福島木工家具店

製作した家具の紹介と日記

モジャコ漁終わりました

2011-04-30 22:12:09 | 日記

やはり昨日の時点で今年のモジャコ漁は終了したと思います。

というのも、各船が捕ってきたモジャコを業者の生簀に入れるときに計量してその結果を集計します。

昨日はうちの船も含めて他の船も沢山捕れたようで、計量に時間がかかり、うちの船は計量待ちしている間に

夜になってしまい、その日には計量できませんでした。その他にもまだ何隻か計量できない船がありました。

昨日できなかった船は、今日計量しているようで集計結果も今日出ているはずで、

多分、買取業者の満足いく数量が確保できたと思います。

船長さんからは、昨日の時点で明日は計量だけだから今日は休みと聞いており、恐らく今年の漁も終わりでしょうと聞いておりました。

今日、何も連絡がありませんでしたので、終了したことは間違いないでしょう。

今年は4/12スタート、4/29終了となりました。

18日間の内、4日間は時化でお休みでしたので実際は14日間の仕事でした。

皆様大変お疲れ様でした。

また、思いがけず、このブログへコメント頂き有難うございました。

励みや勉強になりました。


今日は、お休みということで、今までの疲れがどっと出て、一度朝目覚めましたが、

昨日の仕事が超ハードであった分、全身筋肉痛で、布団から這い出たのはお昼も近い11時ごろ。

昼食後、まだ眠たいのでちょっと横に・・・

うとうとしているつもりでしたが起きてみると夕方の4時過ぎ。

こんなに寝るのは久しぶり。

自分でも感心するほど。

お陰様でだいぶ疲れが取れました。

まだ完全復活までいかないけれども、木工仕事が溜まっておりますので早く体調を万全にしたいと思います。




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今日は大漁!

2011-04-29 22:55:35 | 日記

今日は大漁でした!


掬った藻には殆どの場合、モジャコ以外の小魚が多く、船上での選別に手間がかかり、効率はよくないのですが、

今日は、朝一から掬う藻という藻にはモジャコばかり! ハズレなし!!

殆ど選別することなく船の生簀へどんどん入れていきます。


海上には、藻が次から次へと流れてきていますので、間髪入れずにひたすら作業。

大漁、大漁!


