前日の土曜も、劇場の係員さんと思われる方の行動に、きゅんとする出来事がありました。
ちゃんと、私たちが誰のファン会かわかっていて、
「オトさんのところから、こちらに…」
と指示を出して下さった、その方。
そもそも、なんで、アヤナさん、じゃなく、オトさん、なんだろう。
でも、そのときから感じいいなぁって思ってたの。
そしたら、解散になる時、わざわざ、いろんな会を回って、
「明日もよろしくお願いします」
って…。
もう、びっくり。
そんなこと言われたことないもんだから、一同、ぽーっとなっちゃった。
そしたら、その「明日」の千秋楽の出には、もっと偉そうな関西のおっちゃん…風の方が、
トレンチコートのポケットに手を突っ込んで、見回りされてました。
そして、ガードが入るタイミングに、荷物だけが置き去りにされているのが発覚。
居る人たちは、立上がり、ガードに場所を譲って、後ろに下がっていくタイミング。
「この持ち主はどこや?」
周りの皆さんは、あわあわあわあわ。
「この時間におらんのが、いかんのや。かまへん、移動さして」
警備員さんに、シートや椅子や、荷物を移動するように指示。
ざわつく人々に、
「ええな?警備が、移動させたんや。帰って来たら言っとき」
と、宣言するみたいに述べ…最後のキメ台詞が、
「わしは、この3000人を背負ってるんや!」
背負ってるって言うたんか、任されてるって言うたんか、仕切ってるって言うたんか忘れてしもうたけど(笑)、
もう、とにかく、格好よかった!
思わず、みんな目がハートになったもん。
私なんか、「格好いいっ」と囁いてしまい、もしかしたらご本人に聞こえてしまったかも。
いやはや、参ったわ。素敵すぎ!
その後のガードも、みんなの間で、繰り返し彼の発言がリピートされ、
なんとなく励みみたいになってたよね。
そんな出来事から、時間はゆらりゆらりと過ぎて行きました。
サヨナラショーが、このくらいでしょ?
やめる人が沢山だから、ま、大階段降りるのに時間はかかるよね。
カーテンコール…
うん、きっと何回もあるんだろうな。
あるんだろうねぇ。
あるんだろうけれど??
さよならショーがはじまってから、
1時間を遥かに過ぎても、観客がでてくる気配が全くないのは、一体どういうことなんだろ?
一体中で何が行われてるんだろ??
だんだん、みんながじりじりして来た時…
私は、自分の目の前を走って横切った人に、はっとなりました。
あっあの人はっ!
隣りのTHちゃんをつついて、言う。
「かしちゃんとこの代表さんっ」
THちゃんは、のんびりと、
「そうなんですかぁ」って感じだったけど、
私はその後、油断なく、代表さんをみつめてました。
だって、楽屋口の近くにいらっしゃるってことは、さぁ?
案の定、しばらく見守っていたら、
お電話をとり、さっと楽屋口に向かって動いた。
あっ!かしちゃんっっっ。
私は咄嗟に、THちゃんを…ばしっと殴り付け、
(あれは叩いたって感じじゃなかった。ごめんねー。苦笑)
「かしちゃんっ!」
と鋭く囁いた。
その私の声に、周りからじわじわと、「かしちゃんだっ」という声が伝わって行った…ような気がする。
かしちゃんがこちらに近付いてきた!と思ったら、なんと、代表さんと二人して走り出しました。
走る?日比谷で??
かしちゃんは、ぴよーんと後ろに伸びた感じの黒いニット帽と、
黒いロングコートの裾をはためかせながら、
顎を引いて、小刻みにパタパタ歩を刻んで、
せっせと走って行かれました。
飛行機とか新幹線の時間がギリギリだったのかな?と思いついたのはだいぶ後のこと。
とにかく、その走るシルエットが、脳裏に焼き付いて離れない、未だに。
可愛いぃ!!!
かしちゃんの姿が見えなくなった後、思わず、私の口から出たのは、
「私の目的は終わったから。あとは、この勢いで、すべってく感じ?」
すると、私の後ろに居た、久しぶりのお友達は言いました。
「しぃっ!わかる、気持ちはわかるよ?わかるけどね(笑)(笑)」
「もう私は満たされたから。あとは何にも見えなくて構わないから」
見えない場所のガードでもなかったんだけども、でも私の目的は達成されました。
以上……
って終わるわけにゃいかないよね。
かしちゃんがお帰り遊ばされた後も、なかなか観客は出てこなかったんだから。
何にも始まっちゃいなかった…って、なんだかすごいよね。
でも、私は満たされてたから、きっとみんなより、辛くなかっただろうと思います。
みんな、ごめんねーえへへへへ。
結局、観客の皆様が出ていらしたのは、
さよならショーがはじまってから、2時間を過ぎてたよね。
びっくりだよ。
観劇されてた方が、ガードに入ってらしたので、
一体何が長かったのか、きいてみました。
カーテンコールで、退団者みんなにコメントを求めたりしたんですって?
ああーあの人数でそれをやったら、長いはずだなぁ。。。となんだか納得。
だけど、ショーの始めから考えたら3時間近くの間、
皆さんお手洗いはどうされたんだろ?
…すいません、こんな記念すべき日のことに、聞くことじゃなかったかも(笑)。
でも、なんか素朴に疑問がふつふつと…。
しかし、優しいその方は、ちゃんと答えて下さいました。
やっぱり、途中抜けして、お手洗いに行かれた方は、ぱらぱらいらしたんですって。
なんか安心した!
