はなうたまじりにひとりごと

私視線で、観て聴いて♪素直に気ままに我儘に。主に宝塚の舞台のこと、その他諸々?についてお喋りを。

真夜中に、濃い録画観賞

2010-10-13 16:57:53 | Weblog
昨日は、かしちゃんのドラマを…はじめて、観ました。

知らないのっ!?
と、その場にいらした全員かと思うくらいの皆さんに、
総ツッコミをいただきまして…

ええ、知りませんでしたよ(小声)。
だって、テレビ観ないし…
いや、全く観ないことはないんだけど…
せめて、スカステのOG情報くらいは、見なきゃダメだねぇ。

かしちゃん、主演なのに!
と言われた。
そうは言っても、もう始まってしまってるんだから、手遅れだ。
しかし、まだ半分残ってるんだから、観てみるか。

録画を忘れちゃう性分なので、
かなり細心の注意を払い(大袈裟)、録画。
昨日はバイトでしたから、かなりいい時間に帰宅なのですが、
あっそうだった!
と思い出したので、観た。

…面白かった。

あんまり、きちっとは、ついていけてないのですが、
しかし、何となく流れは読めた。
これは…かしちゃん、撮影、いろいろしんどいことがあったでしょうね(涙)。
女性のナーバスな部分を、しっかり表現しているドラマなので…
でも、非常に、説得力をもって、演じきっている。
いい潔さがある。

ポワロの時に感じた、
私が好きなかしちゃんのお芝居が、きっちりそこにありました…

でもさ…
ああっしまった。最後まで録画してから全部観ればよかったかも…
予告を見て、大反省しましたよ。
だって、先が気になるじゃん!(笑)

ケンヤさんが、大変いいお芝居をされている。
おネエな方なんだけども、かしちゃんを愛情いっぱいに見守っている…
その心は、頑なな彼女を縛っている何かを、ほどくことが出来るのか?


さて、
ここで、既に、寝るべき時間を越えている訳ですが、
昨日のCSニュースを整理しておこうと思った。
昼間に、ラインナップをチラッとチェックした時には、
殊更観ておかねば~と思うものはないつもりだったのです、が。

編集画面で確認したら、
宙お稽古情報
とあるじゃないですか。
あれ?

でもね。
正直、あんまり期待は出来ないなって、思った。
蘭ちゃんのご活躍は、どんななのか、知りたいとは思うけれど、
常に、あんまり期待するなよって声が、
どこかから私に囁くからだ。

演目が発表になった時点で…
その主なあらすじを聞いても、蘭ちゃん以下のファンが活躍を期待していい要素なんて、
全くない作品と言っても、過言ではないじゃないか?

でも…
と、希望を見出だそうと待ったカサブランカにせよ、
今度は!
と、期待してみたトラファルガーにせよ、
二番手って、こういうもんだっけ?
って、問い質したい気持ちでいっぱいになったものでした。
それ以前のことは、もう未練も捨てたから、聞かないで下さい。

今回は、両作品と較べても、
諦めにも似た気持ちになれる、演目だと思う。
むしろ、宙に殊更な贔屓がいなければ!
素敵なラブストーリー、素敵な名作を観られる、楽しみな演目だろうけどなぁ。


すっしーさんと、ゆーひさんの対談は、
実に穏やかに、やわらかく、そして、理路整然と、落ち着いた空気で流れていきます。
お稽古は、一通り全部…
多分、あの言い方だと、全部の要素に手がついたという状況なんでしょう。

ラブシーンが、沢山あるそうですよ。
ラブシーンがいっぱい…と聞いて、私がぱっと思いついたのは、
「ジャワの踊り子」ですが…。

あの時は!!!
噂の凄いラブシーンが、凄くなくなっていて、かなり残念だったことを思い出すよね。
なぁんだ………
って、ショック?だった私たち(笑)。

あんなこととか?
こんなこととか?
勝手に想像していたのに!(笑)
ラブラブだったには、違いないし、さえちゃんは、嬉しそうだった。
それで、満足しなさいよっていう作品だった。
ええ、それは、それで、よかったですよ…。

ゆーひさんは、ひとつひとつのラブシーンについて、
演出されてる方と相談されて、
どうする、こうするを、作っていってるんですって。

ふ。
つまりは、それは、半分はゆーひさんプロデュースってことよね?
そそそそ、それは、どんなすごいことが?
或いは、どんなバリエーションが?
…ファンの皆様は、死ぬほど楽しみにしていていて、間違いないことでしょう。

私の希望としては、
パターンをいくつか作っておいていただいて…
今日はこれだった!
と、楽しく話題が盛り上がる感じとかだと、いいんだけど?