気が付けばあっという間にお昼になっていました。

昼からは藻も少し途切れ始め、他の小魚も少し混じるようになりましたが、

それでも普段に比べれば好調です。


あれよあれよいう間に船の生簀はほぼ一杯に。

こういうこともあるのですねー。

気分は爽快です。


この豊饒な海に感謝です。





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久しぶりの木工仕事

2011-04-28 22:33:50 | 日記

棚柱金具を掘り込んだ箇所へ嵌めて確認しているところ↓




久しぶりの木工仕事。

半月以上は間が開いていました。

朝の内、なかなか調子が出ませんでしたが、昼からは好調に進む。


ところで、モジャコ漁は・・・

昨日と今日は時化のため二連休となりました。

昨日は時折土砂降りの雨となる天気、今日は朝から爽やかに晴れましたので木工仕事をした次第。


海の天候が良ければ、漁は今頃終わっていたと思います。

もうあと二日くらい海に出れば今年は終了となるかな~。


今年はちょっと漁の期間が長いような気がします。

体もだいぶ疲労してきました。

船の上ではふらふらする事も。


一昨日の荒波と強風の中での漁は特に大変でした。

船上では皆さんの足を引っ張らないようにしているつもりなのですが、

傍から見ればご迷惑をお掛けしているのかもしれません。

至らない点が多々あると思います。すみません。

最後まで気を引き締めて事故や怪我などないように努めたいと思います。




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そろそろモジャコ漁も終盤

2011-04-25 19:23:22 | 日記

モジャコ漁は、もうあと数日で終わりそうな雰囲気です。

買い取り業者の判断により正式に決まります。

たくさん買い付けてくれれば漁師さんも嬉しいです。


今日は、まあまあな漁獲量でした。

今年は当たり外れがないので毎日コンスタントに捕ってきています。

しかし、藻が多いので朝から夕方まで黙々と網を入れては引き上げての繰り返しで疲れが出てきています(フー)。

いつ終わるか、いつ終わるかと、ちょっと待ち遠しい気持ちもありますが、

潮風に吹かれながら、波飛沫をかぶり、大海原での仕事は気分を爽快にさせてくれるものです。

シーズンが終わり、船を下りてしまえば名残惜しいのだろうなあと思う。


家に帰って鏡を見てみると、顔中塩だらけでザラザラ。

天然塩パック。ミネラル豊富。

なんか肌によさそう。

しかし今日の日差しも強烈でした。




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日焼け

2011-04-23 22:50:00 | 日記

今日のモジャコ漁は時化のためお休みとなりました。

手足の痛みに続き、そろそろ腰も危なそうだなあと感じていた矢先でしたのでほっとしました。


モジャコ漁といってもモジャコだけを捕るのではなく、藻ごと大きな網で掬い上げるので色々な魚(体長数cmの幼魚)も網に入ります。

例年ですと、アジが多いのですが、今年はアジの他に、イワシとサバが目立ちます。

特に今年は、イワシが数百匹~(数十キロの重さ)入った網を引き上げることが何度もあり、腰に負担がかかります。

掬い上げる魚がモジャコだけなら楽なのですが、ほとんどの場合、他の魚が混ざっていて、

というよりは、他の魚の中にモジャコが混ざっている状態ですので、

網を引き上げてから船上でモジャコを手早く選別して生簀に振り分けます(モジャコは生きたまま出荷)。

残った魚はそのままヨイショッと持ち上げて海へ返しますので腰への負担が二倍。

たまーに、すくった網の中身がほとんどモジャコということがあります(このときは歓喜!)。

今年は海上に選ぶほど藻が多く浮遊しているので、掬い上げる回数もそれに比例して結構大変なんです。


あれ、タイトルは「日焼け」なのに話題が違う方向へ・・・

ここで仕切り直して


海上での日焼けは凄いです。


“海上”ですので、上からだけでなく、海面に反射した太陽光もバッチリ照り付けます。

これひょっとしたら雪上での日焼けよりも、海上のほうが反射がダイレクトで強烈かもしれません。

顔だけすっかり日焼けしました。帽子をキャップタイプでなく、ハットタイプにしているのですが、下からの反射にはどうにもなりません。

ただ、耳はそれほど焼けないのでまだ助かっています。

以前はキャップタイプの帽子でしたので、耳が異常に日焼けしたことがありました。


最初の頃、日焼け止めを塗ったのですが、どうも肌に合わないのでやめてしまいました。

まあ、日差しには徐々に慣れるでしょうと考えていたのですが、甘かったです。

健康的なこんがり小麦色というよりは、なんだか焦げた感じの日焼けになってしまいました。

強烈な太陽光、服を着ていてもじりじりと肌を刺すような日差しです。

明らかに年々強くなってきています。

年齢的にはおじさんの域(不惑の年)に入っているので、肌がどうこうなんてあまり考えないのですが、

近年の太陽光は日焼け云々のレベルを超えているかもしれませんね。


昨年にサングラス(メガネにクリップするタイプ)を購入して、日差しの強い日のドライブにするようにしています。

サングラスなんて気取っているなと思っていたのですが、これがしてみると目が非常に楽なのです。

目に優しいの一言です。

そういえば海へ泳ぎに行く時も長袖を着るようになりました。

