福島木工家具店

製作した家具の紹介と日記

スタッキングスツール アーム付き

2018-04-24 08:40:49 | 椅子


地杉で作ったスタッキングスツールです ↓









数年前にアーム無しタイプを制作しています。

詳しくはこちら → 「地杉のスタッキングスツール」




今回は、ご年配のお客様がご利用になりますのでアーム(ハンドル)をつけてみました。

ハンドルを触ったり握ったりしたときに手作り感が出るように、

よく研いだ刃物で多面的になるように仕上げています。











ツルツルのペーパー仕上より一手間掛かりますが、指先の刺激にもなりますので良い感じです。






座クッションは3種類のスポンジ材を組み合わせており、生地はスウェード調の東レの*エクセーヌです。

*現在は、「ウルトラスエード」という名称になっています。










温もりのある杉の家具ができました。











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屋久島 森のスツール

2017-10-07 22:32:07 | 椅子






里山で育った地杉、そして世界自然遺産エリアの深山で育った屋久杉を組み合わせたスツールです。


最近注目されている地杉、

特に屋久島産の地杉は一般の杉よりも、樹脂が多く、独特の色艶が有り、

香りが甘く鎮静効果が高いといわれています。

また、消臭・抗菌効果も高く、カビや虫にも強いのが特徴です。


そして屋久杉、

言わずと知れた銘木です。

屋久杉の中でも特に貴重な杢目の良い部分を厳選して一品一品制作しています。







きらりと光る真鍮は、地杉と屋久杉のジョイントに用いられ、意匠にもなっています。








座面のカーブと杉のすのこがとても良い座り心地を実現しています。

それはまるで木の椅子であることを忘れるほど。

杉は、柔らかくぬくもりがあり、座ってみると冬は暖かく感じ、

夏はすのこ形状により、座面が蒸れにくく快適です。


塗装は、オイルフィニッシュを採用。

植物などの天然素材でつくられた塗料で、完全な塗膜を作らず、木に染み込ませる工法です。

そのため、木の質感を五感でお楽しみいただけます。












重さは 約3kg

好きな時、好きなところで、木のぬくもりに包まれたお時間を。




製作の様子 →  スツールの製作




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フラットベンチ ロング & ショート

2017-10-05 17:50:39 | 椅子
フラットベンチを制作しました。


幅1300mm 2人掛け ↓








幅900mm 1.5人掛け ↓







正面から ↓





たまたまですが、座面を下から支えている板が富士山のように見えます。




テーブルとセットでご注文頂いたものです ↓






ベンチ座面高さ 350mm 

テーブル天板高さ 600mm

お客様からのご指定で、通常より 50mm ~ 100mm 低くなっている仕様で誂えました。

このような特注サイズにも対応して制作しております。





材料: 屋久島産地杉

仕上: オイルフィニッシュ











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センダンのソファ

2017-01-09 05:19:32 | 椅子


屋久島産センダンのソファです







写真 左は1人掛け(幅830mm)、 右は2.5人掛け(幅1730mm)




