福島木工家具店

製作した家具の紹介と日記

思い立ったが吉日

2014-01-31 23:25:44 | 日記
前々から、随分と前から、もう何年も前からなんですが、

ちゃんとした木工作業場を建てなければと悶々としておりまして、

なぜかと言いますと、現在の作業場は、プレハブ倉庫にトタン屋根を差し掛けして、

それでも狭いからと、横にビニールシートを張り出して、何とかかんとか凌いでいるのですが、

あくまでもこれは仮設の作業場で、そのうちにちゃんとしたものを建てるぞ、

いつか機会が出来たら建てるぞ、もういい加減に建てなくては、

おい!本当に建てるつもりあるのか!!と怒られそうなくらいに年月が経ってしまいました。


この春に、個人の家具屋さんとしては、たくさんの納品アイテムを抱えており、

その仕事に備えて小さくてもよいから、それなりの作業スペースを確保したく、

夜な夜なその作業場のCAD図面を描きながら、

更には、間取図を穴があくぐらい眺めて、

ここにメインの作業台、このコーナーには電動工具の棚、照明の配置も考えなくては、

自動カンナ盤はこの位置で、バンドソーと角ノミ機はこのあたりがよさそう、

そうそう、この新しい作業場に合わせて、思い切って購入した最新のテーブルソー(妄想の産物)はここで、

ああ、なんて快適な作業空間なのだろう・・・

と、頭の中では、眩いばかりに新しい作業場で満足している自分の姿が見え、

年末に着手するつもりで段取りを組もうとしたのですが、それなりに忙しく、

でも、そんな状況でも何とか、少しずつでもよいから進めたいと思い、

合間を見ながら、基礎部分の整地を人力で進めてみたものの、

冷静に春までのスケジュールを考えてみると、合間合間ではとても出来そうもなく、

かといって、このまま春の納品アイテムの部材点数がこれから日に日に増えていくことを考えてみると、

今のスペースでは、その部材の保管や管理などはとても無理なのは目に見えており、

どうしたものかと四六時中考えて(焦って)おりました。


そして今朝、閃いたのです。

現在のプレハブの南側はビニールシート、東側はトタンの差し掛け、西側は土手となっており、

四方の内、三方はこのように塞がっているのですが、

作業スペースの増設でなく、部材の保管場所くらいなら、

北側に適当なスペースがあるではないかと。


早速、採寸してみると ↓






幅2.7m、奥行き2.1mで差し掛け工事が出来そうなことが判明する。

決して広くはありませんが、このくらいのスペースがあれば、

塗装した部材の乾燥部屋にしたり、

作りかけの部材(仕掛品)の保管、

物がごった返しているプレハブの整理整頓などなど、

なかなか有用なスペースになりそうで、

プレハブに差し掛けして作ることから、手間もかからず、

短期間で作れそうなのがなによりです。


午前中は材料の確保にあたり、

午後は簡易な独立基礎工事をスタート。


まずは、基準の水糸をプレハブから引っ張り、水平を出す ↓





一応、水盛管という、水平を出す道具があるのですが、

まあ、それほどシビアな工事でもないので、水糸を張ってから水平器で水平を出すという手抜き工事です。


最初の基準位置が決まりましたら、そこへ羽子板付きの沓石を穴を掘ったところへ据える ↓





沓石には予め、鉛筆で柱の大きさと芯を墨付けしておいて、

その上に二方向の水平器を置いて微調整します(沓石が傾いているとズレが生じます) ↓






基準の独立基礎を設置したら、そこから2.7m横へ、プレハブからは2.1mの距離で大まかな場所を出す ↓





この方法では正確な直角は出ないと思いますが、

プレハブの側面から出した水糸と、差し掛けするプレハブの面との大まかな直角が出れば問題ないと思います。