せっかく授かった肉体、大事に労わってあげないといけませんね。

日焼け・紫外線対策はこれからはますます必要になってくるのだと思います。



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モジャコ漁8日目

2011-04-20 21:57:41 | 日記

昨日の時化の影響がまだ残っておりましたが、天候は回復に向かう予報ということで今朝はいつも通りに出航。

一日休んだお陰で体の調子は上々。

朝方は波風がまだ強く大変ですが、何日も漁船に乗っていると、だいぶ体が慣れてきて船酔いにもなりにくくなりました。


今年のモジャコ漁は、まあまあ順調というところでしょうか。

その日により漁獲高は良かったり悪かったりしますが、今のところ極端なことはありません。


一昨年はモジャコがついている藻が非常に少なく船を走らせど走らせど一向に藻は見つからず大変な年でした。

こんな時はひたすら目を細めて水平線上に藻が見えてこないか探すことになります。

一時間、二時間、半日と・・・

船が波を切る音と、エンジンの音がずーっと・・・

体が鈍ってしまいます。目もシバシバしてきて。


こんなときは船長さんが気を利かせて、適当な浮遊物を見つけて、モジャコがいる可能性は低いのですが、

「いっちょ、これすくってみてー」と言って、網を海に入れて浮遊物をすくいあげることにより気分転換をさせてくれます。


この年は随分と遠くまで藻を探しに行きました。

栗生漁港から北西方面へ、口永良部島を過ぎ、草垣群島(鬼でも住んでいそうなごつごつとした島々)まで行き、

ここから東へ進み、黒島経由、硫黄島を眺めながら再び屋久島へ。

だいたい、このコースで夜明け前に出航して帰るのは夕方になります。


またあるときは、トカラ列島方面へ。

屋久島から南東へ進み、口之島から悪石島までぐるっと周りました。


仕事でなければまるで諸島周遊観光ツアーなのですが、

モジャコを捕りに来ているのですから、そんな気分にはなれないのが残念。


さて、今日は、

ぐるっと口永良部島を周って結構な量のモジャコを捕ることが出来ました。

今年最高の漁獲高です。

朝からずーっと体を動かしていましたが、たくさん捕れるとあまり疲れないのが不思議です。

人間の本能・性質なのでしょうか。

自然の豊かな恵みというのは嬉しいものです。

感謝!




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今日は休息

2011-04-19 22:20:28 | 日記

今日の海は時化ということで早朝に船長さんより連絡が有り、モジャコ漁が始まって以来のお休みとなりました。

そろそろ疲れが溜まってきており、慣れない仕事で体のあちこちも悲鳴を上げてきたので丁度良かったです。


さて、溜まっている木工仕事でもするかと気合を入れるが、天気は突然の激しい雨となり、さらに突然の停電。

出端をくじかれる。

しばらくして復旧するが、再び停電・・・

町の放送では完全復旧までには数時間かかるとのこと。

天気も風が強く、雨が降ったり止んだりと荒れ模様。

電気が使えなければ仕事にならない。

いつ復旧するかもわからない。

さて、どうしようか・・・


そういえば買って読まずに置いてある本を思い出し、久しぶりに読書でもするか。

ということで仕事モードから休日モードへ心身共に変更。

本を読んでは眠くなり、ちょっと横になってはまた本を読む。


そうこうしている内にお昼時間となる。

停電中に冷蔵庫を開けるのはよろしくない。

妻もどうしようか、という感じであったので外食することに。

同じ集落内でも送電線の関係で停電しているところとしていないところがある。

家の道路を挟んだお向かいさんは早目に復旧していた様子。

我が家は午後2時前に復旧。

屋久島での電気事情は悪く、恐らく年に10回以上は停電があります。

それも直ぐに復旧する都会の停電と違い、半日位は珍しくありません。

屋久島のような電気事情であれば都会は大変だろうなあと、昔に考えたことがありましたが現実となってしまった。

実際に社会に与える影響は想像以上に大きいもので、大変な支障と混乱が起きた。

想定の備えはしていても、想定外の備えはしないもので、ここを突かれるとあっという間に崩れてしまう。

まさに原発は大変なことになっている。

人は都合のいいように物事を解釈して進めてしまうことが多々あります。

自分もまさにそれで、仕事上、生活上、色々と思い当たる点があり反省です。

これからは想像力を膨らませて、最悪の事態までも想定して物事を進めていったほうがいいのかもしれません。


話がそれてしまいました。

昼からは、仕事場を見回ったり、雑用や畑仕事をする。

仕事が溜まっている合間の休日を気持ち良く過ごす事は気分的になかなかできないですが、

今日は天候と停電のお陰で割り切って、ゆっくりとリフレッシュできました。

明日から漁再開です。

気持ちを引き締めて行って来ます。



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モジャコ漁6日目

2011-04-17 22:07:37 | 日記

毎日漁に出かけています。

今日で6日目となり、少し体も慣れてきたところ

読者の方より、

「かなりベテランのように書かれていますが
漁初日は船酔いがひどくて役に立たなかったんじゃないんですか
正直に書いて下さい  
こんなに 簡単にブログに書かれると 読む人によっては 漁師が簡単な仕事だと誤解をまねくと思います」

