福島木工家具店

製作した家具の紹介と日記

椅子の製作その後

2009-05-31 22:19:15 | 日記
先日、製作した型で実際に後脚を製作しているところです。





凹凸の曲線を電気カンナという機械で削ります。

出来上がった曲線に見とれてしまう。

バランスと強度を考慮して生まれた機能美。

うーん、美しい。

ますます完成が楽しみ!


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暴風雨

2009-05-28 17:42:08 | 日記
昨日から今日にかけて、ここ屋久島南部は凄い暴風雨でした。

あまりの風の強さに思わずネットで台風情報を見たくらいです。

が台風は発生しておらず。

暴風対策は何もしていなかったので、材木乾燥置き場二箇所ののビニールシートがビリビリに・・・

風で枝葉が至る所に飛ばされ、敷地のクスノキも折れる始末。

おまけに少し停電もしました。

それなりの被害が出ましたが、大難でなく小難で済んで助かりました。


しかし、暴風雨が去った後の清々しさ!

また、空と雲の美しいこと!


なんだか大いなる自然に清めてもらったような感じです。


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椅子の試作

2009-05-25 22:51:07 | 日記
新しい椅子の試作をしました。

図面を描いて、パーツを作って、いざ組み立て!





組み上がってみると・・・

今ひとつしっくりとこない。

背もたれ部分の後脚部分がちょっと野暮ったい感じ。

期待外れでガックリ。


自身で納得いかないと、仕事中、体や手が気持ち良く動かないものでして、

ここは、手間はかかるけどやり直し。


今、自分が出来る最大限のことを肝に銘ずるように。

でないと後々後悔することが多々あるものですから。



合板で後脚の型を作って検討 ↓




線の流れ具合とバランス、構造的強度(カンです)、手持ち道具での製作可否などを考慮して決定。


さて、本番スタート。

出来上がりが楽しみです。


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帰省日記 6 木工家ウィーク家具展

2009-05-24 07:16:06 | 日記
講演会、シンポジウム、家具展が名古屋市内の6箇所で行われたのが、今回の木工家ウィークというイベントです。

家具展は、6日間を通して市内5箇所の会場でありました。


木工家の手作り家具を実際に手にとってみたい!というのが、帰省した一番の目的と言ってもいいでしょう。

恥ずかしながら、木工家の作る手作り家具は写真でしか見たことないので、もの凄く楽しみでした。


さあ、いざ会場へ!


そして、感想は・・・


いやー驚きました。感激しました。脱帽です。

皆さん素晴らしい!

いい仕事されています!

やっぱり手作りはいい!

まさしくこれが本物!


特に、これはいい!という家具を目の前にするとうっとりです。

時間が経つのを忘れ、その場から離れたくなくなります。

そして、作り手の想いがダイレクトに伝わってくるような気がします(想像力豊かな私)。

思わず、家具を撫でて、曲線を指で追ってしまいます。

傍から見れば危ないお兄さん(30代後半ですが敢えて)になっているかも。


ここまでくると、もうこれはショックです。

人の手仕事で、ここまでのものを作ることが出来るのか?と・・・

飽くなき探究心、弛みない努力、真摯な姿勢、使い手への想い・・・

これらの結晶として見せつけられたように思います。


そして、自分が今まで作ってきたものを省みてみると・・・

まだまだやるべきことが沢山あります。

まだまだ可能性はあります。

今回の帰省で感じたことを生かして形にしていきたいです。


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帰省日記 5 シンポジウム後編

2009-05-23 06:55:10 | 日記
シンポジウムの感想の続きです・・・


次に使い手(顧客)からのご意見、

最近の木工家具の展示会へ足を運んでも、これ欲しい・これいいな、というものがないという痛烈な一言から始まりました。

これはおそらく前出の年配の木工家と比べて若い木工家、もしくは作家と呼ばれる人達のことと思われる。


また、最近の木工家はデザイナーになっているとの意見もあった。

実用、機能面より見た目勝負になってきていると言うことだと思う。

確かに、斬新で奇抜なあっといわせるデザインは人目を引きます。

ですが、日常生活で毎日使うものとなれば、これらに財布の口はなかなか開きません。

購入したとしても、その後に熱が冷めて飽きてしまうこともあります。


ではどんな家具が売れるのか、もしくは欲しいと思うのか?