でもさ、他人のお手洗いの心配してる場合じゃないよね、考えたら。
私たちが、車道に居た時間は、それより長かったんだから!(笑)
つづく。
ちゃんと、私たちが誰のファン会かわかっていて、
「オトさんのところから、こちらに…」
と指示を出して下さった、その方。
そもそも、なんで、アヤナさん、じゃなく、オトさん、なんだろう。
でも、そのときから感じいいなぁって思ってたの。
そしたら、解散になる時、わざわざ、いろんな会を回って、
「明日もよろしくお願いします」
って…。
もう、びっくり。
そんなこと言われたことないもんだから、一同、ぽーっとなっちゃった。
そしたら、その「明日」の千秋楽の出には、もっと偉そうな関西のおっちゃん…風の方が、
トレンチコートのポケットに手を突っ込んで、見回りされてました。
そして、ガードが入るタイミングに、荷物だけが置き去りにされているのが発覚。
居る人たちは、立上がり、ガードに場所を譲って、後ろに下がっていくタイミング。
「この持ち主はどこや?」
周りの皆さんは、あわあわあわあわ。
「この時間におらんのが、いかんのや。かまへん、移動さして」
警備員さんに、シートや椅子や、荷物を移動するように指示。
ざわつく人々に、
「ええな?警備が、移動させたんや。帰って来たら言っとき」
と、宣言するみたいに述べ…最後のキメ台詞が、
「わしは、この3000人を背負ってるんや!」
背負ってるって言うたんか、任されてるって言うたんか、仕切ってるって言うたんか忘れてしもうたけど(笑)、
もう、とにかく、格好よかった!
思わず、みんな目がハートになったもん。
私なんか、「格好いいっ」と囁いてしまい、もしかしたらご本人に聞こえてしまったかも。
いやはや、参ったわ。素敵すぎ!
その後のガードも、みんなの間で、繰り返し彼の発言がリピートされ、
なんとなく励みみたいになってたよね。
そんな出来事から、時間はゆらりゆらりと過ぎて行きました。
サヨナラショーが、このくらいでしょ?
やめる人が沢山だから、ま、大階段降りるのに時間はかかるよね。
カーテンコール…
うん、きっと何回もあるんだろうな。
あるんだろうねぇ。
あるんだろうけれど??
さよならショーがはじまってから、
1時間を遥かに過ぎても、観客がでてくる気配が全くないのは、一体どういうことなんだろ?
一体中で何が行われてるんだろ??
だんだん、みんながじりじりして来た時…
私は、自分の目の前を走って横切った人に、はっとなりました。
あっあの人はっ!
隣りのTHちゃんをつついて、言う。
「かしちゃんとこの代表さんっ」
THちゃんは、のんびりと、
「そうなんですかぁ」って感じだったけど、
私はその後、油断なく、代表さんをみつめてました。
だって、楽屋口の近くにいらっしゃるってことは、さぁ?
案の定、しばらく見守っていたら、
お電話をとり、さっと楽屋口に向かって動いた。
あっ!かしちゃんっっっ。
私は咄嗟に、THちゃんを…ばしっと殴り付け、
(あれは叩いたって感じじゃなかった。ごめんねー。苦笑)
「かしちゃんっ!」
と鋭く囁いた。
その私の声に、周りからじわじわと、「かしちゃんだっ」という声が伝わって行った…ような気がする。
かしちゃんがこちらに近付いてきた!と思ったら、なんと、代表さんと二人して走り出しました。
走る?日比谷で??
かしちゃんは、ぴよーんと後ろに伸びた感じの黒いニット帽と、
黒いロングコートの裾をはためかせながら、
顎を引いて、小刻みにパタパタ歩を刻んで、
せっせと走って行かれました。
飛行機とか新幹線の時間がギリギリだったのかな?と思いついたのはだいぶ後のこと。
とにかく、その走るシルエットが、脳裏に焼き付いて離れない、未だに。
可愛いぃ!!!
かしちゃんの姿が見えなくなった後、思わず、私の口から出たのは、
「私の目的は終わったから。あとは、この勢いで、すべってく感じ?」
すると、私の後ろに居た、久しぶりのお友達は言いました。
「しぃっ!わかる、気持ちはわかるよ?わかるけどね(笑)(笑)」
「もう私は満たされたから。あとは何にも見えなくて構わないから」
見えない場所のガードでもなかったんだけども、でも私の目的は達成されました。
以上……
って終わるわけにゃいかないよね。
かしちゃんがお帰り遊ばされた後も、なかなか観客は出てこなかったんだから。
何にも始まっちゃいなかった…って、なんだかすごいよね。
でも、私は満たされてたから、きっとみんなより、辛くなかっただろうと思います。
みんな、ごめんねーえへへへへ。
結局、観客の皆様が出ていらしたのは、
さよならショーがはじまってから、2時間を過ぎてたよね。
びっくりだよ。
観劇されてた方が、ガードに入ってらしたので、
一体何が長かったのか、きいてみました。
カーテンコールで、退団者みんなにコメントを求めたりしたんですって?
ああーあの人数でそれをやったら、長いはずだなぁ。。。となんだか納得。
だけど、ショーの始めから考えたら3時間近くの間、
皆さんお手洗いはどうされたんだろ?
…すいません、こんな記念すべき日のことに、聞くことじゃなかったかも(笑)。
でも、なんか素朴に疑問がふつふつと…。
しかし、優しいその方は、ちゃんと答えて下さいました。
やっぱり、途中抜けして、お手洗いに行かれた方は、ぱらぱらいらしたんですって。
なんか安心した!
でもさ、他人のお手洗いの心配してる場合じゃないよね、考えたら。
私たちが、車道に居た時間は、それより長かったんだから!(笑)
つづく。