クッションは専門の職人さんに誂えて頂いたものです。

生地は、撥水性のあるファブリックを採用。

お客様にサンプルの中からお選びいただきました。











































このソファの特筆する点は、材料であるセンダンの木は地元屋久島産であるだけではなく、新築予定地に自生していた木です。

屋久島では珍しくありませんが、宅地(更地)はそれほど多くないために、山林を伐採して自宅を建てることがよくあります。

今回もその例で、新築を建てる前からお客様より、伐採される樹を生かしたいという気持ちから実現いたしました。


それから数年の月日が経ち、人の想い、人の手が加わり、装いを新たにソファとして帰ってきたことになります。

こんな家具作りをさせて頂くことに感謝です。

また、自然の恵みにも感謝です。

ご家族と共に末長くご愛用して頂けることと思います。






製作の様子


ソファの試作


ソファ製作 その1

ソファ製作 その2

ソファ製作 その3

ソファ製作 その4

ソファ製作 その5


ソファ製作 その6

ソファ製作 その7

















参考価格

センダンのソファ1人掛け 120,000円

センダンのソファ2.5人掛け 180,000円



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地杉のすのこベンチ

2015-12-01 10:00:00 | 椅子

地杉のすのこベンチです ↓




里山で育った地杉に銘木屋久杉を組み合わせた屋久島生まれの家具です。

杉材の長所である、柔らかさを活かして、座り心地の良さを実現し、

丸みとカーブのあるデザインは、心も体も優しく包んでくれます。



座面の丸み ↓






2012年のブログ 「 ベンチ 1220 」 で紹介したモデルを新しくしたものです。



2015年熊毛地域特産品コンクールに入賞しました。

工芸品部門 優秀賞

詳しくはこちら →  HP 「熊毛地域特産品コンクール」




材料: 屋久島産 地杉 屋久杉

寸法: 高さ 420mm  幅 1220mm  奥行き 360mm

塗装: オイルフィニッシュ


価格 45,000円


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地杉の二人掛けテーブルセット

2014-10-22 22:25:09 | 椅子

地杉の二人掛けテーブルセットです ↓






地元食材をふんだんに使った飲食店を開業するにあたり、

御客様より、一年前に初めてご相談を頂き、この度、このテーブルセットを3セット納品することが出来ました。

その他にも、スツール、座卓、子供椅子などなど、お店の家具類の多くをご注文頂きまして、嬉しい限りです。



テーブル天板は、四角ではなく、丸みをつけてみました。

このカーブが何とも良い感じで、心が和みます ↓






地杉(屋久島産)でつくった椅子 ↓










今まで、色々作っておりますが、デザインも少しずつ変ってきております。


座り心地にはいつも配慮しております ↓














福島木工家具店、おススメのセットです!





