久しぶりの大雨

ここ尾之間では、昨夜からお昼にかけて150ｍｍ以上の大雨が降りました。

幸い、集中豪雨ではありませんでしたので被害はほとんどなく安堵しています。


新緑の季節に雨。

その、眩いほどの鮮やかな緑に、木々の息遣いや躍動が視覚を通じで感じることが出来ます。

また、山々も低く垂れこめた雲や霧をまとって、その姿を神秘的に演出し、

「われここにあり」と、煩雑な日常生活に埋没している人々を喚起しているようにも思えてきます。

とまあ、自然のことを語ると、ついつい情緒的な文章になってしまう自分です。


最近忙しく、なかなかブログの更新が出来ませんでしたが、

今日はタイトルの通り大雨でしたので、さらには日曜日ということも重なって、

家族とおいしいものを食べに出かたり、買い物をしたり、お昼寝もしたりと、

休日らしい休日を過ごし、ゆっくりと体を休ませることが出来ました。


実は、4月10日から毎年恒例となっています、漁業のバイトが始まりまして、

昨日までの3日間、海の人となっていました。

毎年、必ずと言っていいほど、荒れ模様の海からのスタートとなり、

想像を絶するような、物凄い船酔いで地獄を味わい、

私だけ船尾でうずくまり、初日は全く仕事にならないのですが、

今年は珍しく穏やかな海からスタートしましたので、

かろうじて、初日の半日くらいはなんとか仕事をすることが出来ました。

とは言いましても、やはり船酔いは大変です。

毎年毎年、船酔い地獄の最中、もうこんな経験はしたくないと思うのですが、

人間、慣れる時は慣れるものでして、大抵、二日目からは船酔いも治まり、

きつい仕事ですが、海は好きですので、仕事の合間に、雄大な海を感じて幸せな気分になるものです。


今日は、低気圧の接近に伴い、漁の仕事は御休みとなりました。

この3日間で激しく疲弊した体を休ませるには丁度良いです。

予報では、明日もまだ低気圧の影響があると予想されるために、

夕方に船長さんから明日も休みとの連絡が入りました。

お陰で明日もゆっくりできるといいのですが、

そういう訳にもいかず、やるべき木工仕事がちゃんとありますのでお仕事お仕事。