福島木工家具店

製作した家具の紹介と日記

流行に乗って

2012-02-29 14:34:04 | 日記

流行に乗って、

インフルエンザになってしまいました。

流行には鈍感なはずだったのですが・・・


そういえば、ご近所さんから流行が始まり、

我が家では、幼稚園に通う娘が最初に乗りました。

次いで、1歳の息子、そして妻へと。

いずれも一日安静にしていれば回復しましたので良かったのですが、

私の場合はそうはいかず、

日曜日の夜から急激な発熱にはじまり、

39度から40度の間を行き来して今日の昼まで寝込んでおりました。

この間、体重は3~4kg減!

こんな高熱は十数年ぶりです。

この十年に至っては発熱した事すらありませんでしたので貴重な経験です。

現在37.5度と小康状態を保っております。

ちょっとは身体を動かそうと仕事場に向かうのですが、

風が結構吹いていて、これがまた寒い。

昔ならば、気合だー!なんて無茶をしたものですが、

身体を労わらなければいけない年頃になってきたので、

もうちょっと安静にしようかと思っております。







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杉のダイニングセット

2012-02-24 08:53:57 | テーブル ・ 机

杉のダイニングセットです ↓





すべて地元屋久島産の杉(屋久杉ではありません)を使用しています。

塗料は、自然塗料のオイルフィニッシュです。


派手さはありませんが、優しく柔らかく、素朴な感じが自然体の生活に良く合う家具です。


杉は傷つき凹みやすい特徴がありますが、それも大らかな気持ちでお付き合い頂ければと思います。


サイズ・デザインは、ご希望や生活に合うよう、提案させて頂きます。


ご相談お待ちしております。


御見積、屋久島島内配達無料です。





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大ミス

2012-02-23 20:01:38 | 日記

やってしまいました大ミス。

先月はベンチ製作での単純ミス。

そして今回は作り付け家具。


満を持して現場取り付けに入ったのはいいのですが、

下準備を済まして、いざ取り付けようと加工した板を設置場所に合わせて見ると・・・


・・・ おや!


・・・ ん?


・・・ まさか


・・・ ひょっとして


 やはり ・・


これは現実なのか ・・・


!!!



