今日は、永井くんの結婚式だ。
それが終わったら、うらのっちの結婚式二次会に。
永井くんは仙台で。
うらのっちは東京で。
永井くんには、本当に助けてもらった。彼はスコップ団。
彼の父さんは医師会の会長。破傷風の予防接種の時にも世話になった。
永井くんは床下だろうが何処だろうが潜り込み、閉所恐怖症の僕は本当に助かったものです。
彼には兄貴がいて、元々、兄貴の方と仲が良かった。
うらのっちは、団長ツナギを作ってくれた彼です。
何度かスコップにも来てくれた。
言葉を失いながら、柄にもなく、彼は何かを学び何かを伝えようとしているかに見えた。
お互いに思ったろうね。
「柄悪い!」
いいよ、いいよ。
見た目や言葉遣いで人や物事を判断する時ではなかった。
心からの言葉と行動のみが、謝罪に似た感覚で世に出たものだ。
感謝の気持ちを最初に漢字にした人。
素敵だね。
謝りたいくらいの反省の先の感情が感謝だ。
成長をした、若しくは成長を約束した反省と共に出てくる「ありがとう」が感謝だ。
風邪をひくと、健康の有り難みに気付く。
どうやら似ている。
結婚式の両親への手紙がどうも苦手だ。
感謝を述べるやつです。
あれこそ、ごめんなさいの連続じゃないか。
「あの時の事を覚えてますか?あの時はごめんね。年頃だった私は優しく出来なくて。それでも、大切にここまで育ててくれてありがとう。愛してくれて、ありがとう。そして、最後に。
ごめんなさい。」
心がこもってるからコチラも泣いてしまうわい。
それが始まる前にお暇しちゃおうかしら?
とにかく、ウワベだけありがとうありがとう言ってる奴は信用ならん。
それが分かる人が、僕は好きだ。