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地杉のスタッキングスツール

2014-10-13 18:22:03 | 椅子

地杉のスタッキングスツールです ↓






スタッキング、つまり積み重ねたところ ↓






その最大の特長は、収納場所を小スペースに出来ることです。

また、フレームは杉で、割と軽いので、スタッキングしたままでの移動もそれほど重たくありません。


座面には、快適に座って頂くため、一工夫してあります。

クッションには3種類のスポンジを採用。

最初に、ウレタンチップスポンジ、次に、高弾性スポンジ、最後に低反発スポンジの3段重ね。

そして、表面には、東レのエクセーヌ(スエード調の人工皮革)。

この素材感は好きです。

お手入れもそれほど難しいものではありません。



カラーバリエーションもたくさん! ↓






地杉と高級素材のエクセーヌとの取り合わせも、なかなか良いものです。




材料: フレーム:地杉 クッション:スポンジ、合成皮革

寸法: 幅480mm 奥行き390mm 高さ410mm

塗装: オイルフィニッシュ クリア




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地杉の子供椅子

2014-09-30 22:26:41 | 椅子

地杉でつくった子供椅子です ↓





数年前から作り始めましたが、少しずつ改良を重ねております。

今回は、座面の形状を変えてみました。


丁度、子供椅子の製作途中、座面の座り心地について考えていた時、

我が家の3歳の長男が作業場へ覗きに来たので、加工前の座面板に座らせ、

その座った姿と雰囲気を目に焼き付ける。


座面板におおよそのラインを引き、

ディスクグラインダーに専用の刃物を取り付け、

先ほど、脳裏に焼き付けた映像を元に、

ガンガンと座掘りをしていく。

今回は、3脚の同時製作なので、3枚の座面板を作業台に並べて、

順序良く、各工程ごとに刃物を取り換え、ベーパー番手を取り換えながら楽しい流れ作業となりました。


座面はこんな感じに仕上がりました ↓










写真ではわかりづらいですが、このお尻から太ももに流れる曲線の具合がとても良い感じとなっております。


子供椅子といえども、やはり快適に座って頂きたいと思います。


背もたれも緩やかに ↓







これは肘掛部分 ↓






ビスの穴の部分に、ラウンドヘッドの木栓を使っています。

この出っ張った丸みが、子供の指先を刺激することでしょう。



後ろへ倒れにくいように、太い脚でしっかりと支えます ↓







すべて無垢の素材(屋久島産の地杉)で作った子供椅子。

小さな時からこのような家具と触れ合うことは大事なことだと思います。








寸法: 高さ730mm(座面480mm) 幅370mm 奥行き410mm

材料: 地杉 

塗装: オイルフィニッシュ クリア



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杉の椅子とエクセーヌ

2014-07-09 20:30:46 | 椅子
木が好きです。

木製品の魅力を多くの方へ伝えたい。

身近にある材料で、普段使いの家具をつくりたい。

ということで、地元に存分にある材料、地杉を使って家具をつくっています。

これは、家具作りを職業としている視点からの言葉。


本来は、自給自足にあこがれて、身の回りの物は自分でつくってみようということで、

身近にある材料、地杉を使っての日用品を作り始めたのがきっかけです。


いずれにしても、杉という材料との出会いがあって、この今がある訳でして、

杉には感謝の念と恩を抱いていおります。


一般的に、杉は家具材としては、軟らかく、傷つきやすいという難点があり不向きと考えられておりますが、

そういう常識的な枠は抜きにして考えてみると、杉材の良い面も多々あります。


その良い面の一つとして、軟らかい、つまり柔らかいということでもありまして、

手触りが優しく、親近感が持てる、フレンドリーなことです。


特に椅子の座面に杉を使った場合、他の広葉樹の座面と座り比べてみますと、

その違いは明らかで、お尻は断然フレンドリーな杉の方を好んでいます(私の場合)。


とまあ、このようなことから、椅子の座面=杉という方程式が、私の頭の中で確立されていたのですが、

椅子のレストア(←過去のブログ記事)の仕事をしたことをきっかけに、見事に崩れ去りました。


冷静に考えてみれば当然ですが、木の板の座面よりも、クッションの座面のほうが柔らかいです。

またそのクッションも単純に、一種類のスポンジを使うのではなく、高弾性、低反発スポンジを組み合わせたり、

表面には、東レのエクセーヌ(スエード調の人工皮革)を使ってみると、

天然素材の木にも匹敵する良いものが出来上がりました。


私自身、年を重ね、おいじちゃんになったことを想像してみます。

体の自由も年相応に効かなくなってきています。

ある待合室にて、長い時間、座って待たなければいけない場合、

そこに、木の座面の椅子と、クッションの座面の椅子があるとします。

さて、どちらに座るでしょうか?


とまあ、

すごく前置きが長くなりましたが、

クッション座面の椅子の試作品の紹介です。







クッション部分以外は全て地杉を使っています。

クッションは、東レのエクセーヌで、スウェード調となっているところが味噌です。

本革や、ビニールレザーですと、お尻が滑ってしまい、体の姿勢を保持するのに無意識に余分な力がかかることがあります。

その点、エクセーヌは適度なフリクションがあり、お尻を包んでくれるような感触がとても良いです。

また、お手入れ方法もそれほど難しいものではありません。















カラーバリエーションも豊富。


まだ試作段階です。

レザー張りは難しいです。

あまり地の薄いものは皺が出やすいです。

試行錯誤して、それなりのものにしていきたいです。









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店舗用 杉の椅子

2014-05-21 21:05:09 | 椅子
前回に続いて椅子の紹介です。


店舗用につくった椅子 ↓








こちらも屋久島ジェラートそらうみさんへ納入。

店内用で、折りたたみ椅子・テーブル同様にお店のロゴを背もたれ部分に切り抜いてあります。



背もたれ部分は45mm厚の板材からカーブを切りだしています ↓






座面はすのこ状 + お尻にフィットするようにカーブをつけてあります ↓






脚まわり ↓






構造材を細くして軽量化を図った分、強度を増すために貫を入れています。





製作風景

椅子の組み立て



そらうみさんへ一緒に納入したテーブル

地杉の2人がけテーブル

地杉の円テーブル






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折りたたみ椅子、テーブルセット

2014-05-20 18:15:08 | 椅子
折りたたみ椅子とテーブルのセットです ↓






椅子2脚とテーブル1台 ↓








ご注文いただきました、屋久島ジェラートそらうみさんのロゴが切り抜いてあります。

先週、遂にオープンしました。

屋久島産の素材を使った本格ジェラート、すごく美味しかったです!