使い手の方はこんなことを言っていました。

「私は、作り手の精神にお金を払います」

これもまたストレートで気持ちのいい意見。

私もこの気持ちは、少しずつですが、なんとなくわかるようになってきました。


今まで買う買わないのポイントとして、全国展開のチェーン店、大手メーカー等は、社会的に認知されているから、

安心で安全、間違いないから大丈夫と盲目的に信用していました。

でも実態は、近年見られるように、お客様の立場よりも利己的、保守的な側面があぶりだされてニュースになっています。

そこにはもやは、社会のため、人の暮らしのためという大前提が無くなっています。

つまり、自分勝手、独りよがりです。

儲かれば、他社より利益が多ければ、有名になれば、もっと地位が高くなれば・・・

使う側、利用する側も、少しでも安ければ、早くて便利なら、他より格好よければ・・・

と切のない追求をしていますが、どうやらこのような時代もそろそろ自壊し始めているようです。


転じて、地域のものへ目を向けてみると、

値段は少し高かったり、サービスが遅かったり、一見、不便で格好悪いと思っていたものが、

実は本当に良いもの、確かなもので、それが身近にあったのだなあと実感することがあります。

これは、陰ながら地域のためにお役目を果たしている人達がいるからだと思います。

決して派手ではなく、目立つことも無く、これといって話題にもなりませんが、

ずっと営みを続けていてくれることに敬意を表したいと思います。


ちょっと話が飛んでしまいましたが、作り手の精神にお金を払うという行為は、

人と人との繋がりが大切ということで、つまり、人は人によって生かされているのだなあと・・・


ある人が言っていました、

「より真剣に仕事や芸に打ち込み、周りの人間を生かす様に頑張り、生き続けなさい」と。



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帰省日記 4 シンポジウム前編

2009-05-22 18:01:28 | 日記
講演会に引き続いて、シンポジウムが行われました。

題目「暮らしの中の木工家具 - 作り手と使い手を結ぶもの」

作り手(木工家)、使い手(顧客)、売り手(ショップ)、伝え手(コーディネーター)の4者での議論。


こういうシンポジウムに出席するのは初めてで、恥ずかしながら木工家という人たちを見るのも初めてのことで、

ふむふむ、ほうー、へえ~という感じで聞き入っておりました。


木工家具業界というのは、この国の社会経済からすれば、狭い世界であることは否めません。

しかも、量産メーカーでなく、今回のように手作り家具の業界となれば、本当にごく一部の世界です。

そのごく一部の世界の人たちが全国から集まってシンポジウム、ディスカッション、展示会を今回の規模で

開催するのは珍しいことなのかもしれません。

時代の流れでしょうか、今後が楽しみです。

独学の私からすれば業界はもちろん、木工家の実態すら未知だったので、これらを垣間見るいい機会となりました。


さて感想ですが、

まずは、生の木工家の人たちを見て、

十人十色といいますが、木工家と呼ばれる人たちもバラエティに富んでいます。

普通?に頑固一徹な職人風、イケイケGoGoの木工家具は勝負だ!という熱血体育会系、計算高い知的な理数系、

文学・詩を愛しそうな人、ただ寡黙なのだけれども存在感ある人、悩みながら何かを探求してそうな人などなど、

昔、学校のクラスで見られたどこにでもいる一通りの人達で、特に木工家だからといって、いかにも職人っぽく、

髭を生やして紺色の作務衣を着ているような人ばかりではありませんでした。ホッ


木工家の人たちが考えていること、

意外なことに、木工家と呼ばれることに違和感や抵抗感を感じているとのこと。

これは木工を始めて間もなかったり、まだまだ修行の身であると自身を戒めている場合には理解できますが、

年配の有名な木工家より出た言葉なので驚きました。

その人曰く、昔は木工家というのは無く、家具は職人さんが地元の町工場で作っていた。

職人さん(作る人)は、当たり前の日常生活を日々することにより、デザインや機能が家具に反映されていた。

その日常から離れてしまっては本当の家具は作れない。

なので木工家、作家、と呼ばれるのはちょっと違うというようなお話であった(と解釈しました)。

この考え、謙虚な姿勢に共感しました。

私も改めて、“町の身近な家具屋さん”で頑張って生きたいと再確認できてうれしく思いました。


つづく


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帰省日記 3 中村好文講演会

2009-05-21 06:54:24 | 日記
帰省目的の一つであります、中村好文氏の講演会へ行ってきました。

数年前、NHKプロフェッショナル(http://www.nhk.or.jp/professional/backnumber/060413/index.html)

