青空台風

猛烈な台風2号、屋久島へ

ということで二日前から台風対策をして、できる備えをして、いざ当日。


↓　午前8時半頃、まさに台風通過中のモッチョム岳




なんと、朝から晴れているではありませんか。

多少雨が降っていますが、それも天気雨。

雨は朝方のみで、その後は晴れの天気。

時々、雲に太陽が隠れる程度。


風は瞬間で20ｍくらい吹いたかもしれませんが、本当に強い風は1～2時間程度。

停電もそれに合わせるように1～2時間程。


まさに通過中に、台風の眼に入って青空が見えた経験はありますが、ずーと青空の台風というのは初めて。

青空台風と命名しましょうか。

こんなこともあるのですねー。


台風が屋久島を通過した昼過ぎに雨模様に逆戻り。

この台風は青空を運んできたのだなあと、何だかあべこべの世界になってしまった錯覚すら覚える。

なんなんでしょうー。

このヘンテコリンな天気に戸惑ってしまいました。


↓　台風の風で落ちた、まだ熟さない時計草。




我が家には二株あります。

この肉厚の部分を食べてみる。

青パパイヤに似ているが、食すにはちょっといまひとつ。

今年は雨ばかりで受粉のタイミングが難しい。


最近の自然の動きには眼が離せない感じがします。

良くも悪くもこの大いなる自然と向き合って、共に生きていくのが結局人間なのでしょうね。

ポストカードスタンド

ポストカードスタンドです　↓




いつもお世話になっています、おいしいコーヒー＆ケーキ屋さんからご注文頂きました。

以前に納品させていただきましたミニポスト（3/3記事参照）へ投函するための、

屋久島のポストカードの種類が多くなってきたので、それをディスプレイするために製作しました。

＊写真のポストカードは撮影用に入れたものでお店での取り扱いとは異なります。

上段は、縦横兼用に、下段は横置きに入れるようになっています。


押さえにアクリル板を加工して使いました　↓



厚みは3ｍｍ、色はクリアーでなくガラスエッジというもので、いわゆるガラス色になっています。


屋久島での旅の思い出を、お好きなポストカードで、おいしいコーヒーを飲みながら、

さざ波をBGM（場所は安房港近くのスマイリーです）に聞いて、あの人（どの人？）に綴るのもいいですね～。




寸法：　高さ700ｍｍ　幅560ｍｍ　奥行き22ｍｍ

材料：　地杉　アクリル

塗装：　オイルフィニッシュ

再び塗装

先日磨きなおした本棚材を今日塗装することにする。

前回の悪夢のような出来事はもう勘弁してもらいたい。


天気は上々で晴れ！

まさかと思うが雨になるとは思えない良い天気！！


といっても、前回もまさか雨は降らないだろうという天気だったので油断は禁物。


塗装した材の乾燥場所をどうするか、前回は軽トラの荷台で乾燥させていたところ、突然の雨でやられてしまった。

軽トラの荷台は手軽で便利なのだが、今回は避けることにする。

これぞ学習能力。


さて、どうしようか、塗装する本棚材は長尺ものが20枚ほどあり、それなりの広さの場所を確保しなければならない。

そうだ！　

木材乾燥用のテント（3/19記事参照）を整理して場所を空けることにする。

ここなら突然の雨にも大丈夫。


使う塗料は、リボスというドイツのメーカーで、タヤエクステリアという名前の屋外用の自然オイル。

カラーは、ローズウッド。


刷毛塗りでなく、ウエスに塗料を染み込ませて拭くように塗っていきます。

（屋外のデッキや壁などを塗るときには、刷毛のほうが良いと思います）


この塗料は、木に良く馴染み、伸びも良く、斑も出来にくくて扱いやすいのがいいところ。

ちょっとお値段が高いのが難点ですが、ずっと愛用しています。


作業風景をデジカメで撮ろうと思っていましたが忘れてしまった。

塗装中はなかなか手が離せない。


天気は一日中良く、夕方に作業終了。

刷毛塗りと違って、ウエス塗りを長時間すると手が痛くなる。

とにかく無事に終わることが出来て何より。

良かった良かった。

磨き直し

恋しかったお天道様が顔を出してくれる日々となり、嬉しい今日この頃。

今日は一気に湿度が40％まで下がり、ちょっと驚き。

湿度がここまで下がるのは久しぶりです。


↓　これは製作中の本棚の板材




先月のこと、

天気の良い日に塗装して、屋外で乾燥させているとき、怪しい雨雲が・・・

今までの経験から、すぐには降るまい、まだ少し時間はあるだろうと、