思わずお得な回数券を買ってしまいました。


ウッドデッキ用に、3セット納入。

爽やかな風を感じながら、おいしいジェラートを頂けば気分も最高です。


1セット分を重ねてみたところ ↓





コンパクトに収納できます。

立て置きにすれば場所も取りませんね。



製作風景

ボール盤と高速切断機




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椅子のレストア

2014-02-19 23:47:50 | 椅子
椅子のレストアのご依頼を受けました。

以前、紹介しました机のレストアと同じお客様です。


小ぶりな椅子で、机同様、年代モノと思われる風格?を備えております ↓





布地のクッションのようですが、生地はボロボロで、鋲も腐食しており、

再生が可能かどうかドキドキしながらめくって見ると ↓






何と、中身は藁!


二重のクッションになっています ↓






今まで、椅子の座面は木でしか製作したことがありませんので、

布地や皮の座面の中身はどうなっているかなど考えたことも無いのですが、

まさか、藁が入っているとは驚きでした。

昔の椅子はこんな風だったのでしょうか?

それとも、たまたまこの椅子を作った職人さんのやり方だったのか。

地方によって色々な特色もあったかもしれません。



布地と藁を取り除きました ↓





この仕事を引き受けるときの打ち合わせでは、

この座面を、板で作り直すつもりだったのですが、

引き取りに伺った時に、お客様が、皮を張ってくれたら嬉しいな♪

みたいなことをさりげなく仰るではありませんか!


正直、やったこともなければ、皮の座面なんて、やる気もありませんでしたので、

一瞬、怯んだのですが、

ふと、

コレをきっかけとして、

何か新たな世界が開けそうな気がして、

気を取り直して、やってみますと言っちゃった訳です。


さて、どうしよう。

後先考えずに引き受けたのはいいのですが、

経験も無ければ知識もありません。

こんな時に役立つのがインターネット。


色々と調べました。

便利なものです。

皮を扱うショップもあれば、

皮の張り方を紹介した動画もありました。


色々とあったのですが、

鋲で留めるタイプの椅子の張り替え方に関しては情報が見当たりません。

このような家具はアンティークの部類に入るのか、

日本ではそれほどメジャーではないと思われ、

情報量も十分ではなく、アレコレと検索するもヒットしませんでした。


こうなったら適当に、いや自分なりに頑張るしかありません。

せっかく、新しいドアの前に立つことが出来たのですから、

思い切って前に進みましょう。


まずは材料から。

色々と調べて購入したのがコレ ↓





知る人ぞ知る?