という番組で建築家として紹介されていたのを偶然見たことがありました。

この中で、「どんな家が欲しいのか、依頼者にはわからない」という氏の言葉が印象に残っています。

つまり、依頼者の要望をすべて盛り込んでは、いい家は出来ない。

これは一歩間違うと設計者の押し付けになってしまうリスクを孕んでいます。

この自信はどこから来るのか? 興味深く番組を見たのを覚えています。


その中村氏が名古屋で講演会をすることに。

題目は、「私のデザイン手法 建築と椅子」with 3人の木工家。

講演開始早々、スライドに ENKEL SPIRIT と出てきました。

ENKELとは、スウェーデン語で「簡素な、質素な」と言う意味だそうです。

つまり、普通で丁度良い、過不足無いのが美しい ということ。


いきなり核心をつく話にグッと引き込まれました。

私は普段あまりデザインを意識しません。

目の前にある材料で、無理・無駄なく実用的に考えて形を決めていきます。

デザインを意識すると、どうしても自分を表現したくなってしまいます。

これは私の場合、我を出すことになり、独りよがりなモノとなる傾向があります。

当然、作られたものは存在感があり目を引きますが、こってりと味が濃く、なんだか馴染めない感じとなります。

我とは、自分勝手、差別、優劣・・・ 

突き進んでしまうとそれはいびつになり、心がねじけて凝り固まりそうでよくありません。


ちょっと話が深みにはまりそうなのでここで転換。

講演する中村氏を見てて感じたことは、なんといっても目が少年のようにキラキラしていること。

そしてトークが軽快で軽やか。重く感じません。淀みのない清流のようでした。

立ち位置も流動的でそこに留まる(拘る)ことない様子。

どうもこのあたりがデザイン手法のポイントのような気がします。

ただのテクニックではなく、過去の実績だけでなく、

今を生きるその人の生き方そのものがデザインになるのかなと、

わかったようなわからないような・・・

結論は簡単に出ないけど、逆に出てしまうとそこで終わってしまうので、

これは生きながら悩み続けるのがいいような気がします。


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帰省日記 2 高速道路とETC

2009-05-20 09:02:49 | 日記
この度の行楽で、高速道路とETC のお世話になりました。

いやー驚きました!

サラリーマン時代、毎日のように高速道路を営業車で走っておりましたので道路事情は知っていたつもりですが、

屋久島へ移住して8年の間に、確実に進歩しておりました。


名古屋高速、東名、名神、中央、東海北陸自動車道と、わが実家(犬山市)はアクセスに恵まれています。

しかしながら、インターに行くまでの下道の渋滞、名古屋高速前後の乗り継ぎの度の料金支払いと降り口案内の判り難さ、

料金所での渋滞などなど、便利のようで不便なところが多々ありました。

そもそも莫大なお金を使ってここまでする必要があるのか、これ以上の利便性を追求することに意味があるのかと、

やや批判的に思っていたのですが、今回の経験で考えが変わりました。


高速道路の延長によるアクセスの向上、GPS音声による的確な案内、パーキングエリアなどのサービスの良さ、

料金所での支払いと渋滞の解消、これらを利用する側としてとても気持ち良く感じました。


政治、官僚、行政、税金、利権といろいろと問題もあると思いますが、

人の手によるきれいに掃除されたパーキングエリアのトイレ一つ見ても、

これらを造って頂き、維持管理してくれていることが有難いことだなーと実感した次第です。

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帰省日記 1 行楽編

2009-05-19 21:39:45 | 日記
昨日、お陰さまで無事に屋久島へ戻りました。

充実したあっという間の一週間でした。


実家の愛知県へついた翌日に岐阜県白鳥町石徹白へドライブに行きました。

標高の高い落葉広葉樹の森はまだ新緑が初々しくとても爽快でした。

道中に立ち寄った白山中居神社では、神社ということもあり、荘厳でとても大きな杉に圧倒。

帰り道に満天の湯(http://winghills.net/bath/)で疲れをとりました。

ここは日本有数の炭酸水素塩温泉だけあってか驚くほど肌がすべすべに。

というのも、古い角質が落ちるということらしく、なんだか若返った気分になります。

美人になりたい方、おすすめですよ!


翌日は名古屋の東山動物園へ行きました。

2歳の娘にとっては初めての動物園で終日興奮していたようです。

何といっても、今までテレビや写真でしか見れなかった動物たちが目の前にいるのですからね。

何故か一番喜んでいたのが池で乗った白鳥型のボート。

ペダルを漕ぐのはパパとママで、運転(ハンドル操作)は子供に任せましたから、

鼻高々という感じで、誇らしげな表情がとても印象に残りました。

何でも吸収するこの時期、リアルタイムに子供の成長を目の当たりにできることは幸せなことです。

同行してくれたおばあちゃん(私の母)も孫の成長を喜んでくれていました。

人の親になって、家族の有り難味というものが少しずつわかってきたような気がします。

つづく


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ホタル

2009-05-12 21:14:17 | 日記
ホタルの季節がやってきました。

今見ごろです。

毎年、4月下旬から5月一杯まで、敷地の小川で見ることができます。

ちらほら、ちらほらと、小さな光で繊細に舞っている姿は、

そっと見守りたくなる心境になります。

また今年も見ることができてありがとうございます。


お知らせ

明日から一週間ほど、実家のある愛知へ帰ります。

名古屋で木工家具関係の講演会や展示会があるのでちょっと見学です。

いつも一人篭って製作しているので、たまには都会の風を味わってきます。


あっ、そういえば、先週で海のアルバイト(モジャコ漁)無事終わりました。

今年もいい経験させて頂きました。皆様、ありがとうございました。
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紫外線