目を疑いましたが、見れば見るほどに

疑いようの無い現実がありありとそこにあり、

もはや避けられない事実として認識するまでに数十秒。


ダボ穴の配置が左右反対ではありませんか ↓





壁を抜いて、作り付け家具を両サイドへ取り付けるとう工事でして、

手前が下駄箱となり、板を仕切りにして向こう側が飾り棚となるのが正解なのですが、

見事に逆になっております。


何とかならないものかと思案しましたが、新たに作り直すのが一番と判断。


現場仕事は不慣れでして、特に今回はちょっとややこしい工事でして、

製作図面はちゃんと用意していたのですが、

その図面の見方が透かしでの穴あけ加工配置図となっており、

これをすっかり忘れて、見た目そのままに加工したのが原因。


つまり、図面の完成度に問題があった訳でして、

これが複数の人が見る図面ならば、

誰が見ても判るように注釈を入れるなどしていたと思いますが、

作るのは私一人しかいない訳で、そこまでしておりませんでした。


また、図面を描いて、一気に製作に入るならば、

記憶が新しいので、こういうことにもならなかったと思いますが、

今回はちょっと間が空いており、他の仕事と同時進行ということもあり、

見事に記憶が飛んでおりました。


まあ言い訳はともかくとしまして、

お客様にはご迷惑をお掛けしてしまいました。

実は今回が初めてではなく、前回も納期遅れでご迷惑をお掛けしております。

申し訳ございません。

この失敗は次回へと活かして生きたいと思います。




アオモジの花が満開です ↓






エゴノキの新芽 ↓





自然は間違うことなく、淡々と営みをしております。




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軽トラ市終わりました

2012-02-19 20:58:30 | 日記

本日、無事に軽トラ市を終えることができました。

ありがとうございます。





地元の新鮮野菜などすごくお値打ちにて販売していました。

皆様、マイバック持参で、野菜を一杯にしてニコニコしてお帰りになられたと思います。

今夜の食卓はさぞ賑わった事でしょう。


私もちょっと家庭菜園をしていますので、少しですが販売させて頂きました ↓





小松菜、ほうれん草、春菊の三品。

完売とは行きませんでしたが、結構売れました。

家庭菜園の売りといえば、有機・無農薬栽培でしょうか。

やはり、とれたて野菜はおいしいです。


そして肝心の木工品は・・・





結果から言いますと、売れたのは椅子1脚でした。

いらぬ妄想をしていたのでちょっと残念。


ターゲットとしては、地域のご年配女性(ばっちゃん)を想定してました。

今回、1脚ご購入していただいたものばっちゃんでした。

そして興味深く見たり触ったり座ったりしていたものばっちゃん。

「すごく座り心地がいい!」、「これいいねー!」など、

嬉しい声が聞こえてきました。


そうです。この椅子で一番工夫したのは座り心地。

手間と材料を存分にかければ、それなりのいい椅子はできます。

しかし、それに応じて価格が高価になればなるほど買い手は限定されていってしまいます。

多くの皆様が普段使いできる家具を作るためには、それなりの価格にまとめなければなりません。


そのため、できるだけ価格を抑えるよう、構造をシンプルにして、

また、使う材料を共通の規格にそろえて作業効率を高めてコストをぐっと抑え、

その分、すわり心地のほうへ手間をかけました。

手作り家具としては、安価な価格設定ができたと思っています。

手前味噌になりますが、座り心地に関しては、量産品の椅子とは良さが全然違います。


しかし、販売結果を見ればまだまだ課題はたくさんありそうです。

朝市で販売するには、決して安くは無いのですが、

それなりの金額を出してまでも欲しい!という魅力が足りなかったと思います。

改めて、ばっちゃんのハートをキャッチするような椅子作りを考えてみようと思います。





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第三回 軽トラ市のお知らせ

2012-02-14 22:14:10 | 日記

第三回 軽トラ市のお知らせです。


とき: 平成24年2月19日 日曜日

    午前 9時より(お昼前には終了します)

場所: 尾之間 屋久島町自然休養村管理センター




地元、とれたて新鮮!農林水産品の他、

団子類販売とオープンカフェ、焼き菓子、

草木染、手芸品、陶器、木工品などなど。


毎度、お値打ち品は直ぐに売切れてしまいますので、

朝一番にご来場されることをおススメします。



福島木工家具店からは、

肘掛け椅子4脚、スツール1脚、ベンチ1台を展示即売する予定です。



尚、雨などの悪天候の場合は、出店を見合すこともありますので、その際はご了承ください。

また、会場内には駐車スペースがございませんので、

お車はお近くへ駐車の上(役場尾之間支所など)、ご来場くださいませ。

以上、宜しくお願い申し上げます。



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ランダムサンダ その後

2012-02-12 22:14:52 | 日記

ついに買っちゃいました ↓





先日購入した安価なものをここしばらく使っていたのですが、

やはりパットが硬くて凹面のサンダーがけが思うようにいかない。

また、ハンドルがついて機械を保持するのに使いやすそうに見えましたが、

実際に使ってみると、サイズが一回り大きい分、取り回し・小回りがきかないのが判った。


当初は、買い換えるなら、上位機種のハンドルが付いたものにしようかと思っていたのですが、

やはり使い易さとしては、今まで使っていた手のひらで保持するコンパクトタイプの方が、

私の場合、有効だと認識できたのは一つの収穫であった。


そして今日、初使用♪


椅子の座面(凹面)の作業 ↓





やはりこれはいい!