沓石を三つ設置後、同じように水糸と水平器で幅方向の高さを出しています ↓





ここのスペースは、ゆるい坂で傾斜がついています。

三つの独立基礎の高さは、その地面に合わせて据えましたので、

それぞれの独立基礎の上面の高さはバラバラです。

ですので、これから建てる柱の寸法を、この基礎の高さに合わせてカットすることになります。


今日は基礎工事でおしまい。

つづく。






といいなあ・・・
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机のレストア

2014-01-29 07:22:06 | その他作品
御客様より、2台の机のレストアを依頼されました。



机のレストア before ↓






after ↓








屋久杉の天板 ↓





オイルで着色塗装してあります。

節の割れと隙間はパテで、

天板の継ぎ接ぎの割れは埋め木で処理してあります。




before ↓






after ↓










抽斗の底板は劣化して割れていたりしたので、

新しくシナ合板を上から張って補強してあります。

外観が古く、中身が新しいギャップがなかなかよいです。


扉部分の底板は、傷んでいたので新しいものに交換 ↓







今回は、机まとめて2台でお引き受けしましたが、

単品でのレストアは、コストが高く、割高となります。


古くなったものは捨てて、買い換えるのは容易ですが、

まだ使えそうなものは、出来ることなら少しでも長く生かしてあげたいものです。





製作日記はこちら

机のレストア 1 ペーパーがけ

机のレストア 2 取っ手の取り付け

机のレストア 3 蝶番の取り付け



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机のレストア 3 蝶番の取り付け

2014-01-29 06:45:24 | 日記
蝶番「ちょうつがい」と呼びます。

慣用的には、丁番「ちょうばん」とも呼びます。

現代では、ちょうばんの方が一般的になってきているかもしれません。

また、横文字では、ヒンジとなります。

蝶番は、扉についている金具のことで、語源は蝶のつがいでのことで、形状が蝶にも見えますね。



蝶番の取り付け ↓






古い蝶番を取り外して、新しいものを取りつける訳ですが、

古いものと同じサイズの蝶番ですと、取り付け穴の位置が重なってしまうので、

新しいものは一回り大きなサイズとしました(真鍮製です)。



腐食したビスを押し込んでいるところ ↓





古いビスを抜こうとしたところ、途中で折れてしまいまいた。

このままでは、ノミを使う時に傷つけてしまうため玄能で叩き込みます。



新しい蝶番のサイズに合わせて、毛引きでマーキング ↓






ノミで掘り広げて、嵌まるかどうか確認 ↓






蝶番(ヒンジ)にはヒンジドリルを使って穴あけ ↓






扉側に取り付けしました ↓






本体へ取り付け ↓





まず最初に、一番下の一か所のみビスで留めてみる。



その状態で扉を閉めて隙間をチェック ↓






下の方の隙間が広いので、掘りなおして再チェック ↓





うまくいきました。

とはいいましても、扉自体がちょっと捻じれていましたので、

取っ手側の方にちょっとずれがでてしまいました。

まあ、許容範囲でしょう。


蝶番を取り付ける時には、

一度に全部の下穴をあけてしまうよりも、

ひとつひとつビスを留めて、その都度、扉の締り具合や、

隙間の間隔を確認しながら進めた方が無難です。

また、扉の場合、取り付けた後に、少し下がることがありますので、

上よりも下の隙間を多めに取って置くと良いでしょう。


やり方はケースバイケースですが、

