はなうたまじりにひとりごと

私視線で、観て聴いて♪素直に気ままに我儘に。主に宝塚の舞台のこと、その他諸々?についてお喋りを。

帰ってきた"R"語り♭♭♭♭

2010-10-06 23:52:34 | Weblog
チ「あーっ!?みてみて!私の美しい手がマメだらけにっ(泣)」
ダ「あっ、私もぉっ」
チ「あんたが、ちゃんと働かないからぁっ」
ト「……」

更に、ダイアンから、威嚇されて、
ト「怖いよぉ…(泣)」
思わず座り込む、トムくん。
お姉さんたち、大全開(笑)。
そびえ立つ、そびえ立つ…でかいこと、でかいこと!

すっかりカーニバルに行くぞ♪モードになったお姉さんたちは、
モップを投げ捨て、割烹着を脱ぎ捨てて、楽しく歌い出します。
そこで、それらをお片付けするのが、何と、トムくんなのです。

普通に全部拾って、一度に済ませるのではなく、
上手に、下手に、モップを運び込み、
割烹着を拾って、持っていき、
行ったり来たり、お姉さんたちの後ろを走り回っている。

バウで観たときに思ったのは、
これだって、結構な運動量なのに、人見に行ったら、きっと、舞台の幅が広いだろうなぁ…
大変だぁ…

実際は、そこまでは距離感を感じなかったのですが、
人見では、軽く三人の邪魔までしながら、
最後まで、お片付けをやり通したのでした。
トムくん、お疲れっ!

さて、そのトムくんの働いてるところで、
ご機嫌に展開する、お姉さんたちの歌。
イリースちゃんが、その何ともいえない存在感を生かしまくって、
必ず、客席を笑わして下さるソロパート。
何度見ても、面白い…

ある意味、ダイアンとチッチは、息がピッタリなのでしょう。
二人が、イリースちゃんのパートに対して、ササッと場を空けてステイする間も絶妙だし、
イリースちゃんのフレーズに入るあの独特のテンポと間と、低い声が、たまらないぃ~(笑)。

なんて、素朴!
なんて、愛らしいんだろうか、イリースちゃん…!

歌詞なんて、実に自分勝手で、
天真爛漫すぎて、気持ちがいいくらい。
勘違いっていえば、そうなのかもしれないけど、
あんなふうに、生きてみたい…かも?


トムくんが、
ト「ぼくも行くぅぅぅっ!」
と暴れても、
取り合ってもらえず、トムくんは独り、取り残されてしまうのでした…。

トムくんは、膨れっ面で、
大変にご機嫌ななめに、床を叩いたりしておるのですが、
これが、何ともいじらしく、可愛らしい…

♪行きたいな…カーニバル…ぼくだって…
悲しく、歌っていると、背後から高笑いが…!

ト「(おびえながら、恐る恐る)…だれっ?」
この、「だれっ?」が、また、たまらなく、大好き。
絶妙に間を溜めて、あの声のトーンが…
「変な人?」っていう、引いちゃってる感じが、最高だよね。

いえいえ、そんなトムくんの空気なんか、モノともしないのが、このお姉ちゃんでございますよ。
関西弁全開で、まくし立てるまくし立てる(笑)!

ト「どこかで…会ったような?」
ピンクのアフロのド派手なお姉ちゃんは、魔女のマイラちゃんなんだっておっしゃる。
でも、「異議あり」をして見せたりして。

マ「あんた、踊れるようになりたいんやろ?」
ト「えーっ!どうしてわかったのぉ!?」
マ「そう、顔に書いてあるワ」
マイラちゃんは、そんな少年のゆめを叶えるために魔法をつかうんですって。
ト「いやぁ、少年って歳じゃないんだけど…(照)」

…え?
少年じゃなかったの…?

マイラちゃんは、スルーしてますが、
私には、衝撃の告白でした(笑)。

少年、よりも子どもなのか…?(って、そこまでちびっこもないだろう…)
青年…???
いや、少年でいいやないですかぁ、センセイ?


つづく。