テントです。
ビニールシートは、3.6m×5.4mのサイズ。
(昨日のデジカメが雨に濡れて撮影したところです)
シートを外すとこんな感じ。↓
テントにしては、ちょっと変わった骨組み。
なんだか神宮っぽくって格好良い。
実はこのテント、キャンプするためのものでなく、木材を乾燥・保管する為に作ったものです。
地元の製材所から購入する木材は乾燥されていないので、敷地で程よく自然乾燥させています。
作業場の敷地には、このようなテントがいくつかあります。
自然乾燥なので、人工乾燥に比べれば完璧とはいえませんが、
やはり、それなりに乾燥させた材料をストックしていなければ仕事になりません。
木工で立ち行かなくなったら、即テント村に切り替えて開業できるというメリットがあります。(笑)
人工乾燥された木材を島外から仕入れれば、このような手間はかからないのですが、
木材が高価な上、離島ということでに輸送コストも高くなり、
普段使いの安価な家具づくりを目指している以上、現段階では地元産の木材を使っています。
ところで、台風の多い屋久島。
暴風の時は大変です。
このままでは間違いなく吹き飛ばされてしまうので次の点に注意!
・風当たりの弱いところにテントを設置。
・木材を積んで、自重で飛ばされないように。
・台風が接近する前に、ビニールシートを屋根でなく木材に直接被せ、ロープで固定。
まあ、こんなところでしょうか。
裏では色々と苦労もあるものです。
どかーんと大きな木材保管倉庫でも建てればいいのですが、なかなか、まだ気合が足りないようです。