今回は、一番下のビスの位置を決めて、

次に一番上のビスを仮止めして、扉の取り付け位置を調整しました。

ここで、調整のために、何度も取り付け位置をずらす内に、

下穴が大きくなってしまい、ビスの効きが悪くなっても、

残り3箇所のビスが効いていれば問題ないと思います。

上下両端の位置が決まった後に、内側のビスの下穴をあけて固定していきます。


状況に応じて手順は変わったりしますが、

色々と失敗を重ねながら、成功確率の高い方法を考えていくものです。



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机のレストア2 取っ手の取り付け

2014-01-28 20:54:41 | 日記
ペーパーをかけ終わった机に最初の塗装をしました。

いつも愛用しているリボスのタヤエクステリア(ローズウッド色)を使用。

扱いやすく、伸びもよいので愛用しています。


次に取り掛かったのが、抽斗や扉の補修。

腐食した金具を外し、金具の取り付け穴の痕をパテで埋める。


扉の取っ手の取り付け作業 ↓






取り付け穴は、取っ手を取り付ける面から穴を垂直にあける。

二箇所のネジ穴のピッチをしっかりと確認。






ネジの下穴は、ネジと同じ直径もいいですが、

0.5mmくらい大きめの穴をあけておくと、

穴あけピッチに多少の誤差があっても楽に入れることができます。


ドライバーで均等に締め付けていきます ↓






取り付け完了 ↓







つづいて抽斗の取っ手の取り付け。

ビスの取り付け位置を確認して、鉛筆で取っ手のビス穴の内側をぐるっと墨付け。

ビスの4箇所をマーキングした後、その中心に尖った釘で軽く穴をあける ↓






錐で下穴をあける ↓





先ほどの釘穴のお陰で錐がぶれずに正確に下穴をあけられます。

そのまま錐で穴をあけると、木目の堅い部分を避けるように進んで、ずれることがあります。



ビスの取り付けは、1箇所ずつとめていくより、

4箇所をローテンションしながらとめる ↓





下穴を正確にあけておいても、ビスを締めこんでいく途中で、

思わぬ方向にネジ先が進むことがあるからです。



取り付け完了 ↓






取っ手などの金具は真鍮製を使用。

アンティークで、手づくりっぽい雰囲気がいいですね。


そのためか、同じ取っ手でも、一つ一つ形が微妙に違っていたり、

ビスの取り付け穴も、工業製品のようにきちっと揃っていないので、

取っ手の向きを動かさない状態で、マーキングと取付けをしたほうが良いです。


マーキングの後、取っ手を180度回転してビスで取り付けようとした場合、

マーキングと穴位置がずれていることもあり得るからです。



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我が家の冬野菜 1月下旬

2014-01-26 22:17:08 | 日記
昨夜、久しぶりのまとまった雨が降り、

緑が生き生きと、そしてキラキラ輝いています。



今朝の我が家の畑 ↓






例年より、3週間ほど遅く種蒔き(11月下旬)をしたので、

菜っ葉ものは今が食べごろとなっています。



まずは、小松菜 ↓





我が家の一番人気。毎日もりもり食べています。



白菜 ↓





毎年、結球するのはごく僅かですので、この段階からサラダなどにして食べています。



チンゲンサイ ↓





毎年すごく大きくなるので、このくらいの可愛いサイズが食べごろ。



ほうれん草 ↓





朝採りのほうれん草は、しゃきしゃき過ぎて、茎がポキンと折れてしまうほど。

根元の赤い部分が甘ーいです。

まだまだ大きくなります。



大根 ↓