2009-05-08 17:39:24 | 日記
天気のいい日が続いています。

毎日、海で仕事をしていると、当然のように日焼けします。

漁のアルバイトを始めて最初の一週間で二回顔の皮がむけました。

去年に比べて確実に日差しが強くなってきています。

毎日帽子を被り、時々日焼け止めクリームなど塗りましたが、この強烈な日差しにはどうにもなりません。

今ではすっかり日焼けを通り越して顔が焦げています。

友人知人と会うと、いい色に焼けたねー、たくましくなったねーなどと声を掛けてもらえますが・・・

とにかく、最近の日差しは尋常じゃありません。

ひと昔前の、小麦色の肌は健康の象徴みたいな時代はもう過去のものです。


ある話によると、これから太陽からの電磁波が強くなるにつれて、紫外線も強く成って行くとのことです。

紫外線は肌だけじゃなく、目にも悪い影響を与えるそうです。

とくに、視力の低下しやすい子供たちは、将来的に目の深刻な病気なる心配があるそうです。


朝夕はともかく、日差しの強い日中の時間帯には注意を払う時代になってきています。

対策としては、UVカットレンズのメガネ(伊達メガネでも)が有効とのことです。

私は視力が良くないので普段メガネをしています。

通常のプラスチックレンズのメガネは大抵UVカットレンズとなっています。


それにしてもこの黒焦げの顔どうしよう。

あー、鏡を見るのが恐ろしい。


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イルカ

2009-05-05 19:14:42 | 日記
屋久島近海で漁に出ていると、3日に一度はイルカの群れに出会います。

通常は10頭くらいの群れが二つ三つ、多いときはあちらこちらイルカだらけで数え切れないくらいに。

最初に見たときは感動しました。

なんといっても船に近寄ってきてくれてジャンプを披露するのですからそりゃもう~。

しかも、ジャンプしているときに目と目が合うのですから。

あーイルカと通じ合った!なんて喜ぶのです。

でも何度も同じ経験をし、冷静に考えるようになってくると、

目と目で通じ合うというのはこちらの勝手な解釈なのかもと思えてきました。

イルカの立場に立ってみれば・・・

おや、船のエンジンの音がするぞ!

ちょっと近づいて様子を探ってみよう。

おや!船に人影が見えるぞ。

ちょっとジャンプしてどんな人間が乗っているのか見てやろう。エイッ!

というのが実情なのかもしれません。

えっ、そんな寂しいこと言うなって。

正直に申し上げましょう。

今日もまたイルカに出会いました。

その時、確かに目と目で通じ合いました。ハイ。


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獲る、頂くということ

2009-05-03 18:39:18 | 日記
毎日、モジャコ(ブリの稚魚)漁が続いています。

モジャコは生け捕りして養殖業者へ出荷します。

今年は、船長さん曰くモジャコ漁はじまって以来の不漁だそうです。

大漁の日もありましたが不漁続きだと疲れも増すような気がします。


今日は沖に出たものの、モジャコは全く獲れず、更に海も大荒れになってきたので港に戻ることに・・・

お疲れモードのところを察してか、船長さんのお計らいで今晩のおかずにと帰港する前に急遽サバ釣りへ変更。

魚群探知機でポイントを合わせ、仕掛けを垂らしてあれよあれよという間に十数匹の首折れ鯖を釣り上げることができました。

私にも釣らせてもらい、釣り船にでも乗った気分に。

こんな時は、疲れも何処へです。

首折れ鯖(くびおれさば)は、鹿児島県屋久島で水揚げされるゴマサバの現地名のこと。
血液を抜くためと鮮度を保つために、漁獲後すぐに首を折ることからその名が付く。
マサバに比べて脂肪分が少なく、刺身にすると身の締まった歯ごたえが味わえる「Wikipediaより抜粋」

早速、刺身にしておいしく頂きました。

獲る喜び、それを頂く喜び。

人間には本能的にこのような感覚が備わっているようです。



これは昨日の出来事ですが、

帰港途中に船に飛び込んできて、羽を広げたまま船尾で気を失っているところを発見。

なんともドジなトビウオで自分から飛び込んでくるなんて滑稽な・・・

となりますが、見方を変えれば天からのお恵みです。

人を生かすために自分の命を差し出してくれたと思えば無駄にはできません。

魚に限らず、口にするもの、周りにあるものすべてが、私たちを生かすために存在しているのかもしれません。

決してただではないと思うのです。

偉そうなことを書きましたが、自分への反省です。

日々生活できることへの感謝の気持ちを忘れないように。


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