先日の東京新聞の記事でクリスティーン・ブライデンという方を初めて知りました。
この人は一体何者なのかといいますと。
厚生労働省から勝手に引用すると…
※ クリスティーン・ブライデン(クリスティーン・ボーデン)氏
1995年に46歳でアルツハイマー病の診断を受け、翌年、首相・内閣府第一次官補を最後にオーストラリア政府を退職。診断前後の自らの経験をまとめて、1998年に「Who will be when I die?(私は誰になっていくの?)」を出版する。1998年に再婚、クリスティーン・ブライデンとなる。
現在、国際痴呆症支援ネットワーク、オーストラリアアルツハイマー病国家プログラム運営委員会のメンバーとして活躍。
…これだけでは何がすごいか分からない。
むしろここやここ(新聞記事のスキャン)の方が分かりやすそう。
要するに、痴呆を外部からでなく、内部から語ることができる人なのです。
介護関係の書籍は数多く出ていますが、痴呆に関してはどうしても経験則的な対応になりがちです。
「敬意を払って接する」とか「楽しいことは忘れても悔しいことは覚えている」などが有名な原則ですが、痴呆も重度になってくると、タブーなはずのいわゆる「ちゃん付け」対応の方が良好な反応を得られることもある。
しかし痴呆の方から昔話や表面的な感情を聞く事はできても、それ以上の心理状態を問うことは難しいのが普通です。
それが「ああ言われたらこう思う」「今の行動はこんな気持ちでやっている」などと、痴呆の方が自ら心情を吐露できたらどれだけ素晴らしいことか。
そんな理想的なことをやってのけているのがクリスティーン氏なのです(らしいです)。
近々、ぜひこの人の本を読んでみたいと思っています。
#そんなことを書いていたら極東ブログ様の書評を見つけました。
これはますます読みたくなりますね。
この人は一体何者なのかといいますと。
厚生労働省から勝手に引用すると…
※ クリスティーン・ブライデン(クリスティーン・ボーデン)氏
1995年に46歳でアルツハイマー病の診断を受け、翌年、首相・内閣府第一次官補を最後にオーストラリア政府を退職。診断前後の自らの経験をまとめて、1998年に「Who will be when I die?(私は誰になっていくの?)」を出版する。1998年に再婚、クリスティーン・ブライデンとなる。
現在、国際痴呆症支援ネットワーク、オーストラリアアルツハイマー病国家プログラム運営委員会のメンバーとして活躍。
…これだけでは何がすごいか分からない。
むしろここやここ(新聞記事のスキャン)の方が分かりやすそう。
要するに、痴呆を外部からでなく、内部から語ることができる人なのです。
介護関係の書籍は数多く出ていますが、痴呆に関してはどうしても経験則的な対応になりがちです。
「敬意を払って接する」とか「楽しいことは忘れても悔しいことは覚えている」などが有名な原則ですが、痴呆も重度になってくると、タブーなはずのいわゆる「ちゃん付け」対応の方が良好な反応を得られることもある。
しかし痴呆の方から昔話や表面的な感情を聞く事はできても、それ以上の心理状態を問うことは難しいのが普通です。
それが「ああ言われたらこう思う」「今の行動はこんな気持ちでやっている」などと、痴呆の方が自ら心情を吐露できたらどれだけ素晴らしいことか。
そんな理想的なことをやってのけているのがクリスティーン氏なのです(らしいです)。
近々、ぜひこの人の本を読んでみたいと思っています。
#そんなことを書いていたら極東ブログ様の書評を見つけました。
これはますます読みたくなりますね。