福島木工家具店

製作した家具の紹介と日記

マキタ 18V充電式ジョイントカッタ

2014-02-24 23:34:19 | 日記



ジョイントカッタ、買っちゃいました。

以前から気にはなっていたのですが、

価格が45,000円くらいして、とても手が出なかったのですが、

充電式になりますと、価格はガクンと下がって、

ネットで安いところを探したところ、消費税・送料込みで、

24,010円(本体のみ)とありましたので、早速購入した次第です。


今までは、溝切りカッターで小穴をついて、

その溝に嵌め込む雇い実を作ってという手間をかけていたのですが、

このジョイントカッタでは、要所要所に切込みを入れて、

そこへビスケットと呼ばれる雇い実のようなものを挟み込んで接合できるので効率化が図れます。


ビスケットジョイントのサンプルをつくってみました ↓





左から大・中・小のサイズのビスケット。

ちなみにこのビスケットは、ブナの木を圧縮してつくってあり、

ボンドの水分で膨らみ、がっちりと木に食い込むようになっているようです。

また、ビスケットというだけありまして、

見た目が本物のビスケットに見えますので、

お腹がすいた時には思わず手が出そうになるので注意が必要です。


このジョイントカッタの利点としまして、

先ほどの効率化の他に、加工が正確にできることに驚きました。

割と簡単な操作で、精度が出るというのは重宝します。

精度が出るということは、強度も出ると言うことです。

これはすごく大事なことです。

今までの溝を掘って、雇い実を入れる方法は、

遊び(余裕を持たせる)を作って加工していましたので、

板同士をはぎ合わせたときに、多少の目違いが出るのは避けられず、

クランプする際に、そのズレを矯正する手間が必要でした。

この手間が無くなるだけでも大変有難いです。


難点としましては、

18Vの充電式はちょっと重たいです。

数箇所の加工くらいでしたら、問題ありませんが、

数十箇所を一度に加工する場合は、やはり手に負担がかかります。

まあ、バッテリーの重さがありますので、仕方ありませんが。


次に、コストの問題があります。

今までは手づくりの雇い実を使っていましたのでコストは掛かりませんでしたが、

ビスケット一枚につき、5~6円しますので、まとまった量になるとコストもそれなりに掛かってしまいます。


もう一つ、付け加えるならば、ジョイントカッタ本体に付属している集塵袋ですが、

10箇所程度の加工では問題ありませんが、

それ以上の加工をしますと、袋に切削くずが一杯になって詰まってしまうこと。

まめに捨てるか、集塵ホースをつければいいのですが、

そこまでするのも手間になりますので、集塵袋は外して使っています。



ビスケットジョイントデビュー(円卓の天板です) ↓






使用するボンドは、タイトボンドⅢ ↓





このボンド、耐水性があるもので、価格は高いですが、

接着強度が優れているのと、FDA(アメリカ食品医薬品局)の基準をクリアしているという魅力がありまして、

できるだけ多用していこうと考えております。



先日、差し掛けで作った保管庫 ↓






出番を待つ板材が一杯です。

しばらくは、ジョイントカッタの休む間が無いようです。



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2015年12月3日 追記です。

早いもので、購入して1年10カ月が過ぎました。

その後も大活躍で、もはや無くてはならないものになっています。

今までの使用の感想を書き留めておきます。


活躍中のジョイントカッタ ↓






取り扱い注意点としまして、

黒い樹脂製のハンドルは、バッテリーを装着した本体重量に比べて作りが不十分かもしれません。

数ヶ月前に、グイっと持ち上げた際、ピシッという嫌な音がハンドル部分から・・・


確認してみると、付け根に亀裂が入ってしまいました ↓





ですのでハンドルはソフトに持ってあげると良いでしょう。


集塵袋ですが、当初は取り外して使っていましたが、

やはり木屑が飛び散るのはよろしくないので、今は取り付けて使っています。