世界の高級車のシートに使われている、東レのエクセーヌ(アンカンターラとして採用)。


普通ではとても手が出ないほど高いのですが、

現品限りのアウトレットにて購入しました。

同時に、普通の合皮も購入したのですが、

素材感が、今回の椅子に合いそうなのでエクセーヌにした次第です。



次にコレ ↓






スポンジです。

下は、よくあるウレタンチップスポンジで、

上の黄色いのは、高弾性スポンジと呼ばれるちょっといい(高い)モノです。



そしてコレ ↓





古今調色の鋲。

専門店(ネット上ですが)で買いました。

良い雰囲気が出ております。


大きな声ではいえませんが、技術、経験がありませんので、材料で勝負です(汗)。


こんな感じに仕上がりました ↓









アップの写真はありません。

その訳は・・・

ご想像にお任せします。


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杉の折り畳み椅子 組立編

2013-08-20 00:07:54 | 椅子

1脚の追加製作依頼がありまして、

折角だからと、ちょっとデザインやサイズを変えながら、

5脚まとめて作ることにしました。


まずはパーツを並べて、

木目や色などを見ながら、それぞれのペアを組みます ↓






これが1脚分のパーツ ↓






同じく、1脚分の金具 ↓






M6のステンレスボルト半ネジタイプを軸に、

アルミパイプ、ステンレスワッシャー、SLナット(メッキ)。



すべりを良くする為に、可動部分に椿油を注入 ↓





個人的に、グリースよりも、この椿油が好きです。



まずは、フレームの組立から。

アルミパイプを通したボルトを穴に挿入 ↓






この穴は、ボルトヘッド部の径と、ネジ部分の径の二段階に切削してあります。

更に、ボルトヘッド部が動かないように、ヘッド部の穴径は、ヘッドよりもやや小さめにして、

最後はハンマーで叩いて押し込み、

フレーム表面とボルトヘッドを同じ面にします ↓






前脚と後脚を連結して ↓










端末は、ワッシャーとSLナット(緩み防止)で処理します ↓







ボルトで連結したフレームを作業台に設置。

この際に、作業台天板でありますコンパネは直角が出ておりますので、

この直角にフレームの角を合わせて、

もう片方のフレームは、差し金で直角を確認して ↓





順番にパーツを取り付けていきます。



パーツ取付けの際は、錐で下穴をあけて ↓






接着剤(屋外で使われることも想定して耐水性)を塗布して ↓






ビス(錆びないようにステンレス製)で固定していきます ↓





下穴をあけているので、ねじ込んでいる最中に位置がずれることはありません。



座面の取り付け ↓





これも差し金で、フレームに対して直角を確認して位置を決めていきます。



座面の位置を決めて、ビスで固定 ↓






表面の次は、裏面のパーツ取付け ↓






本体が組みあがり、

おおよそ平面が出ている作業台の上に乗せてみて、

脚のがたつきをチェック ↓





がたつきがあれば、微調整をして平面にピタッと脚がつくようにします。


最後に、座面と背もたれ部分のビス止めした穴を隠すために、

木栓で埋めて、表面を再塗装して終了となります。



尚、この折り畳み椅子は、okwoodさんのご理解を得て製作しております。

okwoodさんのブログはこちら



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杉のXチェアー試作

2013-08-03 21:39:13 | 椅子

急に思い立って、試作品を作りました ↓






ネーミングのXチェアーとは、

裏を見ると ↓





通常はロの字型ですが、X型を軸に脚を取り付けてあるからです。

こうすることによって、軽量・軽快な感じとなります。

ロの字型に比べると、パーツが少なくて、構造がシンプルなのですが、

その反面、確かな設計をしないと強度的に弱いのがネックとなります。

このチェアーは、後脚下部を6°後方に傾斜(押し出し)させているので、

踏ん張りが利くようになっています。



後から見ると、斜めに開いています ↓






また、座面はお尻と太ももの形に合うように ↓






少し掘り込みを入れて、座りを良くしてあります。

フラットの座面に比べると、この少しの加工によって、

随分と座り心地に差が出てきます。


自宅でゆっくりと検証して、

改良を加えて完成させていきたいと思います。







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杉のコンパクト椅子

2013-03-01 02:10:56 | 椅子

地杉で作ったコンパクト椅子です ↓






必要最小でシンプルな椅子の形を追求しました。

軽量で、取り扱い楽々!






杉の優しい背もたれ ↓






お尻を包むカーブ ↓






座面は、すのこになっていますので快適な座り心地。






伝統的なホゾ組工法(通しホゾ 割り楔)↑ により、作りが堅牢となっています。

おススメの椅子です。




材料: 地杉

寸法: 座面高さ385~400mm 幅390mm 奥行き430mm 高さ700mm

塗装: オイルフィニッシュ



製作風景紹介

製作日記1

製作日記2


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