ルーターという木工機械をつかって
吸い付き蟻桟加工
まずは天板裏側
左右の板(治具)をセットして、その内側に機械を当てながら溝を掘っていきます
治具の板幅は、勾配 1/300mm でつくってあり
手前の溝幅より奥の溝幅が先細りになるように加工できます
加工した蟻桟の溝(八の字)
ルーターの刃物
つづいて角材の加工
最初は、左右対称に
そして、天板と同じように勾配 1/300 となるよう
先細りに加工した治具を沿わせて片面のみ切削
勾配は同じですが、角材の八の字幅は、若干(0.5〜1mm)大きめにします
仮組み
木槌で強く叩き込んでも
角材の八の字の方が大きく加工してあるので最後まで入りません
木の繊維が圧縮され馴染むよう
この状態でしばらく寝かして置きます
堅木ならこのような手間はかけませんが
今回は地杉で製作しているので繊維の潰れ代を考慮
久しぶりの蟻桟加工で緊張しました
福島木工家具店
オーダー・造作家具 木製品設計製作
YouTube : YAKUSHIMA 福島木工家具店
mail : fukumoku1@gmail.com
木育ブログはこちら → 屋久島木工木育デザイン