とコメント頂きましたので返答も兼ねて近況を書きたいと思います。


4年目といっても年に10日前後の仕事ですから海の仕事は素人同然です。

ですのでここでは、素人からの視点で思うこと感じたことを書きますのでご了承くださいませ。


ご指摘の通り、漁初日は全くお役に立つことは出来ませんでした。

去年のブログにも書きましたが、毎年初日はどういう訳か波が高く、酷い船酔いになるのが恒例となっています。

私はこれを洗礼(実際に荒波をかぶります)と思って毎年覚悟しています。


今回の船酔いは特に酷く、最初に朝食べたもの出しきった後(この程度ならまだいいです)、

次に胃液(←これ黄色い色してます。)も出し、

この時点になるとかなり苦しく、周りの景色・状況は見えなくなり、この世にこんな地獄があるのかというほどで、

そして今年は胃液の後になんと泡が出て、更に船酔いで苦しいだけなのに何故か涙が両頬をツーっと流れました。

これには私も驚きました。

もうこうなると戦意喪失・・・ どころかもう勘弁してくれーです。

日常生活からは想像を絶する世界でことばではなかなか表現できません。

体重が2kg近く減りました。


船上では当然飲まず食わずで、完全に憔悴し、たとえ気力があっても体はフラフラな状態で、

揺れる船の上を無理して歩こうものなら危険ですので、ただただじっとしていました。


一般的な乗り物酔いとは違い、小型漁船は荒波にもまれ、揺れが大きく、

油断するとアッという間に海に投げ出される可能性があるので無理は禁物です。

これが今年の一日目でした。


そうです。船酔いだけではありません。

海の仕事は危険な面が多々あると思います。

この度、コメントして頂いた読者の方も恐らく海の怖さを良くご存知で、

漁師の仕事を簡単に考えると事故に繋がるというご配慮からの貴重なご意見と受け止めました。

有難うございます。


私が乗せて頂いている漁船は、ベテランの船員2名、船長、そして私の4名です。

私はベテランの方二人に挟まれるようにして仕事してます。

また、船長さんの操舵は船員に負担がかからないよう常に心配りしてくれています。

この条件のお陰様で、これといった大きな怪我や事故無く続けることが出来ているのだと思います。


私が見ていて感心したことは、漁師さんの動きや会話に全く無駄が無いことです。

例えていうならば、平らな石を水面へ水平に投げる遊びがあります。

石は、水上を軽やかに走るように連続してジャンプしていきます。

優美な様です。

漁師さんが海で身につけたこの様は真似しようにも直ぐに出来るものでは無いと思います。

やはり、経験とその仕事に対する思いがあり、漁師さんは漁師さんでいるのだと感じました。

私から見ると、漁師さんは圧倒的な存在なのです。

おっと、もうこんな時間に。

明日も早いのでそろそろ寝ます。


*読者の方よりご指摘がありました、他の船のことについて書いた文は削除いたしました(4/26)。






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お知らせ

2011-04-11 19:55:36 | 日記


お知らせです。


明日4月12日よりしばらく、漁のお手伝いに入ることになっています。

毎年この時期、モジャコ漁があり、今年も漁師さんからお声掛け頂きました。

期間は、一定の漁獲高に達したら終了ということで決まっておりませんが、

早ければ1週間、長いときは1ヶ月ほどです。

途中、時化や不漁が続くと長くなるのです。


仕事は、私の木工仕事とは比べ物にならないほど短期高収入!