大きくなるのはまだまだ先のようですが、その分、葉っぱは柔らかいのでおいしく食べています。



春菊(混植)↓





ゆっくりと生長しています。

食べれそうな部分をチョキチョキしてます。

後日、切った部分から沢山芽が出てきます。



人参(これも混植)↓





一番生長が遅いかもしれません。

大きくなるのは春ごろでしょうか。



最後に、エンドウ ↓





やっと、蔓を伸ばし始めたところ。



種蒔きをした後から、一羽のキセキレイが毎日のように畑にきてくれています。

そのお陰かどうかわかりませんが、いまのところ虫の被害は出ておりません。

ありがたいことです。


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机のレストア1 ペーパーがけ

2014-01-22 23:23:14 | 日記
お客様より、古い机を新たに、つまりレストアしたいとのご要望を受けました。










この机の他に椅子一脚も含めて承ることに。


まあ、正直、古い家具の修復はあまり経験とノウハウは無く、

修復の過程でどんな困難な状況が待ち受けているかどうか未知数のこともあり、

お断りしようとも思いましたが、

捨てられた家具を、お客様が回収し、

それなりのお金がかかってでも、再び日の目を当てようという、

その家具を大事にする気持ちに賛同した訳でありまして、

それならという気持ちで受けることにしました。


どれくらい前に作られた机か定かではありませんが、

その手掛かりとして、二枚目の机の写真の抽斗部分にアイドルグループらしきシールが貼ってありました。

グループ名は、Village Singers とあり、ググってみると、

なんと、1960年代後半に活躍したグループサウンズでありました。

さかのぼること半世紀近く前となります。

最近では、2002年に、Village Singers の「亜麻色の髪の乙女」が島谷ひとみによるカバーでリバイバルしたとのこと。


しかし、50年近く前に作られた家具。

汚れも相当なものです。

また、あちらこちらにガタが出ており、

取っ手や蝶番などの金具類は全て腐食しており用をなしていませんでした。


見た目では、どんな樹種が使われているのか、判別はできませんでしたが、

ベルトサンダーをかけてみると ↓






その正体が・・・ ↓





この香り、

割と馴染みのある、

独特な、ちょっと刺激的な香り、

そうです。

クスノキ。

この机(写真一枚目)はクスノキとべニアで作られていました。


ちなみに、二枚目の写真の机は、

天板と側板が屋久杉、脚は地杉と多分、ラワンなどの外材、

貫はセンダンでした。


この材のチョイスと、机の作りなどから考察しますと、

これらの机は地元の家具職人が作ったと思われます。

特に、二枚目の写真の机は、天板に大きな節がきており、

作りもラフで、見えない部分にには、使い回しの材が使われており、

一般的な流通には乗らないような作りで、

職人が片手間に家族や知人へのプレゼントとして作ったような感じでした。

と思いきや、扉の留加工には一般的なものよりも高度な加工が施されていたり、

材の使い方、組み方が、必要最小限、つまり小資源、

現代風に言えば、エコな作りになっており、

勉強になるところも多々あるのでやりがいがあります。


このような修復作業において大変なのがペーパーがけです。

特にこの机のような框組みで、薄いべニアが使ってあり、

抽斗もいくつかあり、電動工具では手の届かない箇所が多々あります。

そんな時は、やはり手でコツコツとペーパーをかけていくしかありません。


こんな時に強い味方はコレ ↓





フィニッシングロール(ちょっと高い)です。

写真のものは♯120.

