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僕の消灯時間まで

ブログの引越しをしました。
愛する方々へ、遺書のように。

なんか南下

2015-04-01 21:56:27 | 日記
蕎麦を鱈腹食べた僕たちは、南下しました。
「旅もいいけど、冒険的なさ、なんかそんなさ、刺激がさ…」
「欲しいのね。承知しました。龍泉洞に行こう。南下します。」
「なんかします?」
「南下。南へと向かうよ。」
遠かった。

「君、うわっぱりは?」
「ないよ。」
「作業ジャンパーでもいいね。超あったかいし。」
「あったかいんだから~」


「父さん、水飲もう。」
「全く喉が乾いてなくても?」
「ご利益ありそう。」
「どーぞ。」


さぁ行くぞ!
寒かった!


うとぅくすぃー。


うとぅくすぃー。


うとぅくすぃー。


少し怖~い。
コウモリの群れが怖かった…。
急にバサバサバサ~ッて。


狭くて怖~い。


うとぅくすぃー。


明るいとホッとするね。


体が冷えきったので、温泉に。


風呂上がりに、
「トイレ行ってくる!」
と言うので、その間にサイダーを買ってあげました。
喜ぶかしら?


喜んでます。


「もっと、なんかした~い!」
とのことなので、遠野に向かいました。

道中。
怪奇現象が起こって本当に二人でビビった。
遠野の山奥で、急に濃霧が発生。
寝ていた息子が突然起きます。
「すごい霧だね。」
「う~ん。な~んも見えないね。辺りは真っ暗だしね。」
その後です。
白い竜巻のような光が、大きな人の足のように地上まで伸びてきて、のしのしと車の前を歩くのです。
本当なのです。

ま、それだけです。

宿に到着です。
安かったのに、スゲー立派!
ラッキー!
超ラッキー!


お茶でカンパーイ!


ゴハンもりもり。
僕の分まで食べてくれます。


部屋に行こ~!


サイダーが残ってるぞ~!
カンパーイ!
ビスコとサイダー最高!


また、風呂に入るぞ~!


ザイオンもお疲れ。
ありがとうね。
仕事から真っ直ぐ来たもんね。


そのため。
僕の靴は、超きったねぇ!


コメント (4)
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ごはん、ごはん。

2015-04-01 12:45:27 | 日記
朝ごはんがウニいくら丼。
おぼっちゃまくんか!


八戸にはお友達がいます。
ケンちゃんです。


車の中で「アンジュール」というショートムービーを観て、感動して泣いてる子。
いい奴だなぁ君は。


蕎麦を打ちます。
「おいおい待てよ小僧。」
「へ?」
「蕎麦を打ったら、食うんじゃね?」
「食べようよ、お蕎麦。」
「押忍。」
よし!
頑張れ!
出来る限り美味しく頼むぞ。


イケイケ~い!


僕ぁ、このエプロンのせいでやる気ナッスィング。
クマたんのエプロン。


「なるべく細く頼むぜ?」
「やってんだけどさ。」
「うどんじゃねぇかよ、それじゃ。」
「フィットチーネだよ。」
「おしゃれ。」


上手くなってきました。


「食べますか。」
「頂きましょう。」


「…。」
「ご馳走さまでした。」
「美味しさの向こう側まで来たね。」
「もう、フリスクもいらない。」
「ケンちゃん、連れて来れば良かったね。」
「確かに。」


おばちゃん達が笑っていた。
「全部食べたの??」
「はい、食べ物を無駄には出来ませんので。」
「4~5人前あるんだよ。あっはっは。」
「今、世界で一番どうでもいいもの。それは蕎麦です。」
「父さん?!」
「面白いお父さんだねぇ、いいねぇ二人旅。」
「はい、誇りに思います。」

そして、そば粉と打ち粉を買いました。
家で弟に打つそうです。

さぁ、ドンドン行こう!
コメント (2)
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いやぁ間一髪

2015-04-01 06:46:12 | 日記
押忍、おはようございます。

宿が取れました。
奇跡的に日付けが変わる前に八戸に着きましたよ~い。
今日は何をしようかな?
まぁ急ぐ旅でもない。
ノンビリ適当に行きましょ~!

二段ベッドの安宿に泊まりま~す。


「父さん、いいね!」
「なにが?」
「この雰囲気です。」
「応援団の遠征は、大体こんな感じのとこに泊まるよ。大事なお金だからね。どうせ寝るだけだしね。」
「ふーん。ほほー。」
聞いてないや。
逆上がりしようとしてる。
出来てないし。
父さんは軽々です。
悔しかったみたい。
「靴下脱いだら?アホみたいだよ?」


「父さん?」
「寝ろよ!ビックリするわ!」


「寝ろ~。明日も遊ぶんだぞ?力の限り。」


「眠くないんだよね。」
「あれだけ寝てればね。」
「今、そちらへ降ります。」
「なんで。」
「楽しくて眠れるはずがない。」


「アキレス腱固めぇ!」
「効かぬのだ、トキ。」


おやすみ、禅。
君が卒業したら二人きりで旅に出ようと約束をしていた。
その約束を果たしに来たのだ。

7年前。
二人きりでバイクでキャンプに行ったことがある。
小学生になる前に、と思って。
夏だったから誕生日前の君はまだ5歳だった。


僕の中では変わらない気がしてる。


君が撮ってくれた写真。


君に作ったカレー。


ほら変わらない。


ほら。
変わらない。


さ!
今日はなにすっかなぁ!!

こいつが寝てるうちにガソリンを満タンにしてくるか。
ひひひ。
コメント (1)
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