おとといの水曜日。お友達のこう君のお母さんが毎週水曜日がお休みなので、こう君も学童がお休みになる。それで、りょうちゃんも、これから毎週水曜日は学童に行きたくないと言い出した。
元々、ジイジの負担が少しでも軽くなればというのと、私が仕事から帰ってから宿題を始めると寝る時間が遅くなりすぎるので、みんなと学童で宿題をして終わらせておいてくれれば、と思って通わせ始めた学童だけど、外遊びができないことがどうにも苦痛らしく(当たり前だけど)、早く帰りだがる。
そしてついに、こう君がいない日は行きたくないということになった。
今後ずっと水曜日を休みにするかどうかはわからないけど、とりあえず今週はお休みさせることにしたので、そうなると、帰りは下校班で帰ることになる。
でも、担任の先生が言うには、実は小学校では一応下校班の形をとっているけど、実際には下校班はなくて、自由下校なんだそうだ。ただ、なるべく同じ方向の子は一緒に帰らせようということで、下校班の形をとって最初は親が付き添っていたけど、その期間が過ぎて子ども同士で帰るようになってからは、点呼もとらないし、人数がだいたいそろったら出発という、かなりあいまいなものになっているらしい。
そういうことで、最初のうちは、学童を休む時は連絡ノートに書いて、学童に行くグループじゃなくて、下校班のグループに誘導してもらう必要があったけど、いまは連絡ノートへの記載も必要なくて、自分で判断して、学童じゃない時は下校班の集合場所に自分で行って帰ってもらうということだった。
だから、今回は、連絡ノートにも学童を休むことは書かず、そのまま学校に行かせた。
さて、その日の夜。何気なく連絡ノートを見ると、先生からのコメントが記載されていた。内容は、りょうちゃんが自分で先生に、今日は学童を休むから、下校班で帰りますと伝えてくれたので、下校班で帰ってもらいますという内容だった。
それで、ママは、ちょっとびっくりした。
だって、りょうちゃんに、先生に言うようになんて、ママは一言も言ってないのに、自分で必要だと思って、先生に伝えたってことだよね。しかも、先生が連絡ノートを書いてくれているということは、朝とか、早い時間に先生に伝えたってことだし。
いや〜、自分が小学生の頃は、何をどうしたらいいのか全然わからなくて、先生に言われたことを理解するので精一杯だったから、そんな風に先を読んで気を回すなんてことは絶対にしなかったし、そもそも聞かれもしないことを自分から先生に言うなんてできなかったけど、りょうちゃん、1年生にしては十分すぎるくらいしっかりしてるわ。ママ、驚いちゃうな。
だから、実を言うと、あえて、りょうちゃんには、先生の話をしっかり聞きなさいとか、こうしなさい、ああしなさいということは、小学校に入ってから一度も言ってない。りょうちゃんは生真面目なところがあるから、ちゃんとしなさいみたいなことを言うと、ストレスになりかねないからね。
とにかく、今回のことで、りょうちゃんは自分で考えて、必要と思ったことをちゃんと行動にできるんだということがよく分かって、ママはすごく嬉しかった。1年生でそこまでできなくても、と思うくらいだけど、ちゃんと自分の考えを持っていることは大事なことだから、とってもいいことだと思う。
もちろん、りょうちゃんにも、ちゃんとそれを伝えて大いに褒めた。でも、とりたてて嬉しそうでもなかったのは、そんなの普通なのに、なんで褒められたのかな?っていう感じだったのかな? まぁ、いいのだ、それで。ママは、いいと思えば、どうしてそれが良いと思ったかを伝えて褒めるだけ。それで、りょうちゃんが自分に自信をつけてくれたら、それが一番‼️