取り掛かっている作業のきりがついてからと思っていたのも束の間、

もの凄い勢いで雨雲が頭上に広がり、

いきなりの雨！

しかも大粒！！

パラパラでなく、瞬く間にザーと！！！


すぐさま、ビニールシートをかけるが間に合わず、

塗装して、まだ完全に乾ききっていない材料を濡らしてしまった。


普段、感情をあまり表に出さない、無表情なわたくしでありますが、

この時ほど大慌てしてオロオロと動揺したことはありません。

私の人生にとって大変ショッキングな出来事でした。

振り返って、あれほど慌てた自分に驚くほどの・・・


雨はそれから20～30分もの間、降り続けました。

残酷な時間でした。

ビニールシートの下の塗装材はどうなっているのか、

雨が止み、材を屋根下に搬入して見てみる。

雨染みが出来ている。

悲しみをこらえ、ダメもとで全ての材を乾いた布で一生懸命拭いてみる。

やはり濡らしてから放置した時間が長かったせいで雨染みは取れない。


何と気まぐれで勝手な天気だろう、

しかし偶然にしては出来すぎている。

勘ぐって、意図的に狙って降らせたようにも思えるほど。

こういうのを神の悪戯というのだろうか。


脱力しきったあと、悩んでもしょうがないと思い直す。

まあ、また塗りなおせは良いこと。

ただ、納期が押しているので、この件をお客様へ報告したところ、

納期にはこだわらないとのお返事。

お気遣いありがとうございます。


そしてやっと今日、磨きなおし開始。

↓　雨染みが筋となって見えます。




↓　最初は荒いペーパー




↓　次に中仕上げ




↓　最後に仕上げ




この塗料、本来は屋外用のしっかりとしたものなので、塗装を落とすのには一苦労。

大変手間と時間がかかりますが、それでも一つ一つ作業をしていけば、終わりに向かって確実に進みます。


しかし、ここ最近、試されるような出来事が多いような気がします。

霧雨

なんだか、梅雨に入ったような天気が続いています。

先週までは例年より冷え冷えしているなあと思っていたのですが、今週は高温多湿で蒸し蒸しジメジメ。


木工仕事にはよろしくない環境。

とはいえ、このような状況でもやれる仕事を段取りして進めていかなくてはなりません。


今朝は霧雨で風も出てきて湿度はなんと90％！

雲に手が届きそうなくらい、低く垂れ込めてきています。


そろそろ塗装の塗り直しの作業をしたいと思っていたのですが、この天気ではＮＧ。

この湿度で塗装すると何日も乾かず、かえって作業日数が増えてしまいます。


そういえば、棚板の組立作業があるので、これをすることに。

狭い部屋で膝を折って、ひとり黙々と作業をする。

なんだか内職でもしているよう。


外は相変わらず霧雨で、ずーと曇り・・・

なんら変化の無いまま、時は過ぎていく・・・

ふと、時間が止まっているような気分になる。

雨でもザーとでも降ってくれれば、躍動感ある時間になるのだが、

霧雨で、このフワフワとした、つかみどころの無い天気というのは不思議な感覚にさせられる。

霧雨の他に、糠雨（ぬかあめ）という言葉もあるようで。


この表現が適当かどうか知りませんが、

今日は糠のような一日でした。


ああ、太陽が恋しいです。

五月

五月です。

今年のゴールデンウィークも屋久島は観光客で賑やかでした。

この週末も引き続き賑わいそうな感じ。


黄砂とか、雨降りとかで天候はいまひとつでしたけれども新緑の眩しい季節。

ここ数日、雨降りの続く尾の間、今日は風が強かったです。


例年のゴールデンウィークですと、一日か二日くらいは30度前後まで気温が上がるのですが、

今年は雨のせいもあって夏日はなく、ちょっと冷え冷えとした感じ。


それにしても日が長くなりました。

7時半頃でもまだ真っ暗になりません。


そろそろ蛍の季節が始まります。

今年も楽しみです。


漁が終わって一週間、体調は万全になりました、といいたいところですが、腰痛が・・・

治りそうですが、なかなかしつこいです。

いつもまでも十代二十代のつもりでは体が壊れてしまいます。

最近、フッと力を抜いて、体を和らげるように意識するように気をつけています。

体が資本ですので労わってあげないといけませんね。


ところで話は変わりますが、ここ数日、パソコンの動きが非常に鈍くなることが多々あります。

太陽電磁波とか、地磁気の影響を受けているのでしょうか。

電子機器の調子が悪いときは地震の恐れがあるので注意とのことです。

十分に心して大丈夫にしたいものです。