エチュードの頃

思いつきを書きとめておくために。

遅まきながら、IEEE1394

2009-07-11 | PC・小物
ビデオカメラによる録画ライブラリを何とかしようという話です。


さすがに手持ちのHi8ビデオカメラがヘタり始め、昔撮ったカセットを入れても素直に再生できなくなってきました。

再生ボタンを押すと、数秒回ってエラーストップ。
イジェクト。
またセットして再生。ストップ。
イジェクト、再度セット。
早送りしてみる。ストップ。
イジェクト、セット、また早送り。
今度は回りだした…
最後まで巻き取ったのを確認、改めて巻き戻し。

試行錯誤のあげく、1時間ほど経ってようやく再生に成功したりします。


我が家で現役のMiniDV規格ですら存続がもう危うい?今日この頃、遅まきながらそろそろカセットの記録をPCに取り込みしといた方が良いのではないかと思い始めました。
昔書いた記事がいよいよ現実になってきたわけです)


で、必要になるのがIEEE1394ポートなわけですが、あいにくウチのDimension4700Cには付いてない。
購入時にはまさかビデオ編集まで手が回るまい(必要になったら後付けで良かろう)と考えてオプションを付けなかったものです。


ところがいざ増設しようとすると、ネット上ではすでに悪評の嵐。

時代の先取りかコストダウンか、PCI Expressバススロットしか用意されていないのです。
PCIスロットが使えればヤフオク等で中古カードが結構見つかるのですが、PCIEとなると対応製品も少なく流通量も少なく、実質的に新品を購入するほかないのが現状です。
その上カードの認識がどうだこうだ、電源からコネクタが分岐できないとか何とか、といろいろ危ない情報が検索されます。

調査の結果、認識についてはBIOSのバージョンアップで対応できること、電源分岐については増設するIEEE1394ポートから電源を供給するような機器(ACアダプタレスの外付けHDDなど)を使用するのでなければ特に必要ないこと、等が判明しひとまず胸をなで下ろしました。


それで購入したのは最近何かと縁のあるplanex、PL-FW100PE「爆速王」。
調査時に最も安価だったもの。

取り付けはそう面倒でもなく、ただロープロファイルなので唯一ブラケットの付け替えに手間がかかった程度。
起動後の認識も特に問題なし。
なおメモリは少し前に、当初の256MB×1枚から1GB×2枚構成に交換してあります。


早速、実験でDVカセット60分1本を取り込んでみます。
ソフトはひとまず標準で入っているWindowsムービーメーカーを使いました。

ウィザードに素直に従い(一部は独断しつつ)、取り込み開始。
当然1倍速なので撮影時間イコール取り込み時間です。


取り込み結果はまずまず。というかベストな状態がどんなものか知らないので良しとします。

撮ってる時は結構場面を選んで無駄回ししないよう心得ているにもかかわらず、後から観ると飛ばしたい部分はかなりあるもの。
やはり編集作業が必要だしやってみたい、のですが、
ここは何よりもまずテープデバイス再生機器が生きているうちの取り込み作業が先決でしょう。


…が。
およそ1時間の映像をavi形式にして12~13GB。
MiniDVカセット(60分)が20本位。
Hi8カセット(120分)も同じ位。
あっという間にHDDが一杯になるどころか全然容量が足りません。

編集しながらDVDに焼いたとて、やはり劣化前のデータは残しておきたいし。
そうするとついにテラバイト級HDDの購入が視野に入ってくるか…いやはや。



まったく、媒体が劣化してるわけでもないのに複製を強いられる現状をどう嘆けば良いのやら。
コメント (4)
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