但し、まめに袋に溜まった切削くずは捨てなければいけませんが。



ジョイントカッタのケースの紹介 ↓





これは、アマゾンで購入した リングスター ドカットD-4600 です。


蓋を開くと、中蓋があります ↓






ケース本体の大きさは、バッテリーを装着したジョイントカッタがピッタリと入るサイズ ↓




ケースを使う方にはおススメです。


続いて、これ ↓





ビスケットジョイント用の接着剤ノズルです。

仕事が早いです。

接着の際、ボンドが乾く前に素早く作業を終えなければいけません。

そんな時に役立つと思います。



購入先はオフ・コーポレイションで、品名は、グルーアプリケータセットとなります。

セットなので、写真のビスケット用だけでは販売しておりません。

セットでも1,800円足らずですので、購入する価値はあると思います。


以上、追記でした。



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再び追記です(2018年12月現在)


ひびの入ったハンドルは結局割れてしまいました ↓





まあ、無いなら無いで特に問題なく使えています。



集塵方法について、今年新しくマキタの集塵掃除機を購入しましたので、集塵ノズルを取り付けてみました ↓





アタッチメント無しでダイレクトに取り付けられます。


集塵しながらの作業はとても快調で気持ち良いです。

埃はほとんど出ません。

中も詰まることは無くなり、とてもクリーンな状態が維持できます ↓






集塵掃除機、ちょっと値段が高いですがおすすめです。







以上



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椅子のレストア

2014-02-19 23:47:50 | 椅子
椅子のレストアのご依頼を受けました。

以前、紹介しました机のレストアと同じお客様です。


小ぶりな椅子で、机同様、年代モノと思われる風格?を備えております ↓





布地のクッションのようですが、生地はボロボロで、鋲も腐食しており、

再生が可能かどうかドキドキしながらめくって見ると ↓






何と、中身は藁!


二重のクッションになっています ↓






今まで、椅子の座面は木でしか製作したことがありませんので、

布地や皮の座面の中身はどうなっているかなど考えたことも無いのですが、

まさか、藁が入っているとは驚きでした。

昔の椅子はこんな風だったのでしょうか?

それとも、たまたまこの椅子を作った職人さんのやり方だったのか。

地方によって色々な特色もあったかもしれません。



布地と藁を取り除きました ↓





この仕事を引き受けるときの打ち合わせでは、

この座面を、板で作り直すつもりだったのですが、

引き取りに伺った時に、お客様が、皮を張ってくれたら嬉しいな♪

みたいなことをさりげなく仰るではありませんか!


正直、やったこともなければ、皮の座面なんて、やる気もありませんでしたので、

一瞬、怯んだのですが、

ふと、

コレをきっかけとして、

何か新たな世界が開けそうな気がして、

気を取り直して、やってみますと言っちゃった訳です。


さて、どうしよう。

後先考えずに引き受けたのはいいのですが、

経験も無ければ知識もありません。

こんな時に役立つのがインターネット。


色々と調べました。

便利なものです。

皮を扱うショップもあれば、

皮の張り方を紹介した動画もありました。


色々とあったのですが、

鋲で留めるタイプの椅子の張り替え方に関しては情報が見当たりません。

このような家具はアンティークの部類に入るのか、

日本ではそれほどメジャーではないと思われ、

情報量も十分ではなく、アレコレと検索するもヒットしませんでした。


こうなったら適当に、いや自分なりに頑張るしかありません。

せっかく、新しいドアの前に立つことが出来たのですから、

思い切って前に進みましょう。


まずは材料から。

色々と調べて購入したのがコレ ↓





知る人ぞ知る?

