福島木工家具店

製作した家具の紹介と日記

今年も終わり

2012-12-31 21:04:21 | 日記

今年も終わりとなりました。


あれもこれもと色々やっておきたかったことがありましたが、

今年も今日でおしまいです。


毎度のことながら、もう少し頑張っておけばと思ってしまいます。

進歩しているのか、退化しているのか、よくわかりませんが、

なにはともあれ、こうして一年を過ごすことができたことに感謝です。


人間、劇的に変われるわけではありませんので、

やはり日々の生活にたいする気持ちは大切と思います。

今の自分にできる小さな一歩一歩を進めて行くしかありません。


今年も一年、ありがとうございました。





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今日のモッチョム岳

2012-12-29 17:36:01 | 日記






今日のモッチョム岳です(11時半ごろ撮影)



よく晴れ渡りました。

仕事納めして、ゆっくりしたいところですが、年の瀬。

年始に向けて色々とやるべきことがあります。

そんな、一種の緊張感の中、青い空を見上げて、ちょっと一息。




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仕事納め

2012-12-28 20:51:47 | 日記


今日で、年内納期で受注頂いていたものを納めることができ(ちょっと遅れましたが)、

無事に仕事納めすることができました。


あとは、細々したことが少々ありますが、仕事場の整理整頓などして、

年末年始のお休みモードに入りたいと思います。


今年も皆様のお陰でなんとか過ごすことができたことに感謝です。


ありがとうございました。




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お知らせ

2012-12-27 23:07:02 | 日記

12月に開催の計画がありました、尾之間 軽トラ市 は、

名称を改めまして、来年の2月17日の開催予定となりました。

福島木工家具店からは、お手ごろな家具等を出品したいと計画しております。

また、詳しいことが決まりましたらお知らせいたします。

お楽しみに!


