しまじろうコンサート

今日はりょうちゃんと、雨の中しまじろうコンサートに行ってきた。



りょうちゃんは、しまじろうコンサートのチケットを買う時にしまじろうを知って、それ以来、しまじろうのアニメも見てかなり気に入っている。

今日のコンサートも、それはそれは喜ぶだろうと思っていた。

いや、もちろん楽しんでたけど、最初の劇の部分でちょっと飽きたらしく、第2部が始まってすぐに、

「もうかえる」

と言い出した。

親としては、2人で4000円も払ったのに、という思いがどうしても出てくる。だから一応、いまドアが閉まっちゃったから、開いてから出ようと言い聞かせていたら、途中で登場キャラクター達が客席を回ってくれて、りょうちゃんは、トリッピとニャッキとガオガオさんに触れたので、そのあたりでまた楽しくなって、最後まで見続けることができた。

さて、親の立場からの感想。

同じくらいの値段を出すなら、断然「おかあさんといっしょファミリーコンサート」の方がレベルが高い。たとえ舞台から遠いC席であっても。おかあさんといっしょは、親もそれほど飽きずに、むしろ楽しく見られるけど、とりあえず私は、しまじろうコンサートはほとんど面白いと思えなかった。

りょうちゃんも、おかあさんといっしょの時は、ずっと舞台にくぎ付けだったけど、今回は落ち着きなく頻繁に動いてた。

いったいどこが違うのかな？

歌のうまさとか、ストーリーの構成とか、場面転換の回数とか、舞台装置とか、思い当たる要素はたくさんある。

何より、NHKの教育テレビは子供のことを本当に良く研究した番組作りをしていて、その延長線上のファミリーコンサートだから、そもそも持っているノウハウは比較にならないのかもしれない。

ところで、しまじろうコンサートからの帰り道、試しにりょうちゃんに、「おかあさんといっしょとしまじろうコンサート、どっちが好き？」と聞いたら、りょうちゃんは、

「おかあさんといっ」

と言ってから少し考えて、

「りょうちゃん、どっちもすき。また、りょうほうみたい」

と答えた。

う～ん、この答えにはしてやられたなぁ。だって、「おかあさんといっしょ」って言ったら、もうしまじろうコンサートには連れて行ってもらえないかもしれないもんね。

パパは、「政治家だな」って笑ってた。