世界の高級車のシートに使われている、東レのエクセーヌ(アンカンターラとして採用)。


普通ではとても手が出ないほど高いのですが、

現品限りのアウトレットにて購入しました。

同時に、普通の合皮も購入したのですが、

素材感が、今回の椅子に合いそうなのでエクセーヌにした次第です。



次にコレ ↓






スポンジです。

下は、よくあるウレタンチップスポンジで、

上の黄色いのは、高弾性スポンジと呼ばれるちょっといい(高い)モノです。



そしてコレ ↓





古今調色の鋲。

専門店(ネット上ですが)で買いました。

良い雰囲気が出ております。


大きな声ではいえませんが、技術、経験がありませんので、材料で勝負です(汗)。


こんな感じに仕上がりました ↓









アップの写真はありません。

その訳は・・・

ご想像にお任せします。


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差し掛け工事 ドアの取り付け

2014-02-14 20:24:12 | 日記
いよいよ、ドアの取り付けです。

材料はもちろん地杉。


杉は日本固有の樹種です。

日本に杉が無ければ、木の文化も違った形になっていたかもしれません。

身近に、このような材があることに改めて感謝。


いままでに建具は、倉庫や小屋とかの引き戸はいくつか作ったことがありましたが、

今回は、ドアノブの取り付けにチャレンジ ↓






説明書を読みながら、ドアの仕様を考えて、

このような下地の骨組みにして取り付けることに ↓






雨にぬれても、水が切れやすい設計にしました ↓






表の板を張り終えていよいよドアノブの取り付け ↓





このドアノブは、内側から錠がかけられるタイプ。

上手く機能するかどうか心配でしたが、問題なく動作することができました。



杉のドアの完成 ↓






初めてにしては上出来です!


