![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5c/5f/fb213bd552b7a49bc6b798754be4257c.jpg)
ジョイントカッタ、買っちゃいました。
以前から気にはなっていたのですが、
価格が45,000円くらいして、とても手が出なかったのですが、
充電式になりますと、価格はガクンと下がって、
ネットで安いところを探したところ、消費税・送料込みで、
24,010円(本体のみ)とありましたので、早速購入した次第です。
今までは、溝切りカッターで小穴をついて、
その溝に嵌め込む雇い実を作ってという手間をかけていたのですが、
このジョイントカッタでは、要所要所に切込みを入れて、
そこへビスケットと呼ばれる雇い実のようなものを挟み込んで接合できるので効率化が図れます。
ビスケットジョイントのサンプルをつくってみました ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/37/ca60ee78d14fd18fed23facb7affd6f8.jpg)
左から大・中・小のサイズのビスケット。
ちなみにこのビスケットは、ブナの木を圧縮してつくってあり、
ボンドの水分で膨らみ、がっちりと木に食い込むようになっているようです。
また、ビスケットというだけありまして、
見た目が本物のビスケットに見えますので、
お腹がすいた時には思わず手が出そうになるので注意が必要です。
このジョイントカッタの利点としまして、
先ほどの効率化の他に、加工が正確にできることに驚きました。
割と簡単な操作で、精度が出るというのは重宝します。
精度が出るということは、強度も出ると言うことです。
これはすごく大事なことです。
今までの溝を掘って、雇い実を入れる方法は、
遊び(余裕を持たせる)を作って加工していましたので、
板同士をはぎ合わせたときに、多少の目違いが出るのは避けられず、
クランプする際に、そのズレを矯正する手間が必要でした。
この手間が無くなるだけでも大変有難いです。
難点としましては、
18Vの充電式はちょっと重たいです。
数箇所の加工くらいでしたら、問題ありませんが、
数十箇所を一度に加工する場合は、やはり手に負担がかかります。
まあ、バッテリーの重さがありますので、仕方ありませんが。
次に、コストの問題があります。
今までは手づくりの雇い実を使っていましたのでコストは掛かりませんでしたが、
ビスケット一枚につき、5~6円しますので、まとまった量になるとコストもそれなりに掛かってしまいます。
もう一つ、付け加えるならば、ジョイントカッタ本体に付属している集塵袋ですが、
10箇所程度の加工では問題ありませんが、
それ以上の加工をしますと、袋に切削くずが一杯になって詰まってしまうこと。
まめに捨てるか、集塵ホースをつければいいのですが、
そこまでするのも手間になりますので、集塵袋は外して使っています。
ビスケットジョイントデビュー(円卓の天板です) ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/ad/4b6091a5709f4bef46010e6d5f95ed0e.jpg)
使用するボンドは、タイトボンドⅢ ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/e8/8de7d7a0c18f1633717e5b095986657f.jpg)
このボンド、耐水性があるもので、価格は高いですが、
接着強度が優れているのと、FDA(アメリカ食品医薬品局)の基準をクリアしているという魅力がありまして、
できるだけ多用していこうと考えております。
先日、差し掛けで作った保管庫 ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/d6/e22c4182d04f19abf8c9e1b25fbba5f2.jpg)
出番を待つ板材が一杯です。
しばらくは、ジョイントカッタの休む間が無いようです。
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2015年12月3日 追記です。
早いもので、購入して1年10カ月が過ぎました。
その後も大活躍で、もはや無くてはならないものになっています。
今までの使用の感想を書き留めておきます。
活躍中のジョイントカッタ ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/2c/c8b2953c63e4c05ee5024fb2928f292c.jpg)
取り扱い注意点としまして、
黒い樹脂製のハンドルは、バッテリーを装着した本体重量に比べて作りが不十分かもしれません。
数ヶ月前に、グイっと持ち上げた際、ピシッという嫌な音がハンドル部分から・・・
確認してみると、付け根に亀裂が入ってしまいました ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/f2/233e6f73d0c59084519c972c9cd6ce2d.jpg)
ですのでハンドルはソフトに持ってあげると良いでしょう。
集塵袋ですが、当初は取り外して使っていましたが、
やはり木屑が飛び散るのはよろしくないので、今は取り付けて使っています。
但し、まめに袋に溜まった切削くずは捨てなければいけませんが。
ジョイントカッタのケースの紹介 ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/bb/a844bd2b72b93c86857c6de86959872b.jpg)
これは、アマゾンで購入した リングスター ドカットD-4600 です。
蓋を開くと、中蓋があります ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/72/ef9c7915290895d6ef3353e3324b2cbe.jpg)
ケース本体の大きさは、バッテリーを装着したジョイントカッタがピッタリと入るサイズ ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/f2/96973208def52602fe17f20e13296243.jpg)
ケースを使う方にはおススメです。
続いて、これ ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/8a/20569dc0b1283c605bc61d6d0df0f0b0.jpg)
ビスケットジョイント用の接着剤ノズルです。
仕事が早いです。
接着の際、ボンドが乾く前に素早く作業を終えなければいけません。
そんな時に役立つと思います。
購入先はオフ・コーポレイションで、品名は、グルーアプリケータセットとなります。
セットなので、写真のビスケット用だけでは販売しておりません。
セットでも1,800円足らずですので、購入する価値はあると思います。
以上、追記でした。
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再び追記です(2018年12月現在)
ひびの入ったハンドルは結局割れてしまいました ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/c1/adae49c7e75828d24dc5d82df0c0a6a5.jpg)
まあ、無いなら無いで特に問題なく使えています。
集塵方法について、今年新しくマキタの集塵掃除機を購入しましたので、集塵ノズルを取り付けてみました ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/25/b5b5c3a1dee0c08c8523f0ecc3dc6a71.jpg)
アタッチメント無しでダイレクトに取り付けられます。
集塵しながらの作業はとても快調で気持ち良いです。
埃はほとんど出ません。
中も詰まることは無くなり、とてもクリーンな状態が維持できます ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/e8/e3756f39b0a57f96200b37b816d77a1f.jpg)
集塵掃除機、ちょっと値段が高いですがおすすめです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/2a/ea81c6b2b992328a0d060349688258a9.jpg)
以上