パットの硬さは旧機種よりやや硬いような気がしますが(まあ、その分、長持ちしそうですが)、

安価品とは比べ物にならないくらいソフトで、しかも材料への接地したときの衝撃が少ない。

更に新型には滑り止め(黒い部分)がついており、握った時の感触・保持も格段に良くなっている。

おまけに電源コードが柔らかくなっているのも、なかなかポイントが高い。

さすが一流メーカーだけあって、ちゃんと改善されている。


ただ、集塵のダストパックについては、色が変わっただけのようで進化は見られないのは惜しい。

この手のものは使っている時に、突然スポット抜けたり(まわりが粉煙だらけになる)、

ダストを捨てても、パックの中に残りが残ってしまったりと改良の余地はありありです。

この部分で、新システムを採用している海外メーカーB社のものにしようか迷ったところです。


とにかく新しい機械が手に入り、木工仕事がはかどるというのは非常に嬉しいことです。




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杉のカーブスツール

2012-02-09 19:10:37 | 椅子

杉のカーブスツールです ↓







お尻が丁度はまるくらいの大きさ(S~Mサイズくらい)にしてコンパクトにまとめました。

ちょこっと使いに最適です。


今回は、正面からの見た時(長手方向)のカーブに加えて、

奥行き方向へも少しカーブをつけておりますので、

お尻を更に優しく包み込みます。

ちょこっと使いにしては、ひと手間かけた一品。








材料: 地杉

寸法: 高さ400mm(SH380mm) 幅430mm 奥行き300mm

塗装: オイルフィニッシュ





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椎茸の種打ち

2012-02-07 21:40:26 | 日記
やっと、長雨も落ち着き、昼からは曇りの天気となりました。

しかし、昨日の土砂降りは凄かった!

この雨で、ここ2~3日は木工仕事になりませんでした。



しいたけの種駒、買っちゃいました ↓





ご近所さんが栽培していた、とれたて椎茸のあまりにもおいしい味に魅了され、

我が家も原木栽培してみたいという念願がいよいよ実現することに。


インターネットで、栽培方法を調べて、必要な椎茸の種駒とその駒が入るように穴あけする専用錐(ドリル)を購入。

種駒800個で約3,000円、専用錐700円ちょっと、送料735円で合計4,500円弱の出費となりました。

ちなみに800個の種駒で長さ1mくらいの原木が20~30本分となるそうです。



椎茸の種駒と専用錐 ↓






椎茸栽培ができる原木は、ナラ、クヌギ、クリ、シイ、カシの木など、

椎茸というくらいだから、シイの木が一番原木に適しているかと思っていましたが、

ナラとクヌギが発生量が多く良いそうです。


たまたま、我が家の敷地にシイの木がありまして、畑のすぐ脇に自生しており、

地形的に畑の養分が雨で流れて溜まるような場所ということもあり、

樹勢がよく、枝がどんどん伸びて小屋の屋根の雨どいに落ち葉が沢山溜まるようになってきたので、

去年の暮れに思い切って剪定して置いたのです。


一ヶ月ちょっと自然乾燥させた原木 ↓





錐で穴をあけ ↓





種駒を穴に詰め(原木1本に対して種駒20~30個くらい) ↓





玄翁で叩いて打ち込みます。

今回は、原木30本ちょっと打ち込みました。


その後、仮伏せ(ビニールシートをかぶせて保湿管理・菌糸活着の促進)を春頃までした後、

本伏せといって、風が通る、直射日光の当たらない日陰に、

よろい伏せ、合掌伏せなどの方法で伏せて(組んで)置きます。

椎茸が発生するようになった原木を「ホダ木」と呼び、

その後、通常は3~4年間、毎年椎茸が発生するようになります。

と説明書にありました。


何せ椎茸栽培なんて初めてのことでして、うまくいくかどうか・・・

ただ単に種駒を打ち込んでおしまいというわけには行かず、

相手は生きている菌なので、生育環境を気遣いながら面倒を見ていかなくてはいけません。


説明を読むとどうも害菌と椎茸菌とのせめぎ合いみたいなものがあるようで、

いかに椎茸菌を優位にまん延させるかが鍵のようで、

それに加えて、温度と湿度管理も重要だそうです。

しかも発生は来年の秋からということで、これからまだ1年半先のことです。


原木数本の管理ならば、さほど手間はかからないと思いますが、

数十本ともなると、水遣り、シート掛け、原木の天地返し、周囲の草刈など、

範囲が広いだけあって、それなりの手間ひま掛かりそうです。


でも、あのおいしいー椎茸を食べたい!