これで、差し掛け工事は一段落しましたので、本業に専念。

これから、同時進行で複数のアイテムに取り掛かっていきます。


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差し掛け工事 砂利とポリカ

2014-02-11 20:05:56 | 日記
ちょっと忙しく、差し掛け工事もとびとびとなっています。

先日までの進捗状況ですが、

砂利を生コン屋さんから買ってきて ↓






コンパネを滑り台替わりにして ↓






こんな感じになりました ↓






これで、雨の日も足元がドロドロになることはありません。


続いて斜めに張り出した部分の屋根工事。

建材屋さんで、ポリカーボネートの波型の屋根材を買ってきて、

斜めになっている屋根に合わせてハサミでカット ↓





ガルバと違って柔軟性がありますので容易に加工できます。



屋根張り終了 ↓






かなりテキトーにやっていますが、それなりに形になってくるものです。

やはり、日曜大工は楽しいです。


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腰痛と筋肉痛と大工仕事

2014-02-06 19:00:56 | 日記
昨日は大工のお手伝いの仕事がありまして、

現場にて、布基礎の上に土台を据えたりする工事をしておりました。

自分の木工仕事だけでなく、月に1週間前後、このように大工仕事をしております。


大工仕事は楽しいです。

親方も後継者を育てるという姿勢で、様々なノウハウを積極的に教えてくれます。

給料を頂きながら勉強・修業させて頂いてるようなもので、大変ありがたいです。


しかし、慣れないことも多く、初めてする仕事も多々あり、

新鮮さと同時に戸惑いながらも一生懸命ですので、

力んだり、ものごとの程度がわからず、ついつい無理もしてしまったり、

昨日は、重い、重い、非常に重い土台を一人で運んでいる時に腰を痛めてしまいました。


棟上げを来週に控えているのに失態です。

この土台、注入加工材で、重量は生木とほとんど変りなく、サイズも4寸角と大きめでしたので尚更でした。


まあ、痛めてしまったものは仕方がないので、後は自分の体を労わってあげましょうということで、

今日は、雨降りも重なって、木工仕事はお休みを頂き、一日中、体を安静にしておりました。

そのお陰か、腰痛も日常生活には問題ないくらいに良くなりました。

その反面、ここ連日、釘打ちばかりしていた右手の筋肉痛が顕著になってきて、

握力が回復するのには、まだ時間がかかりそうです。


自分の体のことは、出来るだけ自分自身で面倒を見たいものです。

やはり、普段の生活の中で治していくのが、長い目で見ると大切なことだと思います。

日常生活の積み重ねは、心身だけでなく精神的にもその人の先の人生を形成していくと思えば、身が引き締まります。


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差し掛け工事 5日目

2014-02-04 22:25:19 | 日記
あっという間に工事も5日目に入りました。

最初のころは不思議と勢いがあり、どんどん工事が進んだのですが、

後半に入って、どんどんスローダウンしてきています。


西側、北側と壁を張り終え、

いよいよ、最後の東側に取り掛かります。

当初、そのまま長方形の倉庫にする予定でしたが、

現場に立って、よくよく見てみると、

壁を斜めに延ばせば、中のスペースがより広くなり、

ちょっとした軽作業ができたり、または、長尺物の保管にも使えそうで、

ややこしそうですが、変形した形に挑戦することに。


昨日、壁を張った北側の柱から、軒桁を斜めに延ばし、水平を確認し、

そこから、桁を支えるための柱の長さを採寸し、沓石を設置して柱を立てる。


東側は出入り口の扉を取り付けますので、その仕切りとなる柱を立てます。


柱を立てる位置に、下げ振りを垂らして、柱の立つ位置を割り出す ↓






下げ振りの先っちょ(鋭く尖がっています)↓






下げ振りの上部 ↓






沓石には前回同様、柱の大きさと中心を墨付けしておきます ↓






沓石の位置が決まったら、土を埋め戻し、柱の高さを採寸して、カットして横からはめ込みます。

手抜き工事ですので、柱にはホゾ加工しておりません。


ホゾの代わりに羽子板&ボルトで固定 ↓






二箇所で互い違いになる様にしてあります ↓





インパクトで締め付ければ、これはこれで結構頑丈になります。

今回のように、設計図無しのノープラン工事にとっては融通の利くやり方です。

正当な工法ではありませんが、日曜大工ですので、まあよいでしょう。



こんな感じになりました ↓






壁を斜めに張り出したために、屋根の形も変形したものになります。

屋根下地材もまっすぐにはなりませんので、

この部分の屋根材は、柔軟性のあるポリカーボネイトの波板にする予定です。


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そろそろ疲れが

2014-02-03 22:26:08 | 日記
差し掛け工事4日目。

体をちゃんと休ませていないので疲れが出てきました。

仕事の速度も落ちてきています。

慣れない釘打ちも続いており、右手が痛くなってきました。


今日は、北側の壁づくり。

壁下地材を打ち付ける ↓





できるだけ端材を有効利用しようとして、アレコレ組み合わせたり、

さらには、節の多いもの、木目が悪く、目切れしているものなど、

普段のお客様に使うのにばかるような材を、

あちらこちらから引っ張り出して、選んでいる内に時間が過ぎていきます。

意外と材料選びには時間が掛かるものなんです。


