エチュードの頃

思いつきを書きとめておくために。

硝子のキッス - 30年の時を超えて

2024-04-30 | TV・音楽
ある日、何の流れだったかYoutubeのオススメに姫乃樹リカさんの名前が挙がってきて、ついつい視聴。
2019年のライブだそうです。
 
歌声が昔のまんまだったのに驚いて、しばらく聴き入ってしまいまして。
 
姫乃樹リカさんというのは、ざっくり言うと1990年前後に活躍されたアイドル歌手です。
どういう方なのか興味のある方はネットで調べていただいて。
(「ググって」はすでに死語なんだそうですね…)
 
ちなみに当時はこのような雰囲気でした。
 

姫乃樹リカ「もっとHurry Up!」

姫乃樹リカ「もっとHurry Up!」 [音楽・サウンド] 姫乃樹リカの3rdシングルで日通海外ペリカン便のCMソング。語尾をしゃくり上げるいわゆるアイドル歌...

ニコニコ動画

 
これが年中メディアに顔を出す方だったら、特に何とも思いません。
しかし長いことお見掛けしなかったもので、これだけの時を経ても声が脳内イメージそのままだったのがものすごく新鮮だったので。
 
思えば、あれから30年。
不意に
「お互いに今までよくぞ生きてきたものよなあ」
みたいな、妙な感慨が湧いてきたんですよ。
(ただの視聴者の立場ゆえ、極めて一方的な感想なのはご勘弁ください)
 
 
同時に思い出したのが、昨年暮れのキャンディーズ。
紅白に46年ぶりに出場したというのを後から知って、NHKプラスで観ました。
親衛隊の方々が話題になりましたが、伊藤蘭さんも親衛隊も、同じく歳を重ねてもあの空間は確かに70年代と何も変わっていませんでした。
 
 
自分が歳を取ってくると、かつては分からなかったことが徐々に分かるようになってきますね。
 
かつて親が懐メロ番組を喜んで観ていた時、迷惑に感じると同時に「全盛期に比べればどうしても衰えを感じてしまうのに何故今の姿を嬉しがってるんだろう」などと思ってしまったものですが、今なら分かる。
 
全盛期の映像は、懐かしく思い出に浸れるもの。
現在の映像は、各々が生きてきた証を得られるもの。
コメント
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