それは、下手な役替りより、回数通うこと間違いなし!
だと思うけど…どうなんだろう。
観る方は、気楽にそんなこと言っちゃうけど、
演る方は、大変でしょうけど(にやり)。

出演メンバーについて、
専科のお姉さまたちについてのお話があり…
星原先輩のご卒業のお話、
お二人がいらっしゃらないと、成り立たないというお話と…。

次には、主要キャストみんなが、同じチームで、
敵味方がないことが、嬉しい…とおっしゃる、ゆーひさん。
つまりは、かなり濃厚なチーム、というわけですね(笑)。

だって、このタカスペ出演人数を見るだけでも、すごい人数の宙組ですよ?
あの人たちが、みんな一緒にゲリラをやってるかと思うと…(笑)。

そこで、おもむろに、蘭ちゃんの話を…
ゆーひさんは、されたのでした。
どういう役なのか、という話ではなく、、、、

蘭寿との友情という部分を…
蘭寿とは、今まで、仲直りするという役はあったけれど、
友情を描く役がなかったので、
それをやれるのが、凄く嬉しい

というようなコメントだったのですが…
文字にしてしまうと、何か、普通だなぁ(苦笑)。
ちゃんと、一字一句書き留めてたら、多分もっと感慨深い言葉があったのかもしれない。
二人で、がつんとお芝居ができる、という喜びが、
その短い言葉の中にこもっていたのを、私は感じたのです。

思わず…涙ぐむくらい、嬉しかった。
や、別に私が泣かなくたっていいじゃん…?
ねぇ…?

多分、二人が、二人とも、
そういうお芝居をしたがってるだろうということは、
何となく、感じてはいたわけです。
だけど、それを、こういう形で、こういう口調で言われるのを聴くというのは…

今まで、私の中で我慢してきたことっていうのも、あったんだなぁ…
と、大変客観的に気がついたりもしました。
常に、ぶつぶつ文句は、言ってますけどね(笑)、
文句をいうことで、発散してるつもりだったんだけど、
でも、発散できるのは、意外に表層部のことだけなのかもしれない。

奥深いところで、いろんなことを思っていて、
その考えに、傷ついたりしてることもあるらしい。
それが、ふっと…ゆーひさんのその言葉で、浮き上がってきたんでしょうね。
ゆーひさんが、思っていてくださった、その温度が、本当に染み渡った…。
で、思わず、涙…。

どうなんでしょうね。
どんな友情が描かれているのか…
或いは、二人の力で、どこまで深く、熱く、大きく練り上げ、描き上げることができるのか…
二人の距離感を、楽しみに…

俄かに、俄然、楽しみになってきたのであります。
スーパー手のひら返し!(笑)

その熱さで、展開していくのなら…!!
期待していて、大丈夫なんじゃないだろうか。


他にも、
細かい…こういう台詞が、今回は歌になってます、とか、
ショーがない分、下級生は発散する部分がないかもしれない、という気遣いや、
その分、芝居で積んでいく意気込みや…
そういうお話もされていました。
…すみませんね、大変にざっくりで(笑)。

私は、あまりに先ほどの件(くだり)が嬉しかったので、
何度も言うように、早く寝ろよ!という時間にもかかわらず、
もう一度そこだけ巻戻して、お言葉を拝聴する始末でした…。

だいたい、この、ゆーひさんの言葉だけで、
そこに友情が透けて見える気持ちになるよね!

この喜びを、今日は朝一番に叫ばねば…
と思ったんだけど、
あれま、既に夕方だわ。
さすが、私…(笑)。


ああ、いい夜になった…
とぼんやり思ったのですが、
考えたら、「いい一日の始まり」という時刻でした。

何にせよ、いいパワーをいっぱい戴きました、同期のお二人に。

そうだ、今日は、かしちゃんの千秋楽ですね。
千秋楽おめでとうございます。
素敵な楽になっていますように。