北側は屋根からの雨水が落ちますので、壁材は板ではなく、ガルバリウム鋼板としました ↓





屋根からの雨水がはねて、壁が腐りやすいからです。

雨どいがあれば良いのですが、この工事ではパスしました。


奥から手前にかけて傾斜がついています。

木の板なら張った後に、丸ノコで斜めにカットして下端をそろえるのですが、

ガルバでは、そう簡単にカットできませんので、

少しずつ、ずらしながら張りました ↓





当然、上もずれますので、それを隠すために木の板を横張りし、

ガルバの両サイドの納まりは、木の角材を打ち付けました。


軒桁と垂木の間に隙間があいており、横殴りの雨が降れば、

中に入ってしまうので、鼻隠しを打ち付ける。





壁を張るだけなら、時間はかかりませんが、

それ以外の細かい納まりに手間がかかります。



中はこんな感じ ↓





車庫みたいです。


筋交いは入っておりません。

この先、作り付けの棚などを設置するなどして、

構造的には、まだまだ強くなっていく予定です。

この時点でも、壁面での強度がありますので、

ちょっとやそっとのことでは大丈夫と思います。



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差し掛け工事 3日目

2014-02-02 22:15:07 | 日記

差し掛け工事も3日目となりました。

昨日、仮止めしておいた屋根張りを午前中の涼しい時間にする。

季節は冬なんですが、日中は暑いのです。


今日の鹿児島は、23.5度と64年振りの暖かさとなったそうです。

我が家の畑の菜っ葉たちも、とうとう薹(とう)が立ち始めました。



屋根張り ↓





初めてガルバに釘を立てるとき、釘でこんな鋼板に穴が開くのかと思ったものです。

実際は、波の山の部分の中心を狙えば、それほど難しくないです。



傘釘(スポンジ材で繋がっていますので、手でちぎりながら打っていきます)↓






昨日、垂木の上に取り付けた屋根下地材の上に傘釘を打っていきます。

打つ間隔は、山を3つ飛ばしています。


四隅は、台風など強風に備えて念入りに ↓





屋根の上での釘打ちは腰に負担がかかります。



次に、柱の間に土台を取り付けて、間柱を立てていきます ↓






予め、刻んだ材を用意しているわけでなく、

作りながら材を用意して、刻んで、現場作業を進め、

同時に頭の中で設計しながら作っているので、

作っている本人も、この建物がどんな姿になるのか予想していません。

在庫している材料によって、細かい仕様が決まっていきます。


西側は、板張りにしました ↓






このような成り行きで進める作業も面白いものです。


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今日も暑かった

2014-02-01 22:58:15 | 日記
ここ数日、春のような日が続いております。

今日も、日中は20度を越え、日差しの下では汗ばむ陽気でした。

我が家の薪ストーブの出番も無く、ちょっと寂しいです。


昨日は、ちょっと残業して、差し掛け垂木を受ける軒桁と、

プレハブ側の垂木受け(棟木?)の刻みをしておきました。

そして今朝、軒桁に柱を嵌め込む切り欠きを電動丸ノコで入れて、

羽子板ボルトを通す穴をあけ、いよいよ立ち上げ。


予め、軒桁に柱をボルトで固定しておいてから、

妻を呼び、二人で独立基礎の上にヨイショッとのせる。

柱の垂直を、下げ振りや水平器を使って確認しながら、

垂木を取り付けていく ↓






垂木は、45mm×60mmというサイズ。

本来であるならば、このサイズの場合は90cm以内のスパンで使われるのが理想ですが、

今回の差し掛けの場合は、210cmもスパンがあります。

垂木の上に乗ると、少ししなり、上からの加重に対する強度はいまひとつですので、

予算があれば、45mm×105mm位のサイズを使いたいところです。

今回は、部材保管用の倉庫で、屋根材は軽いガルバリウム鋼板を使いますのでよしとしておきます。

垂木は、くら金物を使って固定していきます。


垂木を取り付けた後に、屋根下地材30mm×60mmを取り付けました ↓





これで幾分か強度が出て、上に上がって作業することができるようになりました。

この下地は、屋根材のガルバを傘釘で打ち付けていく部材となります。

傘釘は、傘の下にスポンジがついておりますので、ギュッと打ち付けて密着させれば、

釘穴からの雨水の浸入を防いでくれる代物です。


あっという間に夕刻。

暗くなる前に、形だけでも屋根を張りたく、

薄暗い中、何とか仮止めを終えて、今日は終了。


色々と手抜きしながら、自分なりに手早く仕事をしているのですが、

思っていた以上に仕事が進みません。


屋根をつけるだけの差し掛けならば、簡単なのですが、

これから土台を入れて、外壁の下地材入れ、外壁を張って、

出入り口も作り、さらには内側の棚類も作るとなると、

まだ数日かかるかもしれません。

この週末で、作ってしまおうと考えておりましたが、

現実はいつも厳しいです。


厳しいと言うか、これは私の改めるべき悪い癖です。

いつも、見積や計画が甘いのです。

この仕事量なら、このくらいでやれるでしょう、という具合に、自分の実力を鑑みずに、

一般的な観念といいましょうか、社会通念上の基準といいますか、

自分の中で、そのような相場(理想)みたいなものがありまして、

それに近づくべく、実力以上の課題を自身に課す傾向があるのです。

まあ、つまるところ、私は怠け者なのでしょう。

心の良心は厳しいです。

明日も頑張りましょう。


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