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スライドレール取り付け その後

2012-12-25 22:13:40 | 製作記録

先日紹介しましたスライドレールの取り付けですが、

本日、抽斗(ひきだし)への取り付け作業を行いました。


今回使用しましたものは、三段引で、脱着可能タイプ ↓




三段の内、インナーレールを引き抜いて、抽斗へ取り付けます ↓






写真では判りづらいですが、ネジ取り付け用の穴の形には、

丸い穴と、上下に楕円の形をした2種類があります。



取り付け手順としましては、最初に楕円の穴にネジを仮止めしてみて、

本体に組み込んでみてみます ↓






抽斗を本体へ入れてみて、上下の隙間具合を確認してみます ↓






すべての抽斗(3つ)を横から見てみて、

先ほどの楕円のネジ取り付け穴を利用して、ネジを少し緩めながら、上下のズレを調整します。

位置が決まったら、丸い穴の方へ、ネジの本留めをすれば取り付け完了。

微調整できるので助かります。


ちなみに、本体側へ取り付けるアウターレールの方には、

前後に微調整できる楕円の仮止め用のネジ穴があります。

これによって、取り付けの際には、前後と上下の調整ができる訳です。


但し、左右には調整できませんので、ここは精度よく本体と抽斗を製作しなくてはなりませんね。



無垢の木は、家具になった後でも、気温・湿度など周りの環境変化によって、

収縮を繰り返し、動いたりしますので、このような金具でカバーする意味もあります。


金具の進歩と普及により、手軽に、そして快適に使用できるのは有難いことです。




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祝日

2012-12-23 21:46:55 | 日記





この国があること、この国に住まわせて頂いていること、

感謝の印として祝日に国旗を掲げることにしました。


人生何だかんだとありますが、こうして生きているだけでも素晴らしいことだと思います。




野菜が大きくなってきました ↓







国や自然があって、生かされていることを忘れないようにしたいものです。




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スライドレールの取り付け

2012-12-21 17:28:48 | 製作記録

先日のギックリ腰は順調に治りつつあります。

一時はどうなるかと思いましたが、人間の回復力は凄いです。

まだ激しい動きはできませんが、日常生活では問題ありません。



さて、スライドレールの取り付け紹介です。


スライドレールとは、抽斗(ひきだし)に使われる金具のことです。

この金具を使うメリットは、金具が抽斗の全長(奥行き)分、伸びますので、

抽斗を全部引き出せることです。


昔の抽斗は、全部引き出すと落ちてしまうか、

落ちないように途中で止まるようになっており、

奥にある物が出しづらかったりします。



今回、取り付けるのは3箇所 ↓





取付の時に注意するのは墨付けです。

これが正確でないと、スムーズにいきません。


まずは、スライドーレール取り付け穴の位置(ビスを止める所)に線を1本引きます。

そのときに抽斗3箇所、つまり実際の取り付け金具の数は6個でありまして、

すべてを同じ高さのところに線を引くのに、いちいち定規を当ててとやっていたのでは、

時間は掛かるし、均一にするのも難しいです。


取り付け位置の幅に加工した板を使って線を印していきます ↓






早く同じように6箇所に線が引けました。

次にスライドレールを取り付け箇所に当てて、下穴を開けていくわけですが、

片手で金具を保持して、もう片手で電動ドリルを持っての作業では、

せっかく正確に墨付けしてあっても、穴あけの時に位置がずれてしまう恐れがあります。


ですので、これも先ほどと同じように、

墨線に、金具の穴が合うような高さになる板を用意します ↓






この板の上にスライドレールをのせれば、安定して作業ができます ↓






墨線が穴のほぼ中心を通っています ↓





下穴を開けるのは、ヒンジドリル です。

ドリルが木目に流されてずれることなく、センターに穴あけできる優れものです。


取り付け完了 ↓






フレームが完成して、現場へ搬入です ↓








引き出しへの取り付けはこちら ↓

スライドレール取り付け その後





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想定外

2012-12-18 22:40:30 | 日記

寒暖が激しいこの頃です。

昨日までの暖かさが嘘のように今日は冷え込みました。

特に日が暮れてからは寒風が厳しいです。

半屋外での作業ですので、暖房なんてありません。

暗くなると山からの冷たい風が吹いてきます。


温暖な屋久島とはいえ、体はすでに南国仕様となっておりますので、

気温が10度くらいになりますと鼻水がたれてきます。


今取り掛かっている仕事の納期が押し迫り、毎日残業です。

毎度のことですが、余裕を持って仕事をしたいものですが、

スケジュールの組み方が悪いのか、単に仕事が遅いのか、

想定外のことが積み重なって、後へ後へとずれ込んでいくのです。


そもそも想定外といっていること自体が甘い認識で、

上っ面だけの想定をしていたのでは、最悪の事態が起きたときに対応できません。


事前に考えられる想定外のことを、じっくりと正面から向き合って計画を立てねばなりませんね。

いつも、まあこれくらいで大丈夫でしょうという、認識不足の感覚で物事を進めてしまいます。

つまり、最悪の事態を考えないようにしてしまっているようです。


今日終わらせるべきフレームの組み立ても、部材への墨付け作業に大幅な時間がかかってしまい、

組み立てには着手することができませんでした。






3倍速くらいに体が動けば、仕事のスピードも3倍になって・・・

と余計な妄想をしてしまいます。



想定外がもうひとつ。

先日の日曜日にまさかのぎっくり腰!

最近、腰の調子はいいなあと安心していた矢先、

何の前触れも無く、普段、何の問題も無く持てるほどのものを持ち上げて、

それを体の斜め前方へ降ろそうとしたところ、ギクッとやってしまいました。


今までは、もうこれ以上は危ないと、ぎっくり腰の前兆があったので、

無難に過ごしてきたのですが、今回は想定外でした。


これでは3倍速どころか、仕事スピードが通常の半分以下です。

最近、ようやくスピードが戻ってきました。

昨日までは80歳過ぎのおじいちゃん状態でした。


しかし、この冷え込みは腰に堪えます。

貼るカイロを腰に貼って仕事を頑張るしかありません。




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事務仕事

2012-12-15 23:52:43 | 日記





朝から大雨。

天気予報は曇りのち雨でしたが、予報が外れているようです。


時々雨が止んだりして、空も明るくなって作業ができるかなと希望を持つも、

アメダスの予測をを見る限り、次々と雨雲が押し寄せるようで、実際にその通りに・・・。

雨は勢いを増してまるで台風のよう。


ここまで豪快に降ってくれれば、潔く木工作業はあきらめられます。

ということで、後回しにしていた、製作図面の詰めの作業と部材表をまとめることにする。

いつもは、ちょっぴりお酒が入りながら、夜な夜なするのですが、

今日は明るいうちから健全に事務仕事。


しかし、ずーと机に向かい、またパソコンでCADするのは集中力が要ります。

昔から勉強することは苦手なので、こういう作業は苦痛です。


やはり体を動かすのが好きです。

でも、こういう事務系の仕事もしなければ先に進んでいかないのが現実。


人間、好きなことばかりではいけませんね。

こういう苦痛を進んで味わってこそ、普段の仕事の面白みが、

より一層増して持続できるのでしょう。





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買っちゃいました

2012-12-14 22:58:22 | 日記

エアーコンプレッサー ↓






仕上げ釘打機 ↓






あと、接続の高圧ホースもつけて、なんと3万円弱!



