はなうたまじりにひとりごと

私視線で、観て聴いて♪素直に気ままに我儘に。主に宝塚の舞台のこと、その他諸々?についてお喋りを。

市川に行ってきました。上

2011-04-23 23:53:18 | Weblog
観て参りました。
号泣。(笑)

だったら、やっぱり、はじめから、
もっとちゃんと観られるように、
計画をしておけばよかったと、反省。
危なかったなぁ。

危なかったと言えば、
どうにも、睡眠時間の確保が不安で、
今朝は、予定より1時間も長く寝た挙げ句、
何だかゆっくり支度してしまったため…

またもや、
あれ?これは、到着が、何だか、とってもぎりぎりでは?
という結果になり、
電車の中で検索を繰り返し、時間が短縮される率が高そうなルートを選択。

でも、やっぱり、検索機能は、
節電ダイヤには対応しきれていないらしく、
途中、全然違う時間配分になり、早いんだか、遅いんだか?
最終的には、乗るべき京浜東北線は検索通りだけど、
階段を駆け登った結果、検索より1本早い総武線に乗れて、
案外涼しい顔をして会館に到着出来たという…

駅からも、道がわからなくてドキドキしましたが、
こっちだよーという案内板が時々立っていてくれて、助かりました。
商店街を抜けてしまえば、同じ目的の人々しか、向かわないですからね。
その人達を、さくさく追い越して、無事に辿り着けたというわけ。

たまたま会ったお友だちに、
「なんで居るの?」
と言われ…
「えっ。なんでって、観劇に来たらおかしい?」
と聞いたら、
「神奈川の人は、府中とか県民ホールに行くのかと思ってた」
…って…。
いや、平日には無理ですよ…。
休むのが大変すぎない職場の、羨ましいコメントです。

「だって、ここ、駅から遠いし」
遠くない遠くない…
神奈川県民ホールは、もっと歩きますよ。
私も、市川は駅から歩くって聞いてたから、ちょっとびびってたのですが、
でも、地図で見たら、なぁんだ…と思ったもんでした。

そんなことで、初日を観せていただいて来たのですが。

黒い瞳って、素敵な作品ね!
やっぱり…。

話にめりはりが利いてるし、
解りやすいし、共感もしやすいし。
初日で、この出来栄えならば、上等だと思うんですよ。


音月さんは、その若さで、真っすぐにお芝居をしているのが、とてもよかった。
坊ちゃんならではの人のよさ、とまでは行かないけれど、
しかし、真っすぐに純粋に育ったその少年のままの潔癖さが、
ニコライをしっかり、描き出していました。

ヒロさんの、サヴェーリイチが、それこそ、坊ちゃんを助けてくれているし、
…一番、客席をわかせたのは、サヴェーリイチだった。
人情味と、暖かさと、滑稽さと。
そして、人物が大きい。

ニコライのマリアとの愛。
マリア、可愛い…。
古風な台詞なんかも、本当に似合い、
そして何よりも、音月さんの呼吸を感じて、
しっかり、そこに合わせて芝居をしているのね。
半歩下がってついていく…その感じが、また愛らしく、
ニコライの護ってあげたい気持ちに、共感する。

可愛いったら、美海ちゃんっ。
歌もまた、上手になってるし、
この人、声が綺麗よね。
この声の響き方が、爽やかで、可憐で…大好きです。

雪の精も可愛かった。
でも、もっと踊れるのでは?と思った。
ダンス全般について、そう思うところがありました。
きっと、緊張が解けてきて、もっと生き生きしてきたら、
本領発揮されることでしょうね。


そして…。
プガ氏!

私の中のプガ氏のイメージって、
リカさんにしても、ゆーひさんにしても、
お顔の形が………
皆まで言わずとも、察していただけることかと思いますが、
まっつ氏が出て来た瞬間に感じた違和感たるや!(笑)

自分の中の勝手なイメージが、自分で、可笑しくてたまりませんでした。
出て来た時は、髭ががっつりついていて、
髪ももっさりしてるから、まさに、
その中に、大きなおめめが二つ、という風情でした。
言いようによっちゃ…貧……

すみません、すみません、すみません!
でも、それがいけないってことではないのです。
違う、というだけのこと。

ビジュアルも違うけれど、
何が違うって…

私の中のリカさんプガ氏のイメージは、豪快さの中にある繊細さ、なのです。
まっつ氏プガ氏のイメージは、繊細さの中にある豪快さ。
私は、そう捉えて帰って来ました。


つづく。