はなうたまじりにひとりごと

私視線で、観て聴いて♪素直に気ままに我儘に。主に宝塚の舞台のこと、その他諸々?についてお喋りを。

雪千秋楽の思ひ出☆4

2006-12-28 18:59:49 | Weblog
伊☆屋さんを目指して、歩き出したはいいんだけど、
腹が立つくらい、銀座は混雑していました。
こんな路地まで、どうして人でいっぱいなのさ?
私たちは時間に追われているから、のんびりお散歩を楽しむ方々とは、歩く速さが合わないのです。
歩きにくいっ!

途端に私はご機嫌斜め。
「んもうっ。なんでこんなに混んでるのっ」
って言ったらば、某ちゃんは、
「日曜だからじゃないですか」
って言う。
ちょっと待って?普通の日曜は、こんなところは混まないんだよ!
「クリスマスだからじゃなくて?」
「あ…そうか、忘れてました!」
けらけらけらと笑う某ちゃん。
あのさ、街はこれでもかってくらいにクリスマスの装飾になってますけども?
ああ…おとめがこんなことでいいのかしら?
確かに、私たちは、ちっともクリスマスイヴらしい過ごし方なんか、出来てないものね。

しばらく歩いて、今度は、さっきは離れ気味だったTHちゃんに聞いてみた。
「なんでこんなに混んでるんだと思う?」
そしたら、THちゃんは、
「クリスマスだからじゃないですか」
正解です。(笑)

伊東☆さんも、ご多分に漏れず、とっても混んでました。
人の波を縫って、階段を降りても…無いのですよ、思うようなものは!
じゃあ、どこへ行ってみようか?
博品☆はどうだろう、ということになり、行ってみたけど、ない。
ていうかさぁ、クリスマスのせいじゃないかと思うのよ。
クリスマス用品のおかげで…多分展示内容が違うんじゃないかな?

てくてく歩きながら、お互いをいたわり合う、THちゃんたち。
「歩くのは平気ですか?」
「大丈夫?THちゃん??」
確かにTHちゃんの場合…疲れだけではなく、別の心配もあるからなぁ。
「私、迷子になりやすいので」
あ…自分で言っちゃった…。
でも案外大丈夫だと思うんだ。
多分人込みでも、私を見つけるのは簡単だから。(苦笑)

半分よれよれしながら、銀座を縦断したのに、成果なし。
時間をみれば、もう一時間しかありません。
他に、心当たりもないし、とにかく日比谷に戻らなくちゃ。
「でも、ケーキ食べてないねぇ」
と言うと、
「いいですよ、別に」
とTHちゃん。
えええ、だって、THちゃんがケーキって言ったのに!
せめて、少しでもクリスマスっぽい過ごし方をしとこうよ?

あと、しなければならないことは、

※キャ☆ルに、かしちゃんのブロマイドを取りにいくこと。(意地でも入手したいらしい)
※カイロを装着すること。
※ケーキを食べること。

さぁ、どうする?
頭の中で、時間計算、時間計算。
コリドー街が近付いて来て、私は決めた!
「ケーキ食べに行こう!」
「えっ時間大丈夫ですか?」
「平気だよ。お店で交代でお手洗いも借りて、カイロも貼ろう」
ケーキもお手軽価格だし、ケーキがダメな某ちゃんには、クレープもあるお店。
そういえば、ここも今回の公演では、はじめて来たよね。

お店に入って、まず私たちの目が行ってしまったのは、何よりパスタでした。
そうか、これからどれだけ外に居なくてはならないかはわからない。
腹が減っては戦は…だね。
ということで、お昼ご飯を食べてないんだし、と、パスタを頼み、
更にTHちゃんは普通サイズのケーキを、私は一口サイズのケーキをオーダーしたのでした。
さぁ、時間は15分しかないぞ?
食べて、貼って(笑)、、、結構ギリギリでした。
みんな、頑張ったね(涙)。

あわあわもたもたしてる私のお皿も、二人は片付けてくれて、
私たちはお店を飛び出しました。
途中コンビニに寄って、ちょっと買い物。
先に会計した私は、先にキャト☆に。

そしたら、運良く、レジに行列はなくて、
ああよかった、みんなが来る頃には、精算も終わり、ちょっとよそのお店も覗いて、集合場所に行かれるわ!
なぁんて思ったら、
そんなに甘くは無かった。

キャ☆ルの新しい店員さんと思われる方は、
まず、どこに私のブロマイドがあるかを見つけるのに苦労し、
私の控えを探すのに苦労し、
ブロマイドを梱包するのに苦労し、
梱包した箱を入れる袋を決めるのに苦労されたのでした。
ああ……!
ギリギリ行動でなくてよかったよ。

おかげで、私の後ろには長い行列が出来ておりました。
ああ、私の後から来た方々、お気の毒に。
もっと気の毒なのは、店の外で、今か今かと待ってるお二人でしたよ。
ホントに申し訳ありませんでした。

もう一つ、私はわかってなかったことがありました。
これ…パウチかかって無かったんだね!
勝手にパウチ化されてると思い込んでたわ。
だから、この特大写真は、緩く巻いて、細長い直方体の段ボールにいれられておりました。
う…邪魔じゃん。
キャトルの紙袋は横長で、斜めに段ボール箱が入る感じ。
私は、大きな紙袋を持参していて、正解でした。
正解だって思ったんだけど、ねぇ…(苦笑)。
事態は、何もかも想像以上だったのでありますよ。


とにかく、なんとかかんとか、かしちゃんのブロマイドを入手したので、
とりあえずは、Lちゃんふぁん倶楽部の会服を諦め切れなくて、
ちょっとだけシャンテの中のお店を覗かせてもらい(敢え無く玉砕だったけど)、
それで、時間には、みんなできっちり集合場所に行ったのでした。

で、集合だからって、ひろみ会の会服を取り出して、バッグを覗いてみたら、
ありゃ?なんか、足りなくない??
「ああっ!暖かい物(ショールのこと)がないっ」
そう、モヘアのショールが無いのです。
一体どこで迷子にしちゃったんだろ。
多分、パスタを食べた時にはあったと思うんだよね。

「探してきたら?」
と、某ちゃんに言われたけど、一応集まっちゃってるしなぁ…。
しかし、シャンテの通路に淋しく丸まって落ちてる姿を想像したら、
なんだかショールが可哀相になってきた。
長年使ってるので、正方形は保てなくなってるけど、
軽くてコンパクトなのに、結構暖かくて、更に全く毛玉にならない、よい子なんですよ。
朝も、風に吹かれる中、あってよかったなと思ったのでした。

とりあえず、今ならまだ抜けても平気かな?
と思い直し、
某ちゃんに荷物を預けて、抜けて、
走ってぐるっとシャンテを回ってみました。

でも…
ありませんでした。
これ以上は、前の足跡は辿れない…と判断し、とにかくみんなのところへ戻ったのです。
すると、某ちゃんが、とっても心配していてくれました。
「無かった」
って言ったら、とっても悲しそうな顔をしてくれたの。
だけど、明日(25日)、シャンテのインフォメと、コンビニと、パスタのお店で聞いてみるからって言ったら、
是非、そうして下さいって。
うん、と、お約束。

でも、その実私は、
朝、かしちゃんを目撃出来たことの代償なんだったら、
諦められるかな、なんて思ってました。
何しろ、長いこと使ってるんだから、減価償却は終わってるはず。
…って、そういう問題じゃないか?(笑)

そんな感じで、怒濤のガードは、
ゆっくりと…ほんとにゆっくりと、スタートしたのでありました。


つづく。


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