焼き杉について、色々と調べていたら、shou sugi ban という英単語?がちょくちょく出てくるので、
shou sugi ban とはなんぞやと思って調べてみると、
焼(しょう) 杉(すぎ) 板(ばん)・・・ 日本語なんですね。
日本では「やき すぎ いた」と読むと思いますが、
海外へ誰が伝えたのか、syou sugi ban となって、この呼び名で広まっているようです。
定番商品の家具を焼杉風にとのご要望を頂きまして、
どんな感じになるのか、屋久島の地杉板をガスバーナーであぶってみました。
当然、焼かれて焦げて、板の表面が炭化して黒々となるのですから、このままでは商品になりません。
まずは真鍮ブラシでごしごしと炭化部分を落とします。
でもまだ表面は炭だらけという感じで問題あります。
つづいて、たわしでゴシゴシと水洗いして、ウエスで一生懸命拭き取って乾かしたのが以下の写真。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/33/f3e44fef40395a7e7b85e8b8fe95a3d8.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/8a/9c32000b4d49d3a024968266e97068e5.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/48/93e8c46bbecefe65c1fec41b17a86c37.jpg)
きれいです。
渋いです。
杉ならではの木目が引き立ちます。
今回のお客様は塗装無しでというご要望ですが、ここに様々な塗装を施すのも面白みがありますね。
焼杉をしてみて思ったことは、結構簡単に木目を浮きだたせることができることです。
ただし、火であぶるので木材が収縮し、それなりに反ったりしますので、
焼加減と焼き方のコツを掴まなければなりません。
また、浮造りと違って焦げ色がつきますので、杉の木地そのままの明るい仕上がりにはなりません。
対して、浮造りは火を使いませんので、ひたすら刈萱(かるかや)などの道具で磨き続けなくてはなりません。
手動具ではなく、電動工具ではホイールサンダーというものがありますが、これは浮造りの壁板やフローリングなどの長尺材の加工に使われるものです。
日本には杉がたくさんあります。
大事に大事に活かしていきたいと思います。
おまけ
こちらは古来からの焼き杉板(yakisugi-ita)の作り方と思われる動画です。
立てて焼くのがミソなんですね。
現代の寝かした材にバーナーであぶるのと比べると、耐用年数が違ってくるような気がします。
Shou sugi ban - Yakisugi - 焼き杉
shou sugi ban とはなんぞやと思って調べてみると、
焼(しょう) 杉(すぎ) 板(ばん)・・・ 日本語なんですね。
日本では「やき すぎ いた」と読むと思いますが、
海外へ誰が伝えたのか、syou sugi ban となって、この呼び名で広まっているようです。
定番商品の家具を焼杉風にとのご要望を頂きまして、
どんな感じになるのか、屋久島の地杉板をガスバーナーであぶってみました。
当然、焼かれて焦げて、板の表面が炭化して黒々となるのですから、このままでは商品になりません。
まずは真鍮ブラシでごしごしと炭化部分を落とします。
でもまだ表面は炭だらけという感じで問題あります。
つづいて、たわしでゴシゴシと水洗いして、ウエスで一生懸命拭き取って乾かしたのが以下の写真。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/33/f3e44fef40395a7e7b85e8b8fe95a3d8.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/8a/9c32000b4d49d3a024968266e97068e5.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/48/93e8c46bbecefe65c1fec41b17a86c37.jpg)
きれいです。
渋いです。
杉ならではの木目が引き立ちます。
今回のお客様は塗装無しでというご要望ですが、ここに様々な塗装を施すのも面白みがありますね。
焼杉をしてみて思ったことは、結構簡単に木目を浮きだたせることができることです。
ただし、火であぶるので木材が収縮し、それなりに反ったりしますので、
焼加減と焼き方のコツを掴まなければなりません。
また、浮造りと違って焦げ色がつきますので、杉の木地そのままの明るい仕上がりにはなりません。
対して、浮造りは火を使いませんので、ひたすら刈萱(かるかや)などの道具で磨き続けなくてはなりません。
手動具ではなく、電動工具ではホイールサンダーというものがありますが、これは浮造りの壁板やフローリングなどの長尺材の加工に使われるものです。
日本には杉がたくさんあります。
大事に大事に活かしていきたいと思います。
おまけ
こちらは古来からの焼き杉板(yakisugi-ita)の作り方と思われる動画です。
立てて焼くのがミソなんですね。
現代の寝かした材にバーナーであぶるのと比べると、耐用年数が違ってくるような気がします。
Shou sugi ban - Yakisugi - 焼き杉