エアーツールといえば、すごーく高いというイメージがあり、

実際、プロ用の仕上げ釘打機は5万円前後、

エアーコンプレッサーは10万円前後します。

普通にそろえれば15万円と、非常に高価でとても手が出ないと思っておりました。


しかし、今受注している仕事の中で、釘打機を使えば非常に効率よく作業できるので、

ネットで色々と探していたわけです。


当初は、エアーツールを使うには、コンプレッサーが必要となり、

なんか大袈裟だし、値段もかかり、機材も増えてと敬遠しておりました。


電動で何か良いものは無いかと探していたところ、

こんなものを発見 ↓





コードレスピン釘打機と呼ばれています。

充電式の電動工具で、大工さんが、室内内装の巾木などを留めるのに使っているもの。

価格は4万円ちょっとで、45mmまでのピン釘が打ち込めるという代物。

メーカー品だし、こんなの一つあっても良いかなと購入を検討したのですが、

ピンは釘ではなく、ピンだけで固定しても応力が掛かるような場所では使えません。

釘のように頭が無いので、抜けてきてしまうのです。

あくまでも接着剤を併用して、固まるまでの間、固定するというようなものだそうです。


そうなると使い道が限定されてしまい、この価格は高く感じる。


さて、どうしようか・・・


なんとなく、メーカー品でなく、安物(失礼)品で、エアーツールを見てみたところ、

これが結構色々とありまして、安かろう悪かろう、安物買いの銭失いと言われるように、

買っても機能が悪かったり、すぐに壊れてしまったりとリスクは大きいのですが、

あまりの安さに、リスクを承知の上で購入した次第です。

まあ、大工さんみたいに毎日のように現場でバンバン使うわけでなく、

たまに使う程度で、仕事の他に、趣味の日曜大工でも使い道はある訳でよしとしました。


実際にモノが届いて見てみると、ちゃんとした作りでしっかりとしてそうな感じ。

そして、試しに使ってみたところ、なかなか良いです。

この価格で本当にいいの?とメーカーさんに申し訳なくなってしまうほど。


本日、実戦投入。

手始めに、先日作った扉の板張りに ↓





いい仕事してくれました ↓






この先、色々と出番があるので楽しみです。



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建具の加工

2012-12-13 20:51:56 | 日記

今日は朝から良く晴れました。

こんな天気の良い日は、前日の疲れが残っていても、

元気が出てくるので不思議なものです。


一見、水平器のように見えますが ↓






これはキャビネットの扉のパーツです。

丸い穴は、スライド丁番を嵌め込むため。



水平な場所の上で組み立てます ↓






ずれないように、しっかりとクランプで固定してビスを打ち込んでいきます ↓






ビスを打つ前に、錐で下穴を開けておけば、割れの防止と、ビスがスムーズに入ります。


失敗を重ねながら要領を覚えていきます。



観音開き扉の骨組み完成 ↓






今日はちょっと寒さが和らいで、過ごしやすい一日でした。




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寒くなってきました。

2012-12-11 21:01:20 | 日記

今日の午前中は塗装 ↓







水性ステインを最初に塗り、次にオイル塗装。

着色オイルに耐水性のある仕上げオイルを1:2の割合で混ぜて塗りました。


水性ステインは早く乾くので、板材の両面を塗るのに1日。

続いてオイル塗装は、乾きが遅いので板材の片面塗りに1日。

2日ほど乾かして、残りの一面を塗るのに1日。

冬場の塗装は時間が掛かります。


最近は晴れの日が少なく、また、気温も一気に低くなり、

寒い日が続いているので、なかなか塗装できませんでしたが、

今日、ようやく塗ることが出来ました。


これで、現在取り掛かっている仕事の8割方の塗装を終え、まずまず一安心。

コテバケの扱いもだいぶ慣れてきて、こつを掴んできました。

難しい白塗装はもう一息です。


しかし、寒くなりました。

日が落ちてからは急に冷え込み、鼻水を垂らしながら仕事しております。

バタバタして忙しい師走。

風邪に注意!




