エチュードの頃

思いつきを書きとめておくために。

Rakuten Mini購入(その7)~低温エラーで充電できない

2022-09-10 | PC・小物


というわけで交換作業自体は一応完了したのですが、充電を始めてみるとどうも挙動がおかしい。
充電時に点灯する赤ランプが1分ほどで消灯してしまうのです。

初めて見る「Temperature is too low,phone will stop charging」というエラー表示が出ることも。



古いバッテリーに戻すと正しく充電動作に入るので、購入したバッテリーに問題があるのは間違いないようです。

温度エラーにはなるものの、充電できさえすれば保ちはすごくいいのです。
交換直前は、朝100%なのが昼には50%台になっていることも珍しくなく、1日3回以上の充電を余儀なくされていたのが交換後は夜までしっかり保ちます。


当然に返品交換を要求したいところですが、どうも Aliexpress でのやり取りは結構面倒くさいらしい。
これでもし交渉がこじれて長期化しても嫌だし、かといってバッテリーを試しにもう1個買ってみる…というのも、そもそもバカ安で入手できた点が唯一無二の魅力だった Rakuten Mini にこれ以上コストを掛けても仕方ないわけで。
その上、ここのところ電源ボタンの反応が悪くなったり、アプリの応答速度が気になったりと若干の厳しさを感じていたところでもありましたし…

それならば、とっとと Rakuten Hand か何かを買ってしまう方があらゆる面で快適に思えます。


そんな感じに今後の方向性を見定めつつも、中途半端に復活を遂げた Rakuten Mini を何とか救うべく方策を考えてみました。

アプリ Bamowi を入れて調べてみると、何もしていない時で0℃前後と表示されます。
ちなみに以前のバッテリーでは30℃程度。

メールやブラウザなどを適当に数分操作するうちに温度が上がり、充電が再開されます。そのしきい値は4℃のようでした。もちろん、これで充電が始まっても温度が下がるとまた充電が止まってしまいます。


もちろん使いながら充電する分にはいいんですが、充電だけして放置する場合は困ります。
MacroDroid を使えば、充電開始時に何か負荷をかける動作を勝手に実行させることで充電を遂行できそうです。


手始めに「画面消灯をOFFにする」マクロを作ってみましたが、その程度では温度低下を食い止められませんでした。
YouTubeあたりを再生させれば十分な負荷になります。しかし外出時などはそのためにギガを食うことになるのも勿体なく、ほうぼう探した挙句「CPUに一定の負荷をかけ続けるツール」という今回の目的にぴったりだった CpuRun というアプリを入れてみました。

標準設定だと少し熱くなりすぎる感じだったので、あれこれ試行錯誤して
ダミータスク数:4
ダミータスク起床間隔:40ms
CPU消費時間/スレッド回:29ms
4タスク毎の開始delay:34ms
CPUスリープ抑止:ON
としてみたところ、うまいこと充電を維持できました。
当然ですが環境によって、季節によって微調整する必要が出てきます。

このアプリはバックグラウンドに回ると効かなくなってしまうようで、充電中はフロントで表示させっぱなしにしておく必要があるようです。

ちなみに MacroDroid の設定は以下のとおりです。
(1)充電時設定
<トリガー>
・電源に接続時(指定なし)
<アクション>
・起動:CpuRun
・待機時間(遅延):4秒
・UI画面操作:クリック>アプリで自動判定>CpuRun画面の「Start」をタップ
・画面OFFまでの時間設定:なし(OFFにしない)
<条件>
・バッテリー残量の状態:95%未満のとき

(2)充電終了時
<トリガー>
・電源の切断時
・バッテリー残量の状態:指定残量への増加/減少時>100%まで増加
<アクション>
・UI画面操作:クリック>アプリで自動判定>CpuRun画面の「Stop」をタップ
・画面OFFまでの時間設定:15秒 ※デフォルトに戻す作業です。
・ホーム画面を表示
<条件>
なし


…てなわけで、これで一応充電できるようにはなったものの、他の方にはオススメできない特殊事例の覚え書きとなってしまいました。
ともあれこの状態でもう少し頑張ってみようと思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする