



ああ・・・

CAD図面描いていたらこんな時間になってしもうた・・・




「#おやすみ」

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