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センダンのカウンター製作 その後

2012-12-10 21:59:44 | 日記

センダンのカウンター製作のその後です。

現在、同時進行で複数のアイテムを製作しておりますので目が回りそうです。

2週間ほど前に板接ぎして、今日ようやく仕上げ塗装しました ↓






このカウンターの下には棚と抽斗のついたキャビネットを取り付けることになっております。

これから製作に入っていかなくてはなりません。

納期が迫ってきています(汗)。


このカウンターは2mの長さがありますが、

L字型に1mのカウンターを付け足すことになっております。


こんな感じ ↓





こちらの板は一枚板(幅45cm)で木取りすることが出来ました。

ほんの少しだけ、縁に白太が混じっていますが問題ないでしょう。

このカウンターの下には棚板と小型冷蔵庫が置かれることになっています。


普段、杉材ばかりで製作しているので、たまには広葉樹での製作も楽しいものです。

杉に比べれば、材は硬く重たく、加工は大変なのですが、

その分、カチッと仕上がるので、上手く出来た時は爽快感があります。




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手カンナがけ

2012-12-06 20:09:02 | 日記

随分と寒くなってきました。

今朝の仕事場の温度は10℃。

このくらいになると、体があったまるまでは動きが鈍い。

あまり体を動かさない墨付けなどの作業なんかは結構きついです。


ですが、タイミングよく今朝一番の作業は手カンナがけ ↓






全身をリズムよく素早く動かす作業ですので、こんな日にはうってつけ。

作業してまもなく、じわーと汗が。

冬場は気持ちの良い作業です。


この杉板は、幅450mmあります。

ウチの自動カンナに通せるのは300mmまでですので、このように手作業になります。

大型の自動カンナと手押しカンナがあれば10分くらいで終わってしまうのですが、

手作業ではそういうわけにはいきません。

両面の作業で、なんだかんだと1時間以上はかかりました。


縦方向だけでなく、横幅方向も平面が出ているかどうか、

定規を置いてみて、板と定規の間の隙間具合をチェックして、高いところを削っていきます ↓






削っては見て、削っては見てと、何度も何度も繰り返して順番に平面を出していきます。

一つ一つ地味な作業ですが、やればやっただけの結果がでます。


普段は300mm以下の板材ばかりで、手カンナの作業は殆どありません。

たまには、このように手カンナの作業もしなければ、カンナの使い方を忘れてしまいます。

と言いましても、手カンナは奥が深く、結構高い技術経験が必要な道具ですから、

恥ずかしながら、ワタクシはカンナを語るほどの腕も経験もありません。

自己流で四苦八苦しながらです。

いつも機械に頼ってばかりですので、いつまでたっても腕が上がりません。

機械も良し悪しかな。




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キャビネット仮組み

2012-12-04 19:40:21 | 日記

キャビネットの仮組みをしてみました ↓






写真は天地逆にしてあります。

底に取り付ける予定の板材は、厚みがあり、かなり重たいので後付とします。

この写真の部分だけでも、一人だけで移動するのには工夫しなければなりません。

腰痛持ちなので無理は禁物。


このように仮組みするのは、それぞれの部分で加工してきたパーツ同士が、

ちゃんと組み合わさるかどうかの確認です。


仮組みをしないで、ぶっつけ本番で、接着剤をつけてから、組み立てなんてやっていますと、

寸法が合っていなかったり、掘り込み穴がきつ過ぎてパーツが入らなかったりと、

作業途中でトラブルになった場合、接着した箇所を外して、問題の部分を作り直してなんて

ことはできませんので、念には念を入れておかねばなりません。


今回は、商品のディスプレイ用の棚ということで、

LED照明を埋め込む仕様となっております ↓







照明4つを1セットとして、上部と中部の棚で2セット、合計8箇所取り付けます。

電源の配線は連結していますので、そのコードが見えないよう、

掘り込んだ照明本体の下に、もう一段深く、配線用の掘り込みを入れてあります。


仮組みをした時に、設計どおり連結配線できるかどうか ↓







メンテナンスのために、照明器具の脱着具合を確認 ↓







実際にやってみるまではドキドキでしたが、なんとかなりました。

気が付いたら、もう辺りはすっかり暗くなり、今日のところはこれで仕事終了。

ふうー。




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