非常に有難いことです。

但し、それなりに仕事内容と環境は超ハード。

必ず初日は何故か波が荒く、当然船酔いとなり、胃液も底を突くほど○きまくり、

飲まず食わずで揺れる船上で12時間以上・・・

船から下りるときにはまるで干物のようになっています。

なれない仕事で色々と大変ですが、いいこともたくさんあります。

やはり海は大好きです。

この仕事も今年で4年目。

お声掛けいただく限り、続けさせていきたいと思います。





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治具

2011-04-11 00:35:15 | 日記

ベニヤ板を切り抜いて、こんなもの作りました ↓



これは治具というもので、同じような加工を連続して行う場合に役立ちます。



トリマーという機械を使って、切り抜いた部分に沿わせて動かすと、




このようになります ↓




これは本棚の棚板の裏で、4箇所に掘り込み加工をします。


この金具(これはサンプル)を4本使い、そこへ棚板を載せると、



トリマーで掘り込んだ部分に嵌まり込み、棚板のずれ防止となる訳です。

今回の掘り込み数は約260箇所!

手作業ですと気が遠くなりますが、治具のお陰で早く正確に加工することが出来ます。


ただでさえ、手間隙がかかる手作り家具。

随所に工夫していかなくては商売として回っていきません。

正直、商売は得意ではなく、むしろ苦手です。

ただ作るだけに専念したいのですが、作ることと売ることは表裏一体な訳でして、

コストを下げるあらゆることをしていかなければならないのが現実です。

かといって何でもかんでも安かろう早かろうでは魅力的なモノには仕上がらないジレンマがあります。

課題の一つです。


最近、お客様にご迷惑をかけっぱなしです。

ちょっと落ち着かなくてはなりません。



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休日に思う

2011-04-10 23:40:11 | 日記

今日、久しぶりに家族サービス。

お買い物と外食を楽しみました。

ずーと仕事で、ほとんど引き篭もり状態でしたので。

ちょっとリフレッシュ。

話には聞いていましたが、スーパーの飲料水売り場にはミネラルウォーターがありませんでした。

張り紙には、震災地域へ優先的に回しているとのこと。

もっともです。

ここ屋久島で生活していて、震災後の生活への影響というものはほとんど感じたことがありませんでした。

この春休みの観光客の数も、震災の影響で激減したようには見られませんでした。

唯一今日、水が売っていないという事実を実感。

震災の痛みを肌で感じられない分、テレビから伝えられる被災者の姿をしっかりと受け止めなければと思います。




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当たり前の日常

2011-04-06 00:02:42 | 日記


日常をいつも通り、当たり前に過ごしています。


家があり、家族があり、仕事があり、必要なものが周りに揃っています。

ちょっとした満足感に浸ったり、逆に欲求不満に陥ったり、山谷はありますが、いつもの毎日を過ごしています。


朝起きて、いつもの布団から出て、いつもの洗面所で顔を洗って、家族と挨拶を交わし、

いつもの食卓で妻が用意してくれた朝食を頂き、今日の仕事の段取りを頭の中で考えてから仕事を始めます。

そして、いつもの仕事場がそこにあり、道具があり、機械はスイッチを入れればいつものように動いてくれます。

すべては何も変わらず、いつも通りそこにあります。


ふと、想像してみました。

家を失い、家族を失い、仕事を失い、日常生活で必要なもの全て失って、自分ひとり、身一つになったら・・・

自分そのものが何なのか、その時、自分はどうするのか、そして何ができるのか・・・


このように考えると、今の自分はすごく守られている状態だということが浮き彫りにされてきます。

親兄弟、家族、友人知人、ご近所、ご縁ある人、地域、社会、国などなど。


鎧、防具をしっかりと身にまとって、それを頼りに、当たり前に思って生活していると、

突如、裸にされた場合、心身へのダメージは相当なものだと思います。


日常があることへの感謝をし、いざという時への覚悟を持って今日を生きていかねばと思いました。

大変多くの犠牲者、被災者が出た今回の大震災。

今も油断できない毎日が続いております。

いつもの日常に、いつすべてを失うかわからない状況であるこを忘れずに、

心身にしっかりと刻み込んで生きたいと思います。







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今日のモッチョム

2011-04-05 12:21:50 | 日記

今日のモッチョム岳(お昼ごろ)↓






朝から光が満ち満ちています。

神々しい強い光に当たると自然と笑みが出てきます。

風が荒々しく吹いているのですが、至福感に包まれます。

不思議ですね。


昼中でも、黄昏時のような光。

近年こんな日が多くなってきているような気がします。


新緑の季節と合わさり、一層光り輝いて ↓





この国に生まれてよかったです。





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