とれたて新鮮プリプリ!!

刺身にして、焼いて、煮て、炒めて、干して・・・

よだれが出てきてしまいます~。

先は長いけど楽しみです。




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椅子の開発

2012-02-04 11:06:57 | 日記

去年の12月からはまっていたベンチの試作づくりですが、

先日ようやく製品化することができました。


さて、途中で脱線した椅子づくりの方は、

まあ、大体の形にはなってきました ↓





といっても基本デザインはベンチから派生しており、

それ単体でのまとまり具合というか、全体のバランス、実用機能面での改善の余地はまだあります。

今回の場合、背もたれから肘掛部分への納まりと強度、それに座った時の心地よさが課題。


椅子は、普段使う実用家具であり、また身体を預け、身体と共にある家具でもあり、

そして何よりも奥が深い家具だと思います。

千変万化といってもいいかもしれません。


使い手の身体特徴や癖と健康状態、使われる場所と用途、

さらには、元気な時と落ち込んでいる時などその時の気分?

によって同じ椅子でも座り心地が変わってくることがあります。

だらけて座れば椅子もダラ~としますし、シャキッと座れば椅子もそれに応えてそう成ります。

極論をいえば、自分を映す鏡にも成り得ます。


まあ、これはそこそこ自分に合った椅子の場合の話ですが。

ですから、使い手が座った時に、まあこれはそこそこ良い椅子だなと思える程度が丁度いいかもしれません。

椅子作りには、これで決まり、完璧というものは無いと思っています・・・と


さぞ、研究に研究を重ねに重ねて、やることはすべてやり、

もう悟りの境地に近いような、達観したようなことを書いていますが、

まだ椅子作り(木工)を始めて数年のワタクシが言うことではありませんでした。

失礼しました。

理屈より実践あるのみ。

がんばります。



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合体大根

2012-02-03 23:08:06 | 日記


我が家の畑の中で一番太っている大根を、

ヨシッと、気合(腰)を入れ、しっかりと両手で持ち、

丁寧に、期待を込めて真上に引っこ抜いてみる。

さぞ地中深くまでのびているだろうと思い込んでいたが、

呆気なくポロッという感じに持ち上がる。

地上に出ている部分より地中の方が短かった。

・・・ まあ、こんなこともある。


ちょっと物足りないので、次に大きい大根を抜く。

こちらはなかなかもので、いかにも大根の中の大根という感じで実にいい。





↑ 写真右は一本目、左は二本目に抜いた大根


いつものごとく、外側の硬くなった大根の葉をむしりとっている時に、

なんかおかしいなあと、よくよく最初に抜いた大根を見てみると ↓





葉っぱが二倍ついているではありませんか!

おおっと一瞬喜んだのですが、よくよく考えてみると、葉よりも本体の方がメインなわけで、

こういう場合、ヨイショッと一本の大根を引っこ抜いたら、地中より二本出てきたー!!

というほうが、おもしろかったなあーと一人勝手なことを想像してみる。


しかし、今日も寒かったなあー。




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ベンチ 1220

2012-02-01 21:35:51 | 椅子

ベンチです ↓





幅は1220mmで、二人がけ用となっております。

座面はすのこ状で、お尻に優しいカーブがついており、座り心地Good!

脚は三脚にすることにより安定感抜群。

無駄を省いた流線形で小型軽量、持ち運び楽々。


正面から見たところ ↓





寸法: 高さ420mm(SH390mm) 幅1220mm 奥行き360mm

材料: 地杉

塗装: オイルフィニッシュ




お知らせ


2015年 鹿児島県熊毛地域特産品コンクールにて、

工芸品部門 優秀賞を受賞しました。

HPはこちら 「熊毛地域特産品コンクール」



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