ペーパーがロール状に巻いてあり、

ペーパーの裏は粘着テープになっています。

ですので、べニアに張って良し、

好きな形状のものに張って、その用途に合ったペーパーをかけることができます。


三角形の木片(右側)にペーパーを張ると角や隙間を磨くのに良いです ↓








埃まみれになって仕事していると宅配便のトラックが。

届いたのはコレ ↓






卓上糸ノコです。

台湾のREXONというメーカー。

この糸ノコは中国製。


REXONの木工機械はこれで三つ目となります。


最初に買ったのがボール盤、

次に小型のバンドソー。

どちらかというと、安物ですが、

いずれも壊れずに頑張って働いてくれています。

安く機械が手に入るのは助かります。


今回、糸ノコを購入したのは、この春に納品予定のアイテムに使うため。

たまたま、購入先のオフコーポレーションが、期間限定の送料無料キャンペーンをしており、

それに乗じて迷いなく買いました(送料1,575円得しました)。

早速開封して使ってみたいのですが、ちょっと忙しいので、しばらくお預けになりそうです。



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材木整理

2014-01-17 22:03:40 | 日記
久しぶりに材木の整理をしました。

家具仕事の他に、趣味の日曜大工もあって、

敷地に保管している材木は、それなりにたくさんあります。


使う分だけ、その時に買えばよいのでは、と思われるかもしれませんが、

地元の製材所より、地杉を購入しており、

その材は、乾燥されている訳ではありませんので、

自然乾燥になりますが、数カ月から数年間、敷地で乾燥・保管しております。

こうしておけば、急な仕事が入った時に、常時、在庫があるので慌てることがありません。


まずは、規格外の材木やら端材の整理から。


この材を ↓







こちらへ移動し ↓






空いたところへ、別の場所に保管してあった角材などきっちりと積む ↓






ちゃんとした保管倉庫がありませんので、

写真のような、自作の乾燥・保管用テントを、敷地のあちらこちらにいくつか作っております。


屋根は、♯4000番のシルバーシート(5.4m×3.6m)を使用。

日蔭では、数年間は大丈夫ですが、

よく日の当る場所では1年くらいで劣化してきます。

また、台風の時は、強風で破れたり、飛ばされないように、

その都度、きつく縛りなおしたりして対応しております。

そんな訳で、家具を作る仕事以外にも、

いろいろと苦労があるのです。


まあ、様々な自営業がある訳でして、

一部屋のスペースがあれば事足りる仕事もあれば、

さらには、体一つでできるものまであり、

小さな場所と、少しの設備でできるような仕事なんかみると、

ちょっと羨ましいなあ・・・

なんて思ったりすることもあったりするのですが、

でも、この仕事が好きなので仕方がないです。


きれいに整理整頓した材木を眺めると、

気持ちもすっきりとしてきました。


この春には、店舗2店分の納品がありますので、

その下準備を着々と進めております。

やはり、段取りは大事です。



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書斎改造

2014-01-11 20:18:35 | その他作品
我が家の書斎の改造をしました ↓







書斎と格好良く言っても、リビングの片隅の一畳半くらいの狭いスペースにあります。


当初は、幅190cm、奥行き50cmのカウンターテーブル一枚を取り付けただけのものでしたが、

兄より、パソコンを頂き、そのパソコンのモニターがそれなりに大きく、

今までのカウンターで、その大きなモニターを見るには、目が疲れそうなので、

カウンター突き当たり部分に小さなテーブル(幅70cm、奥行き60cm)を増設して、

そこに新しいパソコンを設置しました。


これにより、モニターと目との距離が離れて快適になりました。

また、PC本体も大きく、そのファンの音も相当なものでしたので、

本体をテーブル下に配置しました。



配線しやすいようにキャスターつきの台を製作 ↓






写真右側が新しいPC本体、左側が古いもので、両方とも兄から頂いたもの。

兄は、自作PCを作るのが好きでして、今まで、そのお古をもらっているので、

ここ10年くらいはパソコンを買うことなく、大変助かっております。



増設したPCテーブル ↓






天板の板材は、ヒノキ集成材の(30mm厚)床材です。

今までのカウンター材も同じもので、在庫として残っていたものを使用。

既存のカウンターは3年くらい使っているので、色が濃くなっているのがわかります。



PCテーブルと言えばコレ ↓






キーボードのスライドテーブル。

ちょっと憧れておりましたが、現実のものとなり、嬉しいです。







材料は、板材が地杉、両サイドのレール部分は、堅い広葉樹(ヒメユズリハ)で製作。

なかなか良い感じで、大変気に入っております。

本当は、金具のスライドレールを使おうと思っておりましたが、

正月に思い立って制作に入り、パーツを注文することができなかったので、

しぶしぶ木製でスライド部分を作ったのですが、

結果的に良いものができました。


次に紹介するのが本棚です ↓






モニターの上の壁に取り付けてあります。


A4サイズが入る棚を二段。

一番下には、同じくA4サイズの書類を縦にそのまま入るように奥行きのある棚をつけてあります。


横から見たところ ↓





ちょっとした書類の出し入れに重宝します。


とりあえずは、こんな感じで書斎が快適になりました。

これで設計作業もはかどると思います。


自分で作って言うのも変ですが、

こんな風に、木の家具で、新たに書斎が生まれ変わって感激しました。


このようなことができる環境にしみじみと感謝。

ありがとうございます。



2018年のブログで、home office 仕様の書斎を紹介しています → 一畳書斎



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防毒マスク

2014-01-08 00:20:55 | 日記
防毒マスクです ↓







装着してみると、それなりに重量感があり、ごっついマスクです。

まるで、ダース・ベイダーになったような気分(悪役)になります。


先日のウッドデッキの塗装の際に使いました。


このマスクは、屋久島に移住した当初、知り合いになった屋久杉加工業者の方に進められて購入したものです。

屋久杉加工品には、大抵、ウレタン塗装という塗装を施すのが一般的でして、

いわゆる有機溶剤の油性塗料で、洗浄にシンナーを用いています。


人体はもとより、自然環境にはそれなりの負担をかける塗料といってもよいでしょう。

世の中、色々とありまして、理想だけでは立ち行かないことも多々ありますが、

個人的には、出来る範囲で、地球、自然、に対して少しでも負担をかけないように心掛けたいと思っております。


人が現代社会で生きていくためにはそれなりに自然に負荷をかけているのは重々承知しております。

私も生きている以上、それなりに地球や大地、自然に負うところがあります。

でも、少しの心がけで、少しでも負荷を和らげることができるならば、

気持ちの上でもそれに気を遣っていきたいと考えております。


人間、生きているだけで、それなりに、知らないうちに、あちらこちらにご迷惑をかけるものです。

それを承知の上で、個々人で、罪滅ぼしをしていくものだと思います。


今回、お客様のご意向で、いわゆる,防腐、防虫成分の入った石油系の塗料を使ったわけですが、

やはり、私には罪悪感が付きまとってしまい、複雑な気持ちになってしまいました。


前回の記事で、小規模な大工仕事もやって行きたいと申しましたが、

現実として、自分の好みの仕事だけというわけにはいかないことも出てくると思った次第です。


自分自身の良心を鑑みながら、悔いの残らないように、信念を持って邁進したいです。



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初仕事

2014-01-04 22:25:03 | 日記
お正月の三が日は、家族でゆっくりとさせていただきました。


まあ、祝日で世間が静かですから、木工をしたくても、

機械の音が出てしまいますので、大人しくしていた訳です。


そして今日、三が日もあけましたので、早速、趣味の木工三昧!

自宅の書斎(と言えば格好良いですが)のPCデスクをL字型にする作業をしておりました。



写真中央の部分を増設 ↓






キーボードを収納できるスライドテーブルを新設 ↓






年末年始と、数日間、木工を離れていましたが、

やはり、木を触っているというのは、いいものです。

この仕事ができることに幸せを感じた次第です。


夢中になってやっておりましたら、あっという間に一日が終わってしまいました。

本当は、壁に取り付ける本棚も作ろうかと思っていたのですが、時間オーバー。

またの機会にお預けです。



さて、明日からは本当の初仕事となります。

といいましても、木工ではなく、ウッドデッキの塗装の仕事ですが。

家具仕事だけでは、なかなか厳しいものがありまして、

できることでありましたら、木工以外の仕事でも都合がつけばやらせて頂いております。



そういえば、

知人の大工さんより頼まれて、去年の11月から大工仕事もさせて頂いております。

忙しく、人手がいる時に、声をかけて頂き、スケジュールを調節しながらやっております。


もともと、日曜大工を始めた時から、大工という職業には、ちょっと憧れがありまして、

自己流で、小屋をいくつか建てたことはありましたが、

プロの方について仕事をするのは、今回が初めてで、色々と勉強になっております。

この経験を生かして、将来的には、家具だけでなく、小規模な大工仕事も合わせてサービスしていければと考えております。


大工の初仕事は1月8日から。

まずは基礎工事からということで、楽しみです。



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初日の出

2014-01-01 08:21:58 | 日記




あけましておめでとうございます。


2014年がはじまりました。


自宅の屋根に上り、家族で初日の出を拝むことができました。


今年は、暖かく、穏やかな新年となりました。


私たちも、このような気持ちで、この一年を過ごしたいと思います。


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