<コメント>
今度はANAの無資格整備が発覚。昨年9月~10月に整備した機材はフレーターと呼ばれるB767貨物機。11名の無資格者が整備を行っていた。
この整備士は、B767型機の整備資格を持っていたが、貨物機の資格が発令されていなかった(資格試験には合格している)。
どうやら、資格試験に合格した後の資格発令がなされていなかったようだが、問題は整備を行った未発令者が、「資格を持っているエンジンと同じだから大丈夫だろう」と、監督者に資格なしを報告しなかった事、また監督者も「当然資格がある」と思いこんだのか、確認をしていなかった事。
どうしてこう、自分に都合良い考えで動いてしまうのだろう。『楽だから』そうなるのだろうが飛行の安全を支える重要な整備、チェックする事はする、申告する事はするを徹底して頂きたい。
全日空 また無資格整備 国交省が改善指導 2月19日8時3分配信 産経新聞
全日空の整備士が資格のない航空機の機種を整備し、監督者も気づかずに整備確認を出していたとして国土交通省が同社を行政指導していたことが18日、分かった。同社は昨年、整備士11人が資格のない機種の整備確認をしていたとして国交省から厳重注意を受けており、資格管理のあり方が改めて問われそうだ。
同社では機種ごとに整備資格が必要だが国交省などによると、この整備士は昨年9、10月に資格のないボーイング767フレーター(貨物専用機)のエンジンなどを整備していた。作業の確認主任者はこの整備士がフレーター機の資格を有していないことを見逃し、同機の整備終了を証明する整備確認を出していた。同社の安全総点検で発覚、昨年12月25日に国交省に報告した。
整備士はボーイング767の整備資格を有し、フレーター機の整備試験にも合格していたが資格は発令されていなかった。
整備士はフレーター機の整備資格がないことを認識していたが、ボーイング767とエンジンが同じで、普段の整備と変わらなかったため確認主任者に申し出なかったらしい。
無資格者が行った整備に確認を出すことは航空法に抵触する恐れがあり国交省では同社を改善指導した。
全日空では「試験には合格しており技術上の問題はなかったと考えるが、社内手続きに不備があったことは重く受け止めており再発防止を徹底したい」と話している。
今度はANAの無資格整備が発覚。昨年9月~10月に整備した機材はフレーターと呼ばれるB767貨物機。11名の無資格者が整備を行っていた。
この整備士は、B767型機の整備資格を持っていたが、貨物機の資格が発令されていなかった(資格試験には合格している)。
どうやら、資格試験に合格した後の資格発令がなされていなかったようだが、問題は整備を行った未発令者が、「資格を持っているエンジンと同じだから大丈夫だろう」と、監督者に資格なしを報告しなかった事、また監督者も「当然資格がある」と思いこんだのか、確認をしていなかった事。
どうしてこう、自分に都合良い考えで動いてしまうのだろう。『楽だから』そうなるのだろうが飛行の安全を支える重要な整備、チェックする事はする、申告する事はするを徹底して頂きたい。
全日空 また無資格整備 国交省が改善指導 2月19日8時3分配信 産経新聞
全日空の整備士が資格のない航空機の機種を整備し、監督者も気づかずに整備確認を出していたとして国土交通省が同社を行政指導していたことが18日、分かった。同社は昨年、整備士11人が資格のない機種の整備確認をしていたとして国交省から厳重注意を受けており、資格管理のあり方が改めて問われそうだ。
同社では機種ごとに整備資格が必要だが国交省などによると、この整備士は昨年9、10月に資格のないボーイング767フレーター(貨物専用機)のエンジンなどを整備していた。作業の確認主任者はこの整備士がフレーター機の資格を有していないことを見逃し、同機の整備終了を証明する整備確認を出していた。同社の安全総点検で発覚、昨年12月25日に国交省に報告した。
整備士はボーイング767の整備資格を有し、フレーター機の整備試験にも合格していたが資格は発令されていなかった。
整備士はフレーター機の整備資格がないことを認識していたが、ボーイング767とエンジンが同じで、普段の整備と変わらなかったため確認主任者に申し出なかったらしい。
無資格者が行った整備に確認を出すことは航空法に抵触する恐れがあり国交省では同社を改善指導した。
全日空では「試験には合格しており技術上の問題はなかったと考えるが、社内手続きに不備があったことは重く受け止めており再発防止を徹底したい」と話している。