福島木工家具店

製作した家具の紹介と日記

材料 と 塗装

2009-03-13 00:01:00 | 材料と塗装について
 
 材料について

福島木工家具店では殆どの場合、離島ということもあり、

入手性・安定供給面から、主な家具の材料には、地元屋久島産の杉を使っております。

他の樹種につきましては、その時の在庫状況によりますのでお問い合わせください。

木材は、年月をかけて敷地内で天然乾燥させたものを使用しております。




 杉の特徴として
 
一般的な家具に使われる材料(広葉樹など)に比べて、

軽い・柔らかい・傷つきやすいなど挙げられます。

傷や凹みも、その家具の歴史と考えてお付き合いして頂ければ幸いです。

*傷や凹みが気になる方はご注意願います。

但し、柔らかいということは、再加工し易いということですので、

汚れや細かな傷・凹みは、できる範囲で削りなおすことも可能です。

杉材は、とても親しみやすい木材です!

 


 節について

節は一つのアクセントと考えております。

このため、節のあるを材料を使用しております。

状況に応じて、実用面において支障の無いように

テーブルの天板などは、無節もしくは節の少ない材料を選んでおります。

無節材だけでの製作も可能ですのでご相談ください。




 塗装について

塗装方法は色々とありますが、当店では基本的にオイルフィニッシュをしております。

福島木工家具店では、リボス自然塗料を使っています。



オイルフィニッシュとは


・オイルが木部に浸透して硬化するため木を強くします

・木の調湿作用を妨げません(木を生かす)

・木の手触りや風合いが塗装後も楽しめます

・塗装・補修などが容易で扱いやすいなどです


一般的な化学塗料(ウレタン塗装など)に比べますと、

・傷や汚れがつきやすい(耐水性、耐久性が劣る)

・艶・光沢が少ない(見た目、塗装した感じがあまりしない)

・より長持ちさせるためには、数年に一度の再塗装の手間がかかる

 などの特徴があります。


* 長年のご使用により、塗装が弱くなってきたり、剥げてきた場合は、

  再塗装いたしますのでご遠慮なくお申し付けください。

  
* オイルフィニッシュのメンテナンスは難しくありません。

  お客様にて再塗装される場合は、塗装方法の説明と塗料の小分けをしております。


* オイルフィニッシュ以外の塗装をご要望される場合はお問い合わせください。

  


 無垢家具のお取り扱いについて

・直射日光、冷暖房機器の近くでのご使用はお避け下さい。
 
・熱や乾燥した空気による、割れ、反りによる変形・破損の原因となります。

・その家具の用途以外でのご使用はお避け下さい。思わぬ事故につながります。

・お手入れは、固く絞った綿布で拭いてください。
 
・濡れたり、汚れがついた場合は、すぐに拭き取るよう願います(シミ・変色の防止)。

・梅雨時はカビがつきやすくなることもありますので、まめなお手入れをお心掛けください。


* 不具合が生じた時には、できるだけ対処いたしますので、